NO294                              By Dyna (H27.07.26) 

 小型オーディオ収集レポート 第2弾  

今年は、春からお宝オンパレード!2015

小型オーディオ収集が止まらない

                 古いiPodを楽しむ

 

 ども、Dyanです。

 2015年の春から始まった、小型オーディオ(iPod等)の収集は、まったく収まらず、今でも続いています。コンデジの

時もそうだったのですが、同じような物をどうして買うのか?自分でも正直分かりません。でもほしくなってしまうのですね。

おそらく、高級なものが、格安で出ていると所有している・していないに関係なく「ゲットしろ!」と脳が命令してしまうよう

です。   

 購入しても利用しないなら、後ろめたさがあるのですが、 勝手に小型オーディオの役割を定めており、機器が遊んでし

まっていることはありま せん。( 机上用、通勤用、車用、リビング用等おそろしく強引な役割付与ですが・・・・。)

 仮に保管するにしても、小型ゆえに空間を占有しないので、並べてはニヤニヤしています。

(これが一番だったりして!)

 ここに来て、次なるステップ、例えば小型のアンプとか、小型のスピーカーとか、まったく小型の音響システムの世界が

あることを知り、新しい世界が見えて来 ました。場所を取らない音響システムはありがたいですね。ただ、唯一の悩みは、

小型ゆえ音質に限界があることです 。(例えば低音があまり出ないとか。) でも、気軽に聞くにはその方が良いと最近

は感じています。

 それでは、レポート 第1弾以降から、2015年夏までのレポート第2弾をここにまとめます。   By Dyna   メール  

 


<< 止まらない小型オーディオ収集  >>

 

1、Walkman NW-A1000(Walkman2号機)

 

 

(1)出会い・そして大失敗

 平成27年1月31日の秋葉巡回時、U-Shop2FでiPodクラシックを2台ゲットしいてる当方としては、3台目がいたら、

どうしようか悩んで入店したのでした。するとどうでしょう、iPodクラシックは見事に売り切れていました。正直「ホット」し

たのですが、無いとなると、またそれは寂しいのですね。


  すると代わりにとばかり、隣の箱にWalkman-A1000が大量にありました。まるで卵のような機器で深い紫色に輝いて

おり、Walkmanへの欲望がムラムラと沸いてきたのでした。
 

 もう心の中は、Walkmanで一杯です。iPodに感激したばかりなのに、もう心移りしているのですね。情けない状態です。

でも、ほしいものはほしいのです。価格は¥500と、iPodクラシックと同等、もう「買ってください。」と言わんばかりの価

格ですね。

 

 でも、良く見ると、ちょっと変なんです。なぜかこのNW-A1000ばかりが大量に残っているのです。ちょっと人気が無い

という状況でしょうか。まあ、そんなことどうでもかまいません。沢山あるのだから状態の良いのを選びましょう。と喜ん

で購入し、お店を後にしたのでした。

 

 

 

 当方は、その足ですぐにUSBケーブルを買いにQC-PASSに行きました。¥120でしたでしょうか、このケーブルがあ

れば即モバイルバッテリーで充電できますから、ある程度動くか分かるからです。
 

 ということで、ケーブルを購入して即開封し、A1000に挿そうとしたのです。しかし、ケーブルは入りません。「おかしい

なぁ」とあれこれ試したのですが、どうにもだめです。仕方なく調べたら、この機種のみケーブルが違うとのこと・・・・。

ショックでした。
 

 何かトンでもなく非効率な機種をゲットしてしまったようです。「それで沢山売れ残っていたのか・・・・。」納得でした。

 

 

(2)何とか動かしたい

 買ってしまうと、何とか動かしたくなります。そこでインターネットでケーブルを探すと、ありましたがやはりお高いです。

特殊なので基本的にお高いのですが、機器の寿命が迫っているせいか、極端ではありません。オークションで¥1200

程度でゲットできました。クレードルも¥1000程度であったのですが、ケーブルが付いていないので、PCと接続できな

いとまずいと思い、専用ケーブルを先にゲットしたのです。

 

 

  

 到着してケーブルを見ると、やはりかなりの経年劣化を感じます。やはり全体的に寿命が近づいているのですね。

でも、PCに接続して見ると、ちゃんとX-アプリが立ち上がり、普通に使えます。しかし、6GBものデータ転送は膨大で

ちょっと実用的ではなさそうです。寝る前にセットして、朝持ち出すという感じですね。転送速度も過去のスペックのよう

です。トホホ・・・。

 

 

 でも、音は良いですね。さすがSONYです。当方好みの音です。バッテリーがそれなりの寿命なので、頻繁には利用

出来そうにありません。やはりバッテリー交換が必要でしょう。今後の課題と言えます。

 

 

  

 あまりの音の良さに、どうしても第一線に出したい当方が考えたのがクレードルです。ヤフオクに¥1000で出ていた

のですが、気になっていたので、絶対に必要では無かったのですがゲットしました。
 

 するとどうでしょう、高級感いっぱいのもので机の上にセットしたら存在感バッチリなのです。セットするとクレードルの

下部が一瞬光りカッコイイですね。それよりもバッテリーがすぐに無くなるので、さっと乗せて充電できるのはとても便利

で気に入りました。
 

 なお、このクレードルはUSBケーブルが接続できるようになっていますが、通信はできません。充電のみのようです。

 

 

 SONYとVictorの組み合わせ、良い音ですね。気に入りました。ケーブルが特殊だったのは、ちょっと痛かったですが。

メイド・イン・ジャパンの安堵感を感じます。

 

 

 

2、TOSHIBA Gigabeet U101

(1)出会い

 平成27年2月7日の秋葉巡回で、またしてもU-Shop2Fにて、出会ってしまいました。そもそもiPodに感激して2台も

ゲット。そして次は、SONYのWalkmanもほしくなり、またしてもゲットと、まるで分別がつきません。でも、その辺で止ま

ると当方も思っていましたが・・・・・・・・。

 

 

 U-Shop2Fのジャンク売り場で、またしても激震が走りました。(オーバー!個人的見解です。)何と、今度は東芝の

ギガビートが出ているではないですか。それも1台¥500です。シリーズ価格ですね。勿論、悩みはしません。即購入

です。

 名前は聞いたことある製品ですが、一回も聞いたことなかったからですね。

 

 

  

 さて、製品としてはいかがなものでしょうか。正直、プラスチックのボディー、液晶部はやや薄くなっており、これも経年

を感じます。と言うか、正直チープな感じですね。中華MP3プレーヤー的な感じを受けました。

しかし、音質はすばらしいですね。SONYとiPodにも互角に戦えます。ボディーを見なければですが・・・・。

 

 

 

 液晶部は有機ELと聞いていましたが、かなり薄くなっています。一時、液晶部のかなり薄いものが¥500で、秋葉の

オレンジで売られていました。今では、オレンジにてピンクが¥1000、ブラックが¥1500で売られています。

 

 

(2)対応ソフトは?

 さて、ギガビートはソフトのことを聞いたことありません。iPodならiTunes、WalkmanならX-アプリですが、ギガビートは

どうなっているのでしょうか。早速パソコンに接続して見ましょう。

 

  

 なるほど、Windowsメディアプレーヤーが立ち上がるのですか、素晴らしい発想です。操作してみましたが、X-アプリ

等とまったく変わりません。逆にシンプルで操作性は良いと感じました。

 

 

  

 

 充電はUSB-Bケーブルで出来ます。パソコンとの通信も同じケーブルで出来ます。

 液晶部が薄暗い・反応がやや遅い等の不満はありますが、音の質は問題ありません。目を閉じてしまえば、他の小型

オーディオ等と差を見つけにくいと思います。

 

 逆に言えば、目を開けて使うときは中華プレーヤーの部類に入ってしまうかも知れません。この辺が、ヒットしなかった

原因かと思います。でも、音は十分ですよ!!

 

 

 

3、iPodクラシック第5世代(4号機)

(1)いきなり登場

 当方が、古いiPodに夢中になっていることを知って、iPod用HDD等を送ってくれた有志が、今度は、何とiPodクラシッ

クの第5世代そのものを譲ってくださいました。ありがとうございます。

 

 ここまで来ると、「古い」の言葉は使えませんね。第3世代で喜んでいた当方は、次の第4世代になれば、例えばUSB

接続だけで対応可能になり、今よりもいろいろな面で楽なることを知っていたので、この次は「第4世代だ!」と決めてい

ましたが、ここに来て一気に第5世代をゲットしたのです!

 

 第5世代は、液晶部がカラーになっています。容量も30GBをいただいたので、これだけでも利用には十分すぎるぐら

いでしょうか。バッテリーの持ちも、ほどほど残っているので、必要十分な状態です。

 とても良いものなので、分解等のお遊びはしばらく禁止とすることにしました。

 

 

4、Walkman NW-S636F(Walkman3号機)

(1)出会い

 平成27年5月2日の秋葉巡回で、インバースにてWalkman NW-S636Fを¥1000にてゲットしました。さて、この価

格は、今までの流れと違いますよね。実は、このWalkman、かなり状態がよろしかったのです。インバースでもカウンター

に近い棚のところ(CPU売り場)掲げてあり、1つだけポツンとありました。

 

 だた、見かけが大変よろしいので、即ゲットした次第です。もっとも、お店の人には「ジャンクで補償はありません。」と

念を押されると、ちょっと不安になりましたが・・・・・。

 

 

イメージ   

 購入後は、即動くか確かめたかったのですが、何とUSBケーブルを忘れてしまったのです。困っていると、秋葉の有志

が通りかかり、話をしたら即所有しているケーブルとバッテリーで実験してくださったのです。すると、みごと充電し、しば

らくすると一応動きました。「良かったー!」


 ということで、かなり実用機になりそうなWalkmanをゲットしました。あとは、音がどうかですね。

 

(2)音質は?

 帰宅後、本当はレポートをUPしなければいけないのですが、我慢できません。まずは充電し、完了するとパソコンに

接続です。X-アプリが立ち上がって、通信ができました。しかし、なのです、NE-A1000が登録されている関係か?途中

で止まってしまいます。

 

 

 よく考えたら、複数の機器を接続する場合はどうするのでしょうか。iPodでは、面倒なのでパソコンを変えていますが、

だんだん多くなって来たので、ユーザーを切り替えています。他の方法もあるようですが、一回やって成功したので、

そのやり方で、通しています。しかし、もっと多くなったらどうしましょうか。

 

 まあ、とりあえず、ユーザー切り替えで行きましょう。ということで、データを入れて鑑賞開始です。

 いやー!これも良い音ですね。さすがSONYっと言う音です。当方の好みですね。バッテリーの持ちが長ければ、通勤

用に格上げしましょう。

 

 ということで、しばし使ってみたらバッテリーは普通に持つように思えました。ということで、今まで通勤用に使用してい

たiPodNano(バッテリー劣化大)は、しばらくお休みと言う事になったのでした。

 

 

5、iPodクラシック第4世代(5号機)

(1)出会い

 平成27年6月、インバースに当方の大好きなiPodが多数出回っていると情報が入りました。次の週期待していくと

売り切れです。がっかりしていると、次の週に、今度は大量に出ていたのです。

 しかし、初代(IEEE1394接続)のが¥500、第3世代が¥1000、第4世代が¥1500です。正直がっかりしてパス

しました。ちょっとお高かったですね。


 ところがです、その次の週、またインバースに行ってびっくりです。なんとすべて¥500となっていたのです。しかもま

だ大量に残っているではないですか!!最高です。
 

 と思ったのですが、よく見ると第3世代ばかりです。第4世代は無いかと探すと3台だけ残っていました。どれにしよう

か悩んでいたら、横に居た方が1台持ってレジに行きました。残りは2台、しかし、1台はボコボコで考える余地ありませ

ん。最後の1台はというと、まあまあなのですが、ホイールの中央が一部黄色いのです。正直「嫌だなー!」と感じたの

ですが、第4世代が¥500ですから、かなりお買い得、少々我慢してゲットしました。

 

 

 

(2)まずは清掃

 帰宅後、即清掃開始です。気になっているホイール中央部の黄色いシミですが、何が付いたのでしょうか? まったく

分かりませんが、個人的に嫌いなシミなので、とりあえず白い丸シールを貼って我慢しました。

 これなら、気がつかないですよね。白い丸型シールが分かりますでしょうか?写真だと分かりにくいのですが、実は

このあと、大変な問題が発生するのですね。
 

 そうなので、シールを貼ると、電子的な反応をしないのです。当たり前ですが、絶縁されてしまうのですね。

ということで、丸型シール作戦はあえなく玉砕となったのでした。
 

 では、どうしたら良いのでしょうか。そんなにオーバーなお話ではありません。ご家庭にあるキッチン用漂白剤で、漂白

してしまえば良いのです。では早速実行しましょう。

 

 

 (写真だとうっすらですが、実物ははっきり見えます。)   

 こちらが、施工前のホイールアップです。中央部白丸の上部に黄色いシミが見えますでしょうか?

 

 

 キッチンハイターをお皿にたらして、綿棒にて患部?に付けます。漂白効果を見るため、黒色の綿棒にしてみました。

 

  

 こんな感じで、作業を数回繰り返します。効果はありますね。徐々に漂白されているようです。

  綿棒も白く?なっています。

 

 こちらが、施工後ですね。どうでしょうか、前と比較して黄色のシミが取れたのがお分かりになりますでしょうか。

 気持ちが良いくらい効果があり、正直大変うれしいです。

 

 

(3)お約束の分解

 今までは、iPodの分解方法として、薄い・中程度・厚いカードを用意して、写真のように薄いカードから挿して行きまし

た。次に中程度、最後に厚いカードを挿したら、そこに親指の爪を入れて、コーナーの方にグッと回します。するとパッ

キ!と音がして開きました。
 

 しかし、この方法だと親指の爪に大きな負担がかかり、正直何回も実施できるとは思えませんでした。

 そこで、バッテリー交換した際に、バッテリーパックに添付されていた開封工具を使ってみます。結論的にはこの器具

は最高です。一気に隙間を開き、てこの原理で開封してしまうからですね。これには驚きました。

 

 側面の中央部に大きめの器具を横から当てて、力を込めて一気に押します。すると隙間が開きますので、そこに器具

を押し込みます。すると写真のように刺さった状態になります。

 

 この状態で、器具の端を上に持ち上げると、てこの原理でiPodが分離してしまします。もしならないようであれば、もう

1本の器具を隙間に入れて、同じようにコーナーを攻めます。

  

 慣れてしまうと簡単ですね。この器具はお薦めです。本体を傷つけることもありませんので。

 しかし、当方は、てこの原理の際に器具そのものを傷つけてしましました。ご注意ください。因みに秋葉では、この器

具のみも売られています。

 

 なお、分解時の注意ですが、フラットケーブルが接続されていますので、切断しないよう注意が必要です。当方は、

カッターを利用して、コネクタを外します。やり方は、カッターの刃を端子の隙間に入れて、てこの原理を応用するので

すね。慣れると簡単です。

 

  

 分解後はこんな状態です。大きなバッテリーが入っていますね。

 

(4)異常事態発生

 ここまで、順調に進んでいた分解作業ですが、ふと手元を見て驚きました。何と、チップ抵抗が落ちていたのです。

こんなことあるのでしょうか。気が付けたのはラッキーですが、初めての事態です。緊張が走りました。せっかくのiPod

が「パー!」かもと・・・・。

 

 そんなことで、へこたれてはいられません。チップ抵抗が取れた場所を探しましょう。そんなに難しくはないはずです。

 

 とくにかく分解を進めます。そしてしげしげと探しましょう。すると・・・・・・。

 

施工前

 ありました、ありました。みごとに取れています。半田が切れているので、チップ抵抗がそのままの形で、付けられそ

うですね。
 

 まずは、チップ抵抗を当てて、半田付けするのですが、小さくてやりにくいですね。そこで、考えました。まずは、ここと

いう場所を決めたら、カッターの刃を当てて、抵抗を固定します。そこにこてを当てて、一気に半田付けを終えるのです

ね。もっと良い方法を知りたいのですが、そんなに機会がないので、これでOKとしましょう。

施工後

 正直、あまり綺麗ではありませんね。 ヤレヤレ!

 

 

(5)CF化の実行

 前回のiPodクラシック第3世代では、しっくり行かなかったCF化ですが、どうやら第4世代では可能性が高いようです。

そのまま残してあったソケット・アダプタを利用しましょう。

 

  

 前回も悩んだ本体のフラットケーブルへの付け方ですが、写真右側を合わせて接続します。よって左側の端子は余り

ます。

 

 なお、CFはPCに接続して、必ずフォーマットする必要があるようです。

 こんな感じで、組み立てましょう。

 

  

 実は、マイクロSD用アダプタも利用してみました。途中で、4GBのCFに戻しましたが、どちらでも行けそうです。

マイクロSDがお安いので、大きな容量にしたければ、こちらの方法の方が良いかもです。

因みに、あきばおーでは、16GBが¥499、32GBが¥999で売られていました。

 

(6)セットアップの実行

  

 組み立て直して、パソコンにUSB接続すると、iTunesが立ちあがるのですが、初期化を求められるので実行します。

すると、一回本体を抜いて充電しろと表示されるので、そのとおりにします。

 

  

 再びUSB接続すると、いつもの見慣れた表示になり、iTunesも利用できるようになりました。

 適当に、好きな音楽CDを入れて、同期させれば使えるようになりました。

 やはり、第4世代はすんなり行きますね。惚れました。

 

 

(7)画面に傷が

施工前    施工後(保護シート後)

 ちょっと、話は前後しますが、この5号機は画面に傷が多く、黄色い汚れもあって、購入を躊躇してしまいました。黄色

い汚れは記載したように漂白剤で消えましたが、この傷ばかりは、「何ともしがたい。」と思っていたのです。しかし、い

ただいた4号機に保護フィルムが付いていたのを見て思いました。「ひょっとすると後貼りでもOKかも?」と。

 

 そうですね。傷つけないように貼る保護シートかも知れませんが、傷ついてしまった上に貼っても、傷が見えにくくなる

かもと思ったのですね。思いつきは、即実行すべきでしょう。

 大量に購入したスマホ用の保護シートが大量に余っていますので、それらを活用しました。

 

 

  

 寸法あわせを行いカットします。 裏表を間違えないようにしながら貼りました。ありゃ?空気が入った!

まあ、強引に指で押しながら外側に押すと、何とか消えますね。やれやれです。

やはり、結果は良好です。傷ついた画面もつやつやに見えます。ラッキー!

 

 

 

 

6、最大の悩み「イヤフォン」「ヘッドホン」

 さて、こんなに沢山のiPod等の機器を揃えましたが、肝心なイヤフォンはというと、チープな物ばかりを利用しています。

アンバランスですね。勿論、良きイヤフォンを購入すれば良いのは分かっているのですが、その良きイヤフォンが分か

らないのです。

 

(1)良きイヤフォンとは
 

 古き時代からオーディオの世界では、出口であるスピーカーに予算の半分をかけろと言われていました。それだけ、

良い音の構成に影響が大きいと言われていたからですね。だから当方も将来の夢として、スピーカーはJBLの4343B

を購入するぞ!と決めていました。(大きすぎて買えませんでしたが・・・。)

 

 なので、iPod等についても、1万円程度のイヤフォンを購入すべきと思っています。ただ、その音がどんな音なのだろ

うか?正直分からないのですね。秋葉原には実物を置いてくれてあって、自由に聞けるお店もあります。ただ、そのお

品は外国製の初・中級レベルのものが多く、当方が聞いてみたい国産の数万円のを、まだ聞けていないのです。

 

 それと、外国製の試聴できるイヤフォンを沢山聴きまくったのですが、当方が標準としているイヤフォンとさほど変わ

らないのです。いや、変わるのもあるですが、「これほしいー!」まで行かないのですね。
 



  

 その当方が標準としているイヤフォンは、秋葉のジャンク屋さんで2個¥99で売っている白いものです。少し前にいろ

いろなお店から¥100程度で売られましたが、その際に「けっこう、良い音といわれています。」とのポップが付いてい

たため、試しに購入してみたら、本当に良い音なので、おそらく都合10個は買っていると思います。(白いので、すぐ汚

れてしまうからですね。使い捨て感覚です。)

 

 ¥1000〜¥2000程度の東南アジア製のは、見かけがカッコ良いのですが、全体的に高音が強く、当方的には辛

いのでした。当方が好きなのは、低音が軽く出て、高音はシャキシャキ出るが、出しゃばらない音が好きなのです。勿

論、イコライザーがあるので、自由にコントロール出来るのですが、できればノーマルの音で、出てほしいのですね。

 

 ということで、秋葉価格ですが都合1個¥50の白いイヤフォンを超える性能のイヤフォンやヘッドホンを探すことにし

ました。

 これらは結局同じ製品の色違いでした。(お粗末!)

 まずは、外れても良いように、ジャンク屋にある¥100程度のものから¥500程度のものを、片っ端から購入したり、

貸してもらったりして聴きまくったのです。その結果、やはり全体的に高音が強いですね。ほとんどのイヤフォンがその

傾向にあります。おそらくユーザー(たぶん今の若者でしょう。)がこれを好むのでしょうかね。

 

 仕方なく、イヤフォンの装着方法を工夫して気が付きました。実は、耳の奥にしっかり着くよう、ややキツメに装着する

と、当方の目指す音に近づきました。低音もしっかり出るようになり、高音も伸びたままになるからですね。でも、通常の

使用でそこまできつく装着するのは通常出来そうにもありません。耳がいたくなるからです。

 

 ということで、イヤホンについては、¥50のを超えるものに、まだ出合っていません。高級なオーディオショップで、

国産の高級イヤフォンを試聴させてくれるお店を探そうと思います。もっとも、¥50の白いのと比較させてくれるか分か

りませんが・・・・。

 

 

(2)良きヘッドホンとは

 実は、イヤフォンタイプは正直、あきらめています。なぜかというと、あの小さな機器は壊れやすく、消耗品と思ってい

るからです。そんなものに万単位でお金をかける必要性があるのか・・・、当方はあまり無いと思っているのですね。

 

 そこで、考えたのがヘッドフォンです。このタイプになると、低音は簡単にでます。というか、出過ぎるタイプが多すぎま

すが。そして、高音もすっきりしておるものが多いため、好きなタイプが多いのですね。イヤフォンに比べると、どれも

好きって感じです。

  

 どれでもと言うのが問題で、前日PC-NET(旧ZOA)で購入してきた¥100のSANWA SUPPLYでも、結構聴けるので

す。その後購入したパイオニアの¥500(ジャンク)のも、よく低音がでました。かなり前に購入したSONYのお安いのも

好きな音です。と言うように、小型のヘッドフォンでも十分に満足してしまっているのです。

 

 では、高級ヘッドホンを知らないのでは、と思われますが、実は単身のころパイオニアの¥12000程度のオープン

エアータイプを持っていたのです。ちょっと大きめですが、それでも軽くするよう工夫してあり、見た目も高級でとても気

に入っていたのですが、正直あまり使いませんでした。理由はその後結婚して、家庭を持ったため、大きすぎて家庭内

では使うシーンがなかったのですね。

 

 つまり、ほとんど処分してしまった大型のオーディオと同じだったのです。音の良いものを追いかけたため、皆大型の

機器ばかりになり、それに見た目ばかり気にしため、「気軽に音を楽しむ」という、原点から外れてしまったのです。その

ため使用しなくなり、使われないヘッドホンは、すぐにパッド部分が劣化しました。そして、利用しないため修理する気に

もならず、結果処分してしまいました。(もったいなかったです。)

 

 

(3)良き小型スピーカー

 悩ましい「イヤフォン」と「ヘッドホン」とは別に、気に入っているものがあります。それは専用の小型スピーカーです。

小型だからあまり低音は出ません。しかし、高音とのバランスが絶妙で、「良くできているなぁー!」と感激した機器をご

紹介します。

 

●Victorの外部SP

 これは、第1部でもご紹介したVictorの外部スピーカーです。確か、秋葉のハードオフで¥300だったと思います。

さすがは国産のスピーカーで、形状も筒型になっているせいか、低音も結構でます。ただ、唯一の欠点(言い過ぎかも)

は、乾電池駆動なのです。最初は、ニッカド電池も使えるので、それなりに便利だと思っていたのですが、この後出てく

る海外製のバッテリーを持っている機器の便利さに負けてしまい、稼動率が下がってしまいました。

 でも、音は良いです。

 

 

●インバースのジャバラSP

 次に気に入ったのは、秋葉のインバースで¥180で購入したバッテリー入り外部スピーカーです。残念なのはモノー

ラルなので、立体感は出ません。しかし、本当に気軽にしかも低音が出るのです。この低音を出す工夫として、普通は

小型の筒状になっているのですが、使用するときは小田原ちょうちんのようにジャバラを伸ばすのです。

 すると、その形状のためか、空間が出来て低音が良く出るようになるのです。勿論ちじめると低音はあまり出ません。

 しかし、バッテリーを背負っている機器は便利ですね。USB充電できるのは特にです!!

  

 

 

千石でゲットしたiPad用SP

 その後、秋葉千石で、もっと驚く小型スピーカーを見つけました。それは、iPad用のスピーカーでした。もちろん、それ

以外の使用でも構いません。ということで、当方はモニターの下にそっと置いて、使用しています。

 この機器は、スピーカーがステレオになっており、しかも、左右のをかなり離せるので、立体感はすごいです。そして

これもバッテリーを背負っているので、USB充電が出来、気軽に良い音を聴きたい当方にはうってつけの機器となりま

した。実は、この機器¥100で購入したのです。ラッキーですね。

  

 

 

●インバースクリスマスセットとWalkman S636F

 

 もう、数年前になりますが、インバースのクリスマスプレゼント的な小袋の中に、Walkman用の小型SPが入っていまし

た。こんなに小さなSPなので、期待しなかったのですが、これが、また良い音なのですね。勿論低音は出ませんが、バ

ランスが良くて机上で聞くには十分なのでした。

 実際は、このように立てて使うでしょう。低音を出すには上の写真のように、机などの板に貼り付けるほうが有効なの

ですが、まあ、密閉度も高いようで、何とかなりそうです。

 

●ハードオフの小型スピーカー

 

 こちらは、3.5径プラグに直接挿すタイプのステレオスピーカーですが、これも、負けず劣らずの音が出るのです。

確か、秋葉のハードオフで数百円で購入した記憶がありますが、100円ショップで売られているものと比較すると、効

率性が高く、アンプを介さなくても一人で聞くには十分な音が出ます。また、見かけによらず、後ろに空間を持っている

ので、低音もそれなりに出ました。

 

 

 

 

7、まとめ

 ということで、¥50のイヤフォン、¥500以下のヘッドフォンで満足してしまっています。でも、音の良し悪しを語れば

間違いなく、これより上があります。しかし、それを、「小型」とか、「気軽に」とかの条件、それに「お安く」も加えると、実

現は困難かも知れません。でも、いろいろな方々から情報をいただくと、決して無いわけでは無いようです。

 

 第2弾は、この辺で閉めさせていただきますが、この後の第3弾は、これからチャレンジする予定です。小型で格安で

も素晴らしい音が出る世界があるようで、久しぶりに興奮して来ました。楽しみですね・・・。

 


○メールが届きました。 H27.07.27


 galaと申します。 貴HPを読ませて頂き、ジャンク再生のおもしろさを楽しんでいます。


 ところで、「古いiPodを楽しむ」についてですが、私も数年前にU−Shopの2階でiPod mini(HD無し)を手に入れ、

CFを刺して音楽を聞いていました。このiPod miniは、去年の暮れに通勤途中で落としてしまい、起動できない状態

になってしまいましたが、運のいいことに、正月早々にU−Shopの2階で再びiPod miniを手に入れることができま

した。4GBのHDが入っていましたが、8GBのCFに入れ替えて音楽を楽しめるようになりました。


 このまま、CF化したiPod miniを使っていれば良かったのですが、Dynaさまのブログで、iPod Classic3Gにマ

イクロSD>CF変換アダプターを使うことを読み、iPod miniをマイクロSD化したくなりました。そこで、SANWA 

SUPPLY のマイクロSD>CF変換アダプター、ADR−MCCFを購入し、iPod miniのマイクロSD化をやりました。


 全く問題無くマイクロSD 16GBを認識し、iPodとして起動できました。なお、現在は、フリーの音楽再生ソフト、Ro

ckboxをインストールして使用しています。


 しかし、電池の持ちが激減しました。CF時の再生時間は8〜9時間だったものが、マイクロSD>CF変換アダプター

に交換後では4時間強となり、およそ半分になりました。netで調たところ、Delockという変換アダプターのカスタマー

レビューに、「変換アダプターの消費電力が大きいようで、稼働時間はCF使用時の約60%程に低下」、という記事を

見つけました。


 電池の持ちが悪くなった原因が、私の使った変換アダプターにあるのか、マイクロSDにあるのか、あるいは組み立て

時の異物の噛み込みなどの不備なのか、全くわかりません。とりあえず、iPod miniについて、マイクロSD>CF変換

アダプターを使用して記憶容量を増設でき、音楽の転送や再生ができたことをご報告します。


 もし、変換アダプターの使用による電池の持ちが悪くなった原因について、おわかりになる方がいらっしゃいましたら、

お教えください。よろしくお願い致します。 それでは、失礼します。

 

                もし、分かる方、情報のある方よろしければメールください。  By Dyna  メール  

 

                  事務連絡:galaさん、メール返信しているのですが、届きません、ご連絡ください。


 


 ども、Dynaです。

 第1弾に続いて第2弾も書いたのですが、なんだかまとまりが無いですね。ただ、ジャンクを買いまくっただけの気が

します。自己満足型のレポートで申し訳ありません。

 ここまでのレポートの中に、本当はバッテリーの交換や大型化を企画しました。しかし、危険かもと思うようになったの

と、そんな不安を持ちながら音楽を楽しむことが出来るかと思うようになり、いまだ実施していません。

 さて、このあとの第3弾ですが、掲示板でも話題になっている話や、ジャンクプレゼントでいただいたオペアンプ等に

てチャレンジする予定なので、少々お時間をいただくことになると思います。

 ただ、今まで知らなかった世界が待っているので、楽しみですね。ワクワクしています。それでは・・・・。

                                               続く・・・・。   By Dyna  メール  

 

 

戻る