NO321 (2017.03.05) By Dyna
ジャンクLPレコードだらけで困った!?
iPodのHDD交換と専用PCのサウンド対策
ども、Dynaです。
レコファンのジャンクLPレコード漁りは、ついに200枚位になってしまい、いろいろと問題が発生して困っています。
でも、問題が発生すると、ジャンクネタが発生するので、ありがたいのですが・・・。
さて、問題といっても、大したことありません、1つは、iPodの容量が不足してしまったこと。2つ目は、デジタル化に使
用している PC3号機のサウンド機能が壊れてしまい、対応に振り回されたことです。この辺は、楽しいジャンクネタなの
で、ここにUPさせていただきます。
それよりももっと深刻なのは、ジャンクLPの置き場と、デジタル化の時間が絶対的に不足していることですね。こちらは、
ネタにならないのと、あまり解決策がないので、あきらめて悶々としています。
では、楽しいジャンクネタの方を報告します。
第2章 デジタル化専用PCの故障
1、はじめに
ジャンクLPレコードをデジタル化するためにTV専用機をデジタル化専用機(3号機)にもしました。バックに2TBと1TB
のHDDを背負っているからです。気楽にどんどん作業できるようにしました。
しかし、この3号機は致命的な欠陥を持っているのです。それは、内蔵しているサウンド機能がハード的に壊れている
ようなのです。 NECのスリム機なので、同様のジャンクからその回路を移す予定でしたが、MBの本体に入っているの
か、よく分からず、結局できないままでいます。
拡張ソケットにサウンドボードを付ければ良いのですが、余っているソケットはPCI-Eしかないのですね。勿論、PCI-E
のボードを付けることを考えましたが、ロープロなジャンクには巡り逢えないので、簡単なUSBサウンドアダプターを使っ
て凌いでいました。
しかし、このアダプター、本当に良くこわれるのですね。写真を見てください。実は、ここにあるのは壊れたものの一部
で、これ以外 にもあります。緑色した安物は1週間持ちませんでした。円形のはPC-NETで買った¥500のもので、2回
路入っており 大変重宝していました。PC用SPと、ヘッドフォンに同時に仕えたので、本当に大活躍してくれたのですが、
半年程度ご臨終です。やれやれです。
ということで、現在は写真左側のサウンドブラスターのみで運用中です。しかし、このサンドブラスターも安物も構造が
そっくりなのですね。ひょっとすると、中身は同じではないかと心配しています。
1個では、ヘッドフォンが使えないので、どうしてももう一つ必要です。
何か良いのは無いか?とインターネットで探していたら、まったく同じ安物系のが出てきました。何と¥176で送料込
みです。 もっと良い物を!と探しているのに、また安物で良いのでしょうか?「良いのです!」安いから・・・。
性ですね、また「プチ!」してしまいました。
2、安物サウンドアダプター到着
送料込み¥176のUSBサウンドアダプターは中国より10日くらいかかりやっと到着しました。それにしてもこの価格
で良く商売成り立ちますよね。どうにも信じられません。しかし、「安い」のパワーは強力です。全世界を対象にインター
ネットで商売をすれば、このように驚異的なことが出来るようです。信じられませんが、事実のようです。
到着したのは写真右の一番左ですが、基本的はまったく同じですね。因みに一番右の白いのは、たった3日で壊れま
した。
とりあえず動くようです。これで2個のUSBサウンドが使えるようになりました。安心できましたね。しかし、この体制も
いつ崩壊するかわかりません。ということで、安定している内に、もっと確実な方法を見つけたいと思い、日記に書いて
みました。
すると、読者の方からUSB-DACを譲って頂けることになったのです。これは、今は亡きルルロフさんからのプレゼ
ントにより、玉突きとなった基盤のようで、送料とも無料で譲って頂きました。しっかりとした回路を組めば、安心できそ
うなので、期待大ですね。
3、USB-DAC到着
届いた基盤は御覧のように大変小さなものです。回路もシンプルで、USBはミニB端子で接続。あとはアンプへ の出力
がステレオで2つピンが用意されていました。パソコンに接続すると何もせずに自動認識しました。
コンデンサーが異常に大きく感じられましたが、どうやら音質重視ということで、交換されたようです。音質に期待が持て
そうでワクワクしますね。
さて、アンプはどうしましょうか? 中華アンプが数台空いているので、それに出しましょうか? いや、これは小型と言
っても、普段使用にはどうにも大きすぎて「邪魔」ですね。いろいろ考えていたら、iPod(4号)を送ってくださった方から
頂いた ヘッドフォンアンプがあるのを思い出しました。こんな利用では申し訳ない使い方になるかも知れませんが、毎日
の使用になるのでちょっとした贅沢ということ、接続してみました。
おー!素晴らしい音です!全然ちがいますね。 TA2020以来の感動です。やはり、しっかりした物、お金もある程度
かけたものは違いますね。というか、「安心感」があると(思えると)音質にも大きく影響するようです。
(一部は気持ちかも)
よーし、バリバリジャンクLPをデジタル化するぞー! と作業開始ですね。 いや、ちょっと待った! 配線がグチャグ
チャです。これでは、作業効率が上がりません。ジャンクLPも、購入の方が多くなっていたので、今週の購入を停止した
ばかりですよ。USB-DACを譲ってくださった方からも、ケースにいれるようお話があったはずです、そうですね。はだか
だと故障の原因を作ってしまう可能性が高いですからね。
では、早速ケースを探しに秋葉に出動!と思ったのですが、これら基盤とヘッドフォンアンプをよく見ても、加工が難し
いのですね。困りました、それでは、どのように組み立てるかを決めましょう。
まず、基盤の電源とヘッドフォンアンプの電源を一緒にする方法を考えました。今はどちらもUSBから取っています。
一番簡単なのは配線を半田付けして しまうことです。しかし、基盤側をしげしげ見たのですが、電源端子をしっかり取
れそうな部分が見つかりません。
なら、現状のUSB配線で行きましょう。ということで、USBHUBを使うことにしました。
USBHUB方式は失敗!
ちょっと配線がゴチャゴチャしていますが、理屈上は大丈夫ですね。早速、接続して音を聞いてみましょう。あれ?変
ですね。最初正常に聞こえるのですが、すぐに音が割れてしまいます。何度試してもだめです。この現象はアンプ
への供給電源の電流不足だと思いました。
ならUSBHUBに電源付きを使えば良いのですが、それでは意味がありませんね。ということで、USBの合体はあきら
めてアンプのUSBは電源のみなので専用のAC>USBアダプタから取ることにしました。
両回路にダメージを与えないようにケースに入れるためには、直接半田付けするのはあきらめて、短い配線にて箱に
入れてしまえ!ということにします。ちょうど良い箱として、アンプの箱がとても綺麗てかっこ良いので、借用することに。
これだと半田付けも入れ物の加工も何もありません。両面テープで止めて終わりです。
眩しい青色LEDの発光はケースの中に閉じ込めました。アンプのパイロットランプがあるから良いでしょう。
(ただし、このアンプはバッテリーを背負っているので無使用の際は電源をOFFにする必要があります。)←ここ注意!
完成しましたが、USBケーブルが2本だけでは、よく分かりませんね。「USB」「DC」表記しました。
アンプは裏にして貼り付けています。そうしないとパイロットランプが見えないためです。あと、配線の名称の付けまし
た。落ち着いたら印刷したシールを貼ってあげましょう。今回は応急の手書きシールです。
接続は3号機ですが、置き場は1号機の上です。金属のケースに入れなくても、カッコ良いプラケースなので、見た目
はOKでしょうか。それよりも周りが汚いですね。掃除しないと・・・・・。
さて、iPodも60GBになったし、3号機のサウンド機能もOKになり、かつ音質も大幅に向上しました。これで安心して
ジャンクLPレコードをバンバン、デジタル化出来ますね。
でも、これが時間がかかるのですよ・・・・。まあ、うれしい嘆きでしょうかね?
間もなく「定年」なので!
ども、Dynaです。
今回は、「少々お高くても、内容がしっかりしている物の安心感」と、「とにかく性能はそこそこでも、抜群
のコストパフォーマンスの物」と、どちらを取りますか?というテーマだった感じがします。勿論、正解がどち
らだとは言いません。
この国の標準からすると、「安物買いの銭失い」という諺があるとおり、「良い物を買って長く使う。」これが
一番だと思います。当方のポリシーも結果的に「修理して長期的に使う。」になるので、同じことだと思って
います。しかし、性格なのか、価格の安さという「魔力」には歯が立たないのですね。抜群の魅力がそこに
あるからです。正直、麻薬のように正常な神経を麻痺させてしまうことがあると思っています。
価格を徹底的に破壊して、そこを最大の武器にしている、かの国への対応を考えると、当方のような性格
は完璧な「カモ」ではないかと感じています。価格の安さに踊らされているようで。
しかし、あくまでも趣味の世界なので、納得して楽しめることが最大のポイントだとも思っています。
TA2020を使った中華アンプがあんなに良い音で鳴るのですから・・・。
「低価格も技術である。」、「価格は最大の武器である。」と思っています。