無線LANを11Mから54MにUPするぞ!
(H20.01.13)
ども、Dynaです。
昨年は 秋葉原の無線LAN状況を、いろいろと調べてみましたが、その後、ヨドバシカメラが月額380円で無線LANサービス
を開始するなど、まだまだホットな状況が続いていますね。さて、当方の無線LANシステムはと言うと、実はまだ11Mなんです。
そんな状況に煽られて、そろそろ54Mにアップしたくて、モンモンとしていたのでした。そんな折、新年初めの巡回で、じゃんぱ
らに、スシコの54M対応ルーターが¥2980で大量に販売されていました。新品箱入りです。これは年末にも横浜で見ています
のでかなり広範囲に販売されていると思います。この機種はルーターですが、MN7500の時の経験でアクセスポイントにも出来
ます。lこれは「ラッキーとばかりに」急遽購入しました。勿論、導入は成功したのですが、紆余曲折がありましたので、ここに報告
します。
1 目標
秋葉原での無線LAN使用目的は、お買い得情報を掲示板にアップしたり、お買い得か否かを確認するためです。
今は、RガーデンさんのPCを借りたり、公衆電話からダイアルアップで接続して調べたりしています。しかし、お店のインター
ネットを頻繁に借りるのも気が引けます。また、掲示板を利用するには公衆電話の33Kや56Kでも何とかなるのですが、イン
ターネットをガンガン使うとなると、遅くて役に立ちません。そこで、無線LANを導入したいのですが、今度はアクセスポイントの
問題が出てきますね。そんな折に、ヨドバシアキバの無線LANサービスが月額¥380で始まりましたので、導入しようと考えて
います。しかし、折角導入するならより早くしたいと思い、11Mの実験も終了したこともあって、この際に54Mにアップすること
にしました。偶然、第155回出動時に、じゃんぱらでシスコのルーターが¥2980新品でありましたので、即購入してみました。
頑張って、54Mにアップします。しかし、またトラブルがおきそうだなぁ。
2 Linksys 無線LANコンパクトルータ Wireless-G
このルーターは、昨年末、横浜のじゃんぱらで発見しました。その場でもほしかったのですが、なにせ年末。忙しくて、そんなこと
をしていたら、怒られてしまいます。ぐっと我慢していたら、新年に秋葉原のじゃんぱらでも大量に販売されました。ラッキーです。
さて、内容ですが、見てビックリ!小さいですー。それだけでも感激です。それは当然でしょう。なぜかというと、今まで使っていた
MN7500があまりにも大きかったからです。(でもお安かったこと・丈夫だったので納得ですが)
説明書もシンプルです。これが一番嬉しいですね。解説書等を全部読まないと作業を進められないようなお品は嫌ですね。取り
扱い説明書はCDの中に入っているのですが、概要だけクイックガイド1枚にまとまっています。実はその紙1枚でセットアップでき
ました。
(1)作業開始
作業はいたって簡単ですね。ルーターにLANケーブルを接続、それをPCに接続して設定をします。と言いたいのですが、家庭内
のPCで行うと生きているDHCPの関係で、ルーターのIP 192.168.1.1にアクセスできません。そこで、単独機(ノート等)に
直接接続してIEを立ち上げ、そこに「192.168.1.1」と入力してEnterすると、設定画面の入り口に入ります。そこにIDとPWを
入れれば良いのですが、不思議なことにリブレットで入れても、FMV6120で入れても最初は入れませんでした。不思議に思い、
クイックインストールガイドどおりにやったら成功しました。どうやら、再起動させるのがポイントだったようです。一応、書いておき
ます。
(2)接続
(無視すると入れないので、騙されたと思い確実にやりましょう)
・ルーターに電源をいれ、LANケーブルをルーターと単独PC(未起動)に接続します。
・ルーターが安定したら単独PCの電源を入れます。
(3)PC側の設定(Win98の場合)
・「コントロールパネル」>「ネットワーク」>「ネットワークの設定」>「現在のネットワークコンポーネント」>「TCP/IP>カードの名称」
>「プロパティ」 をクリック
・「IPアドレス」で「IPアドレスを自動取得」
・「ゲートウェイ」でなにも入力なし
・「DNS設定」で「DNSを使わない」を設定
・「OK」 再起動
(4)PC側の設定(WinXPの場合)
・「コントロールパネル」>「ネットワークとインターネット接続」>「ネットワーク接続」>「ローカルエリア接続」>「プロパティ」>
「インターネットプロトコル(TCP/IP)」>「プロパティ」
・「IPアドレスを自動取得」にチェック
・「DNSサーバーのアドレスを自動取得する」にチェック
・「OK」 再起動(した方がよさそう)
(5)ルーターへのアクセス
・単独PCを起動し、IEを立ち上げ、アドレス欄に 192.168.1.1と入力後 Enterします。
・入力画面が出たら次に進みます。出ない場合はここまでの作業を繰り返します。(当方は何回もするはめになりました)
・ユーザー名は「 」 空欄、PWは「admin」です。
(6)ルーターの設定
・セットアップ
DHCP>無効 設定保存
・ワイヤレス
基本設定 SSID「任意」 SSIDブロードキャスト>無効 設定保存
ワイヤレスセキュリティー WEP>64 バスフレーズ(パスワードらしい)>任意 デフォルト>1 設定保存
これでOKです。
3 接続結果
ルーターの設定は少々難儀したものの、結果的には簡単でした。これは以前のレポート、MN7500のレポートがあったから
です。ここでも書いていますが、今回はルーターのアクセスポイント部のみを使います。それ以外はお役ごめんですね。ここまで
の作業は、概ね1時間くらいでした。意外と簡単だと思ったので、この後も楽だと気を抜いてしまいました。その結果、とんでも
ないことが・・・・・。
その後、リブレットのウィルスセキュリティーのアップがされていないことに気が付き、サクッと行いました。すると、途中で、
新しいバージョンに書き換えると出て、前のを削除しました。その後に新しいのをダウンロードして、インストを始めたのですが
何と、途中で「内部エラー2353」が出て、止まってしまいます。いろいろ調べたり、はじめからやり直したのですが、どうしても
新しくインストできません。仕方ないので、一からインストすることにしました。その結果、もとに戻すのに大変苦労をしていまし
ました。
詳細はこちらに書いてあるとおり、無線LANカード、コレガのPCCB-11の設定をはじめからすることになりました。結構大変
でした。(間もなく使わなくなるのにです)
大まかに言うと次の作業を行います。
(1)PCCB-11のバージョンが1.2なので1.3にアップする。
(2) 〃 をOpen System認証対応にする。(ルーターは自動対応になってます。手法はこちら )
(3)IEを5.5から6.0にアップする。
以上で、何とか元に戻りましたが、かなり時間を取られました。
4 無線LANカード PCI GW-NS54GMZ
さて、ルーター(無線LANアクセスポイント)の準備はできました。リブレットの11bとしては上手く接続します。ということで、
54Mのカードを秋葉原に買いに行きました。中古でもジャンクでも良いのでお安い物を探しました。すると、インバースに
ジャンクで¥1500が、OTTO7号店には中古で¥2000が、新品はGENOに¥1899がありました。
当方としては、無線LANのトラブルを少しでも避けたいので、今回は新品購入としました。しかし、PCI、今までとは違うメー
カー。また用語が違うのだろうなと、ちょっぴり不安です。
(1) 無線LANカードのインスト
左がPCI GW-NS54GMZ(54M)、右がコレガPCCB-11(11b)
さて、これからセットアップです。簡単でしょうね、多分。解説書によると、まず、付属のCDからユーティリティーをインストし
てください。ですが、CDは無いから・・・・・HDDに落として、いや!CFで1GBだから・・・、確認するとあまり余裕がありません。
これは、困りました。無線LANカードを入れるカードドックは1個しかないので、そこにCDを接続することはできません・・・・・・。
そうだ、リブレットM3にはドックがあって、そこにUSBポートが1つあったはず、そこにUSBのCDDを付けましょう。
このUSBCDDには98用のドライバーが付いていたので、助かりました。これで、無線LANカードを挿したまま、CDを使えます。
そして、ユーティリティーをインストしました。つぎにカードを挿して、ドライバーを入れて完了です。
(2)無線LANカードの設定
さて、これから設定です。説明書は「らくらく・かんたん」と書いてありましたが、これがどうして 、結構時間がかかりました。
作業は次のとおりです。
・ユーティリティーを立ち上げる。
・「プロファイル管理」>「作成」
・プロファイル名に任意の名称をつける。
・SSIDにルーターと同じものを記入する。
・「接続タイプ」は「インフラストラクチャ 」を選択。>次へ 「セキュリティー」
・「モード」>自動、(当方は共通キーにしました)
・「セキュリティー」>WEP
・「Configure WEP Keys」を押す
・「キーフォーマット」>文字例(5文字)か16進数(10文字)
・「キー長」>64bit
・「キーの種類」(パスワード)>文字例なら5文字、16進数なら10文字を入れる。
(5文字例を16進数に変換すると10文字になる。どちらで入れても同じなのですが、
当方は上手く行かなかったので
16進数の10文字をしれたら即OKになりました。)
・次へ
・プロトコルが出ますが、そのままで 次へ
・左側のプロファイルのリストから、Defaultのチェックを外し、今作成した名称をチェックします。
・「プロファイルを適用する」>「ネットワークステータス」
・Connectを確認して、OKで終了。
以上で、終了です。
正直、コレガに慣れていたので、作業の量が多くて閉口しました。肝心な作業は同じなのに、何でこんなにタグが多い
のでしょうか。必要とは思えないものが、ものすごくあります。
逆に、電波状況のインジケーターが感覚的に合いません。コレガの方が好きですね。まあどちらでも良いですが。
実は、ここまでの作業は2日かかりになってしまいました。間違ったことをした記憶はないのですが、結果的にかなり時間が
かかったのです。どうも、パスワードが未だに理解していないかも知れません。土曜日の夜作業を始めて、動くようになったの
は、日曜日の午後でした。(勿論たっぷり寝ましたが)
5 速度調査
さて、お楽しみの速度調査です。当方は昔から インターネット SPEED TESTの1M を使っています。
その結果は次のとおりでした。なお、ADSLなので、同時にやらなければ比較する意味はありません。しかし、不可能なので
10回くらい速度調査した結果の平均値です。勿論、時間的なずれは調整できませんので、あくまでも参考程度のものです。
参考:契約DION ADSL 40M
(1)基準PC(1号機) Cel2.13GHz ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15.0M
(2)リブレットM3 266MHz 11bカード(11M) ・・・・・・・・・・・・・・ 3.5M
(3) 〃 〃 11gカード(54M) ・・・・・・・・・・・・・・ 5.0M
(4)FMV6120 PV−1.2GHz 11bカード(11M) ・・・・・・・・・・ 4.0M
(5) 〃 〃 11gカード(54M) ・・・・・・・・・・ 6.0M
以上です。さすがにデスクトップ機は早いですね。もちろん2Ghz以上ですから、あたりまえですが。それにしても快適です。
では、肝心な11Mと54Mの違いですが、50%アップ程度でしょうか。しかし、実際に測定すると、11Mでも5M出てしまった
こともあります。まあ、平均的な値ということで、5割増しならGOODでしょう。
それから、以外なのは、1.2Ghzのノートでも266Mhzのリブレットでも、そんなに変わらないこと。勿論早くなっていますが
性能差は出ていませんね。何かあるのでしょうか。それとも、こんなものでしょうか。
あとがき
一応これで、家庭内の無線LAN環境は54Mで整いました。ただ、リブレットM3は、一回リストアしてしまったので、もう一回
秋葉原で屋外無線LANが使えるか、また54Mの効果が出るかを、実験してみる必要がありそうです。そして調子良いなら
契約しましょうかね。
何かありましたらDynaまで メールはこちらです。