AU用ケータイ充電器「モバイルファイブ」の活用
ども、Dynaです。
最近は売り切れてしまった、秋葉原磁気研究所のAU用ケータイ充電器
「モバイルファイブ」は、1個¥10という破格値で販売されていたため、都合
50個くらい購入してしまいました。
何に使うのかの予定は無かったのですが、内部に300mAのリチュウムイオン
バッテリーがあるので、それを活用できれば幸せになれると思っていたのです。
しかし、未だに大活躍はしていません。
このまま死蔵となるのかと思っていたら、いつも有用な情報をくださる状さん
より10個程譲ってほしい旨のメールをいただきました。
これは、きっと面白い活用方法があるのだろうと、期待して送ったところ、
早々に活用方法を教えていただいたので、ここに公開させていただきます。ありがとうございます。
今回は、当方の活用例と、状さんの活用例をご紹介させていただきますが、皆さんからも活用提案があれば無料でお譲りしま
すのでご検討ください。
※注意:リチュウムイオンバッテリーは大変危険です。このモバイルファイブを使っての改造等については、自己責任でお願いします。
By Dyna メール
今から1年ほど前でしょうか、秋葉原駅前の磁気研究所で、AU携帯電話(CDMAONE)用のモバイルバッテリー「モバイルファイブ」が大量に
売られていました。
価格は何と、たったの10円です。さては、壊れているかな?と思ったので、3つほど試しに購入してみました。
帰宅後、AU携帯専用充電器で充電してみました。
すると、最初は赤く点灯し充電が終了すると緑色となります。
その状態で、ボタンを押すと白く光ってライトとなります。ようは、モバイルバッテリー兼携帯用ライトなのですね。
小さくて、ストラップも付いているので、携帯電話に付けるとピッタリなのでしょう。
しかし、300mAでは、心もとないのであまり売れなかったのでしょうか?
せっかくなので、活用方法を模索するため、分解してみました。
分解方法はお決まりの爪を使います。
爪をたてて殻を割ります。すると中はこのような状態でした。バッテリーは意外と大きいです。
勿論、基板上のボタンを押しても点灯します。またバッテリーの電圧を測ったら、4.25Vありました。
どうやら、使えそうですね。 ということで、それから毎週購入した次第です。膨大な量を確保してしまいました。
何といっても1個¥10ですからね!
かなり以前に購入したドライブレコーダーに外付けしていたバッテリー(写真左)がダメになったので、モバイルファイブのバッテリーへ交換
してみました。
写真の黒いバッテリーは、ドライブレコーダーに当初から入っていたものがダメになったので、外付けして使用していたのですが、これも1年
程度でダメになったのです。
一応使えるようになりましたが、残念ながらこのバッテリーは数か月でダメになり、今は別のものに交換しております。
秋葉特区で¥100にて購入したMP3プレーヤーは、液晶表示されるものの、残念ながらそこから先に進めませんでした。
おそらくバッテリーの不良でしょう。とうことで分解してみました。
この時も、爪をたてて殻割ります。こちらも、結構大きなバッテリーが入っていますね。
残念ながらバッテリーの容量が分かりません。なるべく同じ容量にしたいのですが・・・・。
仕方ないので、そのまま交換です。ケースに2つ穴をあけました。
一応、使えるのを確認してから本体に両面テープで固定しました。
一応、普通に動きます。(もっとも、常用はしていません。お蔵入りです。音はまあまあなのに・・・。)
これもたしか・・・、磁気研究所にて¥100で購入した韓国製MP3プレーヤーだったと思います。
前のMP3プレーヤーよりしっかりした造りですが、どうにも動きません。これもバッテリー不良と読みました。
早速、分解してみましょう。(爪をたてます。)
内部もしっかりした造りですね。バッテリーは170mAものでした。
早々に交換しますが、やはりケースに穴をあけます。
やはり、使えるようになりました。(お見事!)
バッテリーを両面テープで固定して完成ですね。あまり使っていませんが、こちらは結構良い音で鳴ります。
<<< この記事を読んで製作される方は、ご自身の責任において実行されて下さい。 >>>
<<< 製作による事故、損害、ケガ等、当方は一切の責任を持ちません。 >>>
その上、おまけまで付けていただき、改めてお礼申し上げます。
> (作っている物が何なのか?気になります。) Dyna
LEDライトです。
電気的には、基板の出力に抵抗をカマしてLEDをつなぐだけなので単純なのですが、こういうのはいつも容れ物の選定に苦労しますね。
基板とバッテリーを入れるにも、容積的にギチギチです。
画像01の上2つが、モバイルファイブの中身を利用をしたもので、左上は、
ダイソーの防犯ブザーの容れ物です。画像02はその内部です。
画像01の左下は、CanDoの商品(セルスタRの「スイッチ自体が光るライト」と多分同じ物)で、使われているチップが使いやすく、かつ
高輝度で、これを左上、真ん中、右下に利用しています。
もともとが乾電池やボタン電池を使う仕様で、高輝度ゆえにすぐに電池切れになってしまうため、充電式に改造して、とても便利です。
(追加情報)
画像03
COB(Chips
on Board)
アルミ基板なのでハンダ付けにはW数の高いコテが必要です
画像04
コネクタとバッテリを外したモバイルファイブ基板
分解前に充電してみて、LEDが橙・緑と交互に点滅する場合は、バッテリがダメになっています。
充電が可能なことを確認したら、作業の手始めとして、まずバッテリを外します。
間違っても赤黒の線を一緒にニッパーで切ったりしてはいけません。
誤ってバッテリをショートさせると、発火・爆発する可能性があり、非常に危険です。
バッテリを外したら、線の先をテープで巻くなどして、ショート対策を施します。
△マークの部分が、充電出力(5V)です。基板上の白色LEDは抵抗を介してバッテリにつながっています。
画像のようにスイッチ、COB、抵抗を接続します。バッテリのマイナス側をGNDに接続してはダメです。
22Ωの抵抗は、一般的な1/4Wを2本並列にしましたが、10Ω 1/2Wなら、1本でOKです。
もう少し抵抗値を下げることもできますが、COBの放熱が必要になります。
パーツ屋さんで売られているCOBだと、ほとんどが定格が12V以上なので、まず使えないと思います。
画像の100均COBを5Vで駆動させることができるのは、おそらく内部チップが全て並列に接続されているからです。
実際の使用感は、まあ、なにぶん古い製品なので、バッテリの寿命や劣化によるバラツキもあると思いますが、
けっこう持つ方だと思います。
Dynaからの質問
なお、充電部(アダプタ)はどうのようなタイプでしょうか?
スマホ用の5V ACアダプタです。
参考までにお送りします。それでは、宜しくお願い致します。
画像05
→これは良いですね!! マイクロUSBなら「即、電源確保」できますからね。 Dyna
ご自分でも、このモバイルファイブを使っていろいろ実験してみたいと思った方へ
無料で2個セットを10名様にプレゼントしますので、ふるってご応募ください。
なお、送料(定形外¥140分の切手のご負担をお願いします。)
年賀切手セットが余っていたら、それでもOKです。郵便局のミニレターを使えば¥62で送れますので、ご活用ください。
※もしよろしければ、活用結果も教えてください。(強要はしませんが・・・。)
見本
それでは、ご希望される方で、ルールを守れる方はDynaまでメールを 送ってください。
本件は引渡し完了しましたので、完全に終了します。(2019.05.19) 到着
当選者さんは 栃木県のnochioさんでした。おめでとうございました。
応募が1名様だったので10個を無料で送らせていただきました。
メールには、
以下について書いてください。
(1)ご希望品の番号と名称 「屋内報告NO340、モバイルファイブ2個」
(2)ハンドルネーム(HN)
(3)「ルールを守ります。」と記入する。
(4)お住まいの県・市名(例:○○県△△市)←実際の受け取り住所と違う場合は、 当選を無効としますので注意
してください。
なお、当選が決定するまでは全住所・氏名は書かなくて結構です。ただし、
ご利用方法か、ほしい理由を必ず記入してください。 ←忘れずに!!
募集の期限は2019年05月06日(月)の夜12時(午前0時)です。
それでは、 よろしくお願い致します。 今回は10名様です。 受付終了 応募1名
※注意:リチュウムイオンバッテリーは大変危険です。このモバイルファイブを使っての改造等については、自己責任でお願いします。
追加情報です。 2019.06.16
その後、モバイルファイブをご希望の栃木のTさんかメールをいただきました。
まだ、プレゼント用に10個残っていましたので、送料をご負担していただき送らせていただいたところ、
活用報告を頂きましたので公開させていただきます。ありがとうございます。 By Dyna
本日モバイルファイルブ内蔵バッテリを使っての無線KB修理が完了したのでレポートします。
どういう形で送るのが良いかわからないので編集しやすいテキストで送ります。
(写真のサイズはDynaさまのWebを参考に250x187で統一しました)
→ご配慮ありがとうございます。TXTが一番助かります。写真は、100KB程度が一番良いかも。(拡大も可能なので)
これが対象のBluetoothキーボードELECOM TK-FBP030です。
3年ほど使わずに放置していたら内蔵リチウム電池が完全放電してしまいました。
USB充電端子を本体に接続して使用するという本末転倒な状態で使っています。
モバイルファイブの電池を取り出し比較するとサイズはちょうど良さそう(右が無線KBの電池)。
しかしちょっと厚い(上が無線KBの電池)。果たしてうまく本体に収まるか?
案の定、2-3mmはみ出します。この状態で閉じてみましたが当然閉まりません。
本体を削る等色々考えましたが、使用時は足を出しているので下に少し空間があることに
気が付きました。ということでリード線を通す穴を空けキーボード下に両面テープで貼り付け
ました。使っている分には見えないので気になりません。。
おかげさまで有線接続で使っていた無線KBが本来の姿で使えるようになりました。
有益な情報及びモバイルファイブの提供ありがとうございました。
残り9個の有効活用を考えています。ドローンの電池が非常に高価なので代替えに
時間があるときに挑戦してみます。うまくいったらまたレポートお送りします。
栃木のT
→ども、Dynaです。レポートありがとうございました。そうなのです、モバイルファイブのバッテリーは少々厚いのですね。
そのため当方も、ほとんどが外付け状態になっています。まあ、個人が屋内で使用する分には問題ありませんよね。
では、またお願いします。
追加情報です。 2019.06.30
モバイル5の配線図を送っていただいました。 こちらです。
By Dyna メール