*DynabookSS2100黒シミ/白シミ修理A*
(H20.05.18) By モイラさん
ども、Dynaです。
DynabookSS2100のシミ除去レポート@を、送ってくださいましたもいらさんが、続編を送ってくださいました。
前回はかなり頑張ったのですが、どうしても少しシミが残ってしまったのです。今般は、それも取れて完全な復活と
なっています。頑張りましたね。それでは、早速拝見しましょう。
<<危険>>
決して真似しないでください、危ないです。フーンと見るだけにしてください。
感電などした場合、ポックリの可能性もあります。そうじゃなくても感電は危険です。
人体に著しい害を与えるような事があります。
分解すると危ないです。保証?保障?補償?も無くなるし、感電が一番こわいです。
中には数千ボルトにもなるインバータが繋がれています…本当に恐ろしいです。
では…。
モイラの Dynabook SS 2100 黒シミ修理
Dai作戦!!! レポート2
レポ1はこちら 2回戦目です。
前回は完全に直すことができていなかった… やっぱり綺麗な液晶がいい!
という訳で、秋葉原は高そうなのでYaho○オークションのジャンクを探してみることに。
シャープ 12.1インチTFT液晶パネルJUNK
これ、12.1インチジャンクだぁー!しかも送料込みで1000円以内!電車代や経費を考えると安い。
入札!
……同じ大きさだからいいよね。うん。中身多少違ってても、基本構成は同じだから基本部品だけ頂こう。
大きかったら削ればいいし!!
数日後
ピンポーン。クロにゃんこヤマトです。クリームかけにきましたー! …ごめんね古。
という訳で届いた液晶パネルは某シ○ャープ製品であり、画面が割れていました。
すぐにダンボール開けて、要らない基板はハサミでカット。(そうめんケーブルは面白いように切れました)
金属枠を剥がして早速中身を見る。
…無理に弄ってたので蛍光管を破損 ギャー!
今回はなぜ写真がないかと言いますと、届いたパネルを使って修理することに夢中だったためです。
ごめんなさい。
ここから写真が入ります。シ○ャープ製パネルから外した偏光板?
ペラペラしてるやつです。前のSS2100のものよりは綺麗。
まずは、水道水を垂らす。偏光板の木目(木目じゃない)に沿って水が広がっていきます。
ティッシュと水道水。全体に染み込ませます。
来る物拒まず。モイラはこのJUNK取り出し品を使うために丁寧に掃除します。
前面に水道水をつけて、浸して。きっと今回のはカビではないので、水でヨシ!!! (勝手に思い込む)
美しくなったのですが、、、、、、、、、黄ばんでるよ!!これが液晶の黄ばみ!!の原因でしょうか?
掃除、掃除〜〜〜〜、いつも通り泡ミューズ。今回は程度が低かった のでこれくらいでいいでしょう。
やっぱりティッシュを使ってしみこませる作戦。ティッシュをどれだけ使ったことか…
乾燥です!! と言ってもティッシュで拭くだけです。
SS2100内蔵の物と比べて、このペラペラはあまりにも黄色かったので採用却下することにしました。
もう遊んでます。何を垂らしても、綺麗に上って広がっていきます。毛細管現象?だったかな…
今度は硬い方、こっちが重要です。
先ほどと同じように黄ばんでいますが、これはSS2100搭載のものより綺麗なもの。
掃除に掃除です。木目(違う)に沿って、丁寧に。
やっぱり染み込ませる。全体を均一に濡れさせ、均一に乾燥させるためです。
均一にしなければ水分も線として残ってしまうのです…
線がちょっとでも残ってたらやり直しだったので繰り返し、綺麗に乾燥できるまでやりました。
組み立てるとき… やっぱり板が大きかったです。ハサミで切ってしまおう。板を!!!!
ガリ… 欠けるように砕けました。なんてこった!!!
端っこ1mm程度欠けただけなので大丈夫。こ、このまま入れるしかない!!
上下に大きかったので一番下の
蛍光管に犠牲になってもらいましょう。
蛍光管の金属枠スペースは結構空いていました。そこに板を突っ込めば上下なんとか収まります。
この後30分ほど埃と戦いました。
冬なので乾燥しているのもあって静電気が発生し、シートに付着した埃は全然取れません。
エアダスターでは飛びません。なので綺麗な指か綿棒でひとつひとつ除去です。
除去している間にも埃がどんどん付着してしまいます。
ここが一番苦しかったかもしれません。
ここに、いよいよ完成した綺麗なパネルが乗ります。
起動後、真っ白な画面を見てみる!!!なんと、美しいではありませんか…
全くシミがなくなりました。これで安泰です!!!
もうパネルの修理はこりごりだと思いました。埃との戦い。
モイラの家が埃多いのでしょうか、いや、空気清浄機あるから、大丈夫なはず!(6万もしたやつ)
でも埃はありました。クリーンルーム?という所でやってみたいものです。
今回で完璧に仕上がりました、もうSS2100は黒シミなしに生まれ変わりました。
1000円以内で修理が可能となると、もうシミは怖くないですね。
唯一、怖いものは忍耐と戦えるかです。
分解や感電の恐怖(もう忘れてた)だけではなく、地味な作業が待っています。
全部綺麗に取れた!と思っても、懐中電灯を照らせば…あなたの後ろに…ギャーーーー!!
えっと、埃がパネルにどしどし落ちてくるわけです。
黒シミが無くなっても、
埃によって見える、小さな寄生虫のような剥製をずっと画面で拝まなければならない
そんな事態が発生してしまいます。
1mmの埃でも大きくて、電源を入れて光らせると目立ちます。
北斗七星
をモイラは一度見ました。
最終的にモイラが妥協したところは、北極星が表示されているところで終わりました。
右上にキラリと輝く、美しい星 が現れたままなのですが、とても小さいので(1ドットくらい)
ヨシとしました。
今回は写真を撮り忘れていたので、モイラが成長するためにはもっと写真を意識しなければならない
そう思いました。
個人メモ
注意点
*埃には気をつけろ!
*液晶部分は横にしたらアカン!
*蛍光管は大切に…
*感電注意。危なそうなものは右手のみでやる。左手は空中へ(左寄りの心臓を電気が通わないように)
*JUNKパネルは黄ばんで、割れててもヨシ!
*クリーンルームに行ってみたい!
*見切ることが大切だ!
*責任という言葉を重んじること。
追記08.02.22分
今回はSS2100の液晶パネル、シ○ャープ製12.1インチ液晶パネルを融合させて美しいひとつのパネルになりました。
本来なら、モイラはお金を出せる身分ではないのでバスマジックリンやお酒、カビキラーなど使用した1話で終わるはずでした。
しかし…どうしても液晶だけは許せなかったので、しぶしぶ出すことにしました…。
買ったら負けかなと思っていましたが…。(秋葉原は3000円とか高かった記憶があったのでオークに頼ることに。)
今回の修理費用(いつのまにか治療じゃなくなってる)は、1000円+α(家庭にあるもの)
α=ティッシュ代、バスマジックリン数回、カビキラー数回、消しゴム数十回擦り、トマトジュース少々、カンチューハイ少々
アルカリイオン水コップ5杯分(浄水器より)、キュキュット数滴(食器用洗剤)、ソフティモホワイト少々、泡ミューズ
少々(これは実はビオレ○Uでした) 水道水、電気代、その他何か忘れてるかもしれません。
液晶パネルの部品構成は
裏から
天板
白い反射板(単なるプラスチック画用紙)
アクリル導光板+プリズムの合成(縦バージョン)
プリズム紙(横バージョン)
拡散紙
液晶セル
↓
目
となっておりまして、 今回はアクリル導光板を交換しました。
プリズム紙は比較的跡が綺麗に取れます。(シ○ャープ製もSS2100内蔵のものも。)
しぶといのがアクリル導光板にいるヤツです。
最終構成は
天板
白い反射板
シ○ャープ製アクリル導光板+プリズム合成板(縦バージョン)
SS2100プリズム紙(横バージョン)
拡散紙
液晶セル
↓
目
このようになりました。
もしかしたら横バージョンのプリズム紙を2枚重ねたら覗き見防止になるかもしれません。
(縦バージョンは横に光を拡散し、横バージョンは縦に光を分散する…?なので横に光を漏らさない為に。)
イメージです。
--------天板
□□□□ 反射板(白プラスチック画用紙)
|||||||||||||| 縦バージョンプリズム+導光板 (硬いです)
三三三三 横バージョンプリズム紙 (ペラペラです)
[ ] 光拡散紙
■■■■ 液晶パネル
↓
目
ここまで見てくれてありがとうございました!!
字ばかりでお疲れと思います。
美しい景色でも見て(妄想して)、目を癒して(休めて)みてはいかがでしょう…
モイラは青空に見える雲が好きです。 いろいろな性格をもっているので。
みなさんの思う、美しい景色とはなんでしょう…?
注:今般の2レポートは、もいらさんのHPにも同様のものがあります。もいらさんのご意向で当方のHPにも掲示させて
いただきました。大きな写真をご希望の方はもいらさんのHPを参照ください。 Part@ PartA
→第2弾レポートありがとうございました。やれば出来るのですね。その根性、気合、大した物です。というよりも「忍耐
との戦い」でしょうか。当方も、液晶パネルの光沢化や、IBM-TPの液晶分解で、埃との戦いを経験しました。本当に、
いやになってきますよね。クリーンルームがほしい!!というところでしょうか。それよりも、普段生活している部屋が
いかに埃だらけかということを、実感しました。今回は、見事に成功!おめでとうございます。また、新しい世界に
チャレンジしてくださいね。
By Dyna