HPC ネット環境設定
自宅のLAN環境によるPCとのシンクロ 及び フリースポット利用の為の環境設定 (2005.05.10)
(最終更新2006.01.28)
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はじめに
Hexeです。昨年の末頃からちらりほらりとHPCのジャンクを見かける様になり、
そのうえ、GW中にはモバイルによる報告や、モバイルギアUなどのジャンクのCE機の報告があり、
CE機でモバイルに挑戦しようかと思う方々も居るのでは?、な〜んて思いレポートする事にしました。
(と、大嘘こいておいて、実はジョルナダ720を購入したので、まずはネットの設定をしたのですが
なんだかんだと、結構面倒なところもあったので記録を残しておきたかっただけで、
いわゆる「もののついで」ってやつなんですけどね^^;)
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第1章 有線LANによる母艦とのアクティブシンク(通信)
LANによる母艦とのアクティブシンク(通信)が何故必要か?
それは、専用ケーブルや赤外線(IrDA)と比較して、通信スピード圧倒的に違うからです。
(※USB接続の場合の通信スピードの比較は不明、私は専用ケーブルを嫌って赤外線(IrDA)とLANを利用してるので)
最初に有線LANによる母艦とのアクティブシンク(通信)を可能にする事で、
各種ソフトのインストールやデータの遣り取りもストレス無く行う事ができるようになるので、
最初にLANによるアクティブシンクができる状態にするのがお勧めです。
(以前スロット一個のPPC使ってた当時は、
IrDA(赤外線)利用で、ファイルが大きい時はCF抜き差しして直接コピーしていましたが、
転送速度が早くなったのでLANで接続してコピーするだけになり当時に比べて非常に楽になりました♪)
@母艦へのアクティブシンクのインストール
これについては特別難しい事はありません、MSからダウンロードして母艦にするPCにインストールするだけです。
基本的にCEVer2.00以降全てに対して使えますのでダウンロードも迷わないと思います。
A母艦とCE機との親子関係構築
こちらは、ある意味少々厄介です。
一旦母艦と接続すれば良いだけなのですが、
接続方法は専用ケーブルによる接続か赤外線(IrDA)による接続しかありません。
当然ジャンク購入で付属品の接続ケーブルが無い場合もあります。
私の場合、母艦を自宅のデスクトップにしたいのとCE機毎にケーブルを用意したくはなかったので、
USB接続のIrDA端子を購入し赤外線(IrDA)による接続にしました。
皆さんの場合、IrDA端子を装備しているジャンクノートを母艦にすればいいでしょう。
赤外線通信による母艦とCE機との親子関係構築手順を説明します
1)CE機側の準備
まずは「コントロールパネル」を開き「通信」を起動します
「通信のプロパティ」画面が表示されたら
「デバイス名」にCE機の名前を入れてください、
アクティブシンクで管理する時の名称にもなりますので、CE機が複数ある場合は区別がつく名前にしましょう。
さらに、「PCとの接続」タブを選択し「接続方法」を『赤外線ポート』に変更してください。
「接続方法」を変えることで、「PCリンク」の時の通信方法が変更されます。
(※専用ケーブルの場合は、「接続方法」を変更する必要は無いと思われます。)
2)母艦との接続
母艦とCE機のIrDA(赤外線)端子を向かい合わせ、
スタート>プログラム>通信>「PCリンク」を起動してください
母艦とCE機との接続を開始され、問題が無ければ母艦側のアクティブシンクが動き出します。
このとき、母艦のアクティブシンクは、
接続されたCE機を登録するかゲスト扱いするかを問い合わせてきますので、
母艦にする為に接続している訳ですから迷わず登録をしてください。
同時に接続時に同期するデータの選択を求められますのでこちらは任意に選択してください。
(※同期データの設定に付いては、当然後で変更可能ですので全て同期無しにしてもかまいません。)
以上をもって、母艦とCE機との親子関係構築が完了されます。
(一応情報として、レジストリなどを弄り無理やり親子関係を構築する事も可能ではあるようです。)
BCE機のLAN環境設定
1)使用できるLANカード(※)を準備しCE機のスロットに挿して下さい。
(※NE2000とかいうのに準拠したLANカードかドライバ付属のLANカード)
私の場合は『corega Ether II PCC-TD』を使用していますので判らない方は真似して同一の物を利用してください。
2)LANカードをCE機のスロットに挿すと「NE2000 Compatible Ethernet Driver の設定」(※)が自動で開きます。
(専用のドライバを利用するLANカードの場合はそちらの取扱説明書を参照してください。)
PCの時と同様にIPアドレスを入力、「プライマリWINS」に母艦となるPCのIPアドレスを入力します。
後は、OKボタンを押し、設定を完了させれば終了です。
(調べた時の感触では「プライマリWINS」に母艦のIPを設定するのがポイントの様でした。)
CLANで母艦と接続
LANカードにケーブルを接続していなければ接続して、
スタート>プログラム>通信>「ActiveSync」を起動してください。
「ActiveSync」の画面が表示されますので、
『ネットワーク接続』を選択し、接続ボタンを押して、
「接続の状況」画面が表示されればLAN接続は無事完了です。
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第2章 無線LANによる母艦とのアクティブシンク(通信)
次は、無線LANによる母艦とのアクティブシンク(通信)ですが、
AP(無線LANのアクセスポイント)用の設定が増えるだけで基本的には有線LANと同じで、
AP部分の説明だけだと、「管理者に聞いて環境に合わせて設定してください」としか言えませんので、
私が使用しているドライバの無いMELCOの『WLI-PCM-L11GP』の場合を悦明します。
@ドライバを探そう
まずドライバがないと使えませんので、最初にドライバについて調べた結果、
ORiNOCOのドライバ(WLCE_406.exe)とelcardのドライバ(win_ce_driver_sr02-2.3.zip)が利用可能とのこと
ORiNOCOの方が情報は多かったのですが、実際にDLしたところHPC2000用がないようなので
私はelcardのドライバ(win_ce_driver_sr02-2.3.zip)を利用する事にしました。
(※WLI-PCM-L11GPでなく、WLI-PCM-L11、WLI-PCM-L11Gでも平気な様です。)
Aドライバのインストール
CE機へのドライバのインストールは、通常のソフトと同じで
CE機と母艦を接続(アクティブシンク)した状態で、
母艦上でドライバのSETUPを実行すればインストールできると思います。
(↑作業した後でこれ書いてるので、ちょっとうろおぼえ
もしかしたら、XXX.cabをCE上で実行する形でないと駄目だったかも…。)
SETUPが完了するとCE機側のコントロールパネルに「WirelessNetwork」が追加されます。
B『WLI-PCM-L11GP』を挿して見よう
『WLI-PCM-L11GP』を挿しても自動では認識されず、ドライバ名を聞いてきます。
「WVLAN46」と入力してください
間違えるとレジストリを弄るか初期化して最初からになりますので、よく確認してください。
Cアクセスポイントに対する設定
Aで追加されたコントロールパネルにある「WirelessNetwork」を実行し、
接続するアクセスポイントに対する設定を行ってください。
すでに無線LAN環境が在る方でしょうし、説明は省きます。
DLAN環境の設定
APとの送受信が出来てもLANに接続できるわけは無いので当然LAN環境の設定もします。
コントロールパネルにある「ネットワーク」を実行し、
「wlags641:Agere Wireless Network Driver」のプロパティを開きます
有線LANの時と同様に、任意にIPを設定、「プライマリWINS」に母艦のIPを設定してください。
E無線LANで母艦と接続(アクティブシンク)
スタート>プログラム>通信>「ActiveSync」を起動してください。
「ActiveSync」の画面が表示されますので、
『ネットワーク接続』を選択し、接続ボタンを押して、
「接続の状況」画面が表示されれば無線LAN接続でのアクティブシンクは無事完了です。
○ドライバ・ダウンロード
以下に、MELCOの『WLI-PCM-L11/G/GP』で利用可能な
ドライバを見つけた場所を記入しておきます。(2005.05.18 確認)
(ORiNOCOの方は、少々古いですが「WinCE FAN」の方で導入方法が紹介されています。)
ORiNOCOのドライバ(WLCE_406.exe)
http://ftp.lucky.net/pub/radio/software/ORINOCO/PC_Card/win_ce/
(注:最新版のドライバでは上手くいかないとの情報が在りましたのでご注意ください。)
(注:CE Ver2.0用にネット設定用のソフトも同梱されています。)
elcardのドライバ(win_ce_driver_sr02-2.3.zip)
http://www.elcard.fi/downloads.htm
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第3章 フリースポットを使ってみよう、でもその前に
@ネットワーク設定を一々変更してられない!
アクセスポイントごとにネットワーク設定ができない(>_<)
そこで、ネットワーク設定を簡単変更してくれるフリーのソフトが無いか探しました。
「NetSet」を利用する事であらかじめ登録しておいたネットワーク環境に簡単変更(^^)
残念なのは、ネットワーク設定の変更後、LANカードの抜き差しをしないと変更が有効にならない点ですね。
AHPC(CE Ver2.11)のIEだと掲示板に書き込めない?
HPC2000(CE Ver3)では問題ないそうだかHPCpro(CE Ver2.11)のIEだと
バージョンが古く書き込みが出来ない掲示板があるとの情報を発見!?
(実際Teacupの掲示板で試して見ましたが書き込めませんでした。)
もともと、Teacupへの書き込みがしたいので、このままでは使えません。
しかし、その情報と共にフリーのソフト「つまようじ」で回避できそうな事も・・・
てことで、調査調査、 ・・・ ・・・ ・・・ 情報は古いが一応発見
「つまようじ」の設定は「Referer送信」のみチェックした状態にしておくとのこと
また、IE側の設定もキャッシュを無効にしておいた方が良いらしいとのこと
実際に、あらかじめ「つまようじ」をインストールしておき、秋葉にて試したところ
読む事しか出来なかったTeacupの掲示板も、「つまようじ」を起動した状態で送信してやれば
無事に書き込みできました。(^^)
○ダウンロード
「NetSet」
http://homepage2.nifty.com/teturo_s/netsetce/netsetce.htm
「つまようじ」
http://hp.vector.co.jp/authors/VA031360/
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第4章 フリースポットを使ってみよう
せっかく、無線LANカードもあることだし、秋葉で調べ物ができると便利かなと
秋葉のフリースポットを調べたところ何箇所かあったので、試しにやってみることに・・・
@ネットワーク設定を変更
母艦とのアクティブシンク用のネットワーク設定が設定されているので自動(初期状態)に変更
ACE機のLAN環境設定
以下の秋葉原の(フリースポットとして登録されている)2箇所での接続は確認してます。
1)「呑処ひろし (ESSID=FREESPOT)」:チチブ電気横の自販コーナーから確認(電波良好)
2)「FINAL FANTASY XI PLAY ZONE REAL VANA'DIE (ESSID=FREESPOT)」
:WonderCity横から確認(外からなので電波が非常に弱かった)
BAP(アクセスポイント)に接続
アクセスポイント(以降AP)の設定時にAPのSCANを行い設定です。
(秋葉で接続する場合は、APが沢山在る様なのでAのESSIDを参考にしてください。)
フリーのポイントなので基本的にWEP(暗号化)は設定されていませんのでご安心を・・・
C後はIE立ち上げて、ブラウジング
Bで接続は完了している事でしょうから、後はIE立ち上げてブラウジングするだけです。
D掲示板に書き込み出来なかったら、
「つまようじ」を起動して再度書き込み。
(掲示板にあわせて「つまようじ」の設定を弄ってみてください。)
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第5章 お次はYahoo!モバイルにも挑戦(2005.06.20追記)
Yahoo!モバイルについて、
2005.06.20現在、Yahoo!モバイルはテスト運用中の為無料となっています。
そこそこのアクセスポイントがあり、無料で利用できるのですから、
利用しないては無いって事で、挑戦です。
(※以下HPC2000のジョルナダ720での実施となります。)
@まずは、Yahoo!モバイルに登録
まずは、Yahoo!モバイルに登録です。
有料サービスを予定しているのですから、まず登録しないと利用できません。
登録手順は2通りあるようで、ネットからの登録と携帯からの登録が可能なようです。
ここで、気になったのが、登録方法によって若干手順が違う様です。
ネットからの登録の場合、登録時に一通り済ませてしまうのに対し、
携帯からの登録の場合、一部最初の接続時に手続きが必要になるようで、若干面倒になるようです。
Aいざ、Yahoo!モバイルに接続に挑戦1 まずは設定を
(※以降は、ネットからの登録の場合となります)
@でYahoo!モバイルに登録すると、ログイン用のIDとパスワードが決まり、ESSIDとWEPも教えてもらえます。
当然、YahooのAPと通信する為にESSIDとWEPを設定し、
ネットの設定もフリースポットと同様自動(初期状態)に変更
後は、YahooのAPのある現地で接続させれば、YahooのAPとの通信は確立されます。
(注 ↑の段階ではAPとの通信のみで、ネットに接続されているわけではありません。)
Bいざ、Yahoo!モバイルに接続に挑戦2 ログインだ・・・でも失敗^^;
AでAPとの通信は確立したので、ログインする為ブラウザを起動します。
が、ここで(Win向けの)説明書では、ブラウザの初期画面の設定に関係なくLOGIN画面が出るとありますが
ジョルナダ720のIEでは、CE版のPIEである為か、残念ながらログイン画面は出ませんでした。
(↑これで、最初の試行は失敗、断念して再挑戦することに)
Cいざ、Yahoo!モバイルに接続に挑戦3 今度こそログインだ
Bの失敗の後、NET検索やクリエ向けの説明書に目通したりしましたが、
殆ど情報は得られず、ログイン画面のURLが得られた程度でした。
しかし、もっとも重要なログイン画面のURLは判ったので再度挑戦することに
APとの通信を確立し、ログインする為ブラウザを起動
そして、ブラウザにログイン画面のURLを入力して・・・
エラーがでました・・・。
その後設定を再確認したりと適当に試し、
ふとクリエ用の説明書内の例で、ブラウザの初期画面に「http//yahoo.co.jp/」が使われていたのを思い出し
試しに「http//yahoo.co.jp/」を入力してみたら、表示されちゃいました・・・
当然ログインしたわけではないので、他のページを見ようとすればエラーです。
そこでふと、http//yahoo.co.jp/表示の後、ログイン画面に移動すればと思い実行
ログイン画面が表示されました。^^
Dログインそして
LOGIN画面が表示されたので、
PC用の説明書にある通り(説明書見なくても判ると思います)ログインしていけば完了です。
後はそのまま、閲覧したいWEBサイトを表示させれば良いだけです。
(※同時に別のブラウザを起動し、閲覧を試みたができませんでした。)
HPC2000での接続手順まとめ
@Yahoo!モバイルに登録し、ログイン用のIDとパスワードを決め、ESSIDとWEPも教えてもらう
AYahooのAPと通信する為、ESSIDとWEPその他を設定
Bネットの設定も自動(初期状態)に設定
CAPとの通信を確立(接続)
Dブラウザを起動
E「http//yahoo.co.jp/」を表示
Fログイン画面「https://signup.bbmobile.com/signup/Login」を表示
Gログイン
Hその後、ログインしたブラウザで見たいHPを閲覧
(※同時に別のブラウザを起動し、閲覧を試みたができませんでした。)
(※2005.10.02をもって公衆無線LANサービス「Yahoo! BBモバイル」の試験サービスを終了)
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第6章 A−60(CEVer2.0機)でも試してみよう(2005.08.08追記)
以前文書の下書き用に購入したモノクロ表示・乾電池駆動(・電池もちが良い)のA−60でも試してみることに
(とはいえ、A−60は、バックアップソフトが標準では付いてないので、本気で利用するつもりはない為、家で出来る物だけ)
とりあえず、家での有線LANと無線LAN経由でのアクティブシンクだけ挑戦してみました。
1−1 母艦とCE機との親子関係構築
赤外線通信を利用して親子関係を構築
細かくは、1章で説明済みなのでそちらを参照してください。
1−2 CE機のLAN環境設定
1)設定→コントロールパネルを開いてください
CEVer2.0機には、ネットワークがないのを確認します。
2)ネットワークをインストール
ネットワークがなければ、LANを利用できませんのでインストールしなければなりません
しかも、私のA-60は、本体のみで付属のCD(等)は一切ありませんので、
ネットワークは、ORiNOCOの無線LANのドライバについてきているものをインストールします。
3)使用できるLANカード(※)を準備しCE機のスロットに挿して下さい。
(※NE2000とかいうのに準拠したLANカードかドライバ付属のLANカード)
私の場合は『corega Ether II PCC-TD』を使用していますので判らない方は真似して同一の物を利用してください。
4)LANカードをCE機のスロットに挿すと「NE2000 Compatible Ethernet Driver の設定」(※)が自動で開きます
(※開かなかったかな?)。
PCの時と同様にIPアドレスを入力、「プライマリWINS」に母艦となるPCのIPアドレスを入力します。
後は、OKボタンを押し、設定を完了させれば終了です。
(調べた時の感触では「プライマリWINS」に母艦のIPを設定するのがポイントの様でした。)
1−3 LANで母艦と接続
LANカードにケーブルを接続していなければ接続して、
スタート>プログラム>通信>「ActiveSync」を起動してください。
「ActiveSync」の画面が表示されますので、
『ネットワーク接続』を選択し、接続ボタンを押して、
「接続の状況」画面が表示されればLAN接続は無事完了です。
2−1 無線LAN導入
1)ドライバのインストール
elcardのドライバには、CEVer2.0機用のは入っていませんので、
今回は、ORiNOCOの方のドライバを利用する事になります。
ORiNOCOの方のドライバのインストールが完了したら、
設定→コントロールパネルを開いて「WaveLAN」の有無を確認します
2)無線LAN設定
設定→コントロールパネルを開いて「WaveLAN」を実行します。
「WaveLAN」を起動したら、利用する環境に合わせ、設定行います。
調べた時、ORiNOCOの「WaveLAN」設定項目について説明してるところがあったので、
折角なので一覧にしてみました、参考にしてください。
基本設定 |
WaveLAN NetWork Name |
複数の無線LANに接続する場合や、NetWork Nameが不明の場合はブランクのままにしておくか、ANYと入力します。ESS-IDを設定したい場合は、ここにESS-IDを入力します。 |
Ad-Hoc Demo Mode |
アクセスポイントを使用しない場合など、カードをピアツーピアで利用する場合にチェックします。 |
アドバンスド |
MAC Adddress |
通常はブランクのままで大丈夫です。ローカルMACアドレスを利用する場合に入力します。 ここを入力した場合はアクセスポイントのMACアドレスによる接続制限は出来ません。また入力できるMACアドレスは、12桁の16進数で2桁目が2,6,A,Eのいづれかでなければなりません。 |
AP Density |
アクセスポイントのローミング範囲を設定します。 |
Transmit Rate |
転送速度の設定をします。 |
Fixed |
転送速度を固定する場合にチェックします。 |
Medium Reservation |
隠れステーション対策を設定します。 |
パワーマネージメント |
Card Power Management |
パワーマネージメントを有効にする場合にチェックします。メルコのWindows98のドライバでは、パワーマネージメントを無効で使うことが推奨されています。
この機能を利用するには、アクセスポイントがトラフィックのバッファリングをサポートしている必要があります。 |
暗号化 |
Enable Encryption |
暗号化を有効にする場合にチェックします。 |
Encryption key |
暗号化に利用するキーを設定します。 |
Encrypt Data Transmissions |
設定したキーを選択します。 |
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備考 | ORiNOCOのドライバでは、チャンネルの設定は不可で1固定となるようです |
2−2 LAN(無線LAN用)環境設定
設定→コントロールパネル→Networkを起動し、「WaveLAN/IEEE Wireless Ethernet Driver」を選択
有線LANの時と同様にLAN環境を設定し、
接続テストを行い確認できたら完了です。
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補足情報(2006.01.28追記)
補足情報とCE機にて利用可能な機器についての情報
要するにおまけ情報ですね
★補足情報★
☆LAN接続の参考になるページ
WindowsCE FAN の記事で「CEをLANカードで接続しよう!」と言うのが在ります。
http://www.wince.ne.jp/review/buchi/wincelan/
☆無線LAN接続の参考になるページ
WindowsCE FAN の記事で「WindowsCEマシンで無線LAN」と言うのが在ります。
http://www.wince.ne.jp/frame.asp?/review/katsuo/wlipcml11.html
(情報が少々古すぎますが2章と6章の実施した時に参考にした所です)
★利用可能な機器の情報★
☆カシオのAシリーズ用(WinCEのVer2でテストしている様です)のページで動作確認してるのが載ってます
http://www.casio.co.jp/hpc/support/device.html
☆WindowsCE FAN の記事で「安いEthernetCardをGetせよ!」を発見
http://www.wince.ne.jp/review/frame.asp?/review/katsuo/8_ether_price.htm
☆WindowsCE FAN の記事で「こんな周辺機器もCEで使えるんだ」を発見
http://www.wince.ne.jp/review/katsuo/16_peripheral_device.htm
☆「CF型無線LANカード比較」を発見(個人のページの様ですのでTOPページも記載しておきます)
http://www.areanine.gr.jp/~nyano/
http://www.areanine.gr.jp/~nyano/wlanlst.html
「MELCO WLI-CF-S11G」がORiNOCOのドライバでHPCpro(シグT)で動作している情報も見かけたので、
同じチップを使ってるものは、HPCproやPsPC(WinCE Ver2.11)でも利用可能かもしれませんね。
★項目外情報★
☆HPCの「表示の高速化」
デスクトップのショートカットを減らすと早くなります。
ので、いらない物を消すか、
デスクトップにフォルダを一つ作って、
利用頻度が低い物は根こそぎそのフォルダに移動してしまいましょう。
高速化が無くても、スッキリするのでおすすめです。
(※他にもあるようですが、レジストリの変更等があるのでここでは記載しません。
とりあえず、他にも何らかの方法が存在する、と言う事です。)
☆HPC2000でPPCのソフトを使う
HPC2000に(PPCにあるファイルの)ダミーファイルを追加したりすることで
一部のソフトでは在りますがHPC2000でPPCのソフトを使うことが可能です。
PPC用のAcrobat ReaderがHPC2000で利用出来るのは結構有名かも・・・
(※レジストリの変更等があるので、やり方は記載しません。
とりあえず、一部で制限もあるが実現できる、と言う事です。)
★ジャンクCE機購入する前に★
☆接続ケーブルが無くとも
PCとの接続ケーブルが無くとも、赤外線(IrDA)での接続があります。
ので、最初は赤外線で2回目以降はLAN接続でPCと接続、なんて方法もあります。
(※PC接続ソフトのアクティブシンクは最新版がダウンロードできます。)
☆PDAもバッテリーは当然消耗品
PDAもバッテリーは当然消耗品、個々で形状も違うので(特にPPCタイプ)、
持ち歩いてこそのPDAなので、場合によっては新品バッテリへの買い替えも・・・
☆CE機にHDDは無いぞ@
OS(と一部ソフト)はROMに入っているので、初期化されても電源いれいれば起動する。
(※但し、PPC2002辺りから書換え可能な機種もあるようで、
書換え失敗でクラッシュしている物もあるかも・・・)
とはいえ、付属のアプリCDは在った方がいいのですけどね
たまに、辞書ソフトとかでデータだけCDにあったりとかしますし(苦笑)
☆CE機にHDDは無いぞA
一応はソフトをインストールしたりする為のメモリ領域はありますが、
たかが知れているので、そこそこの容量のメディア(CFやSDなど)を
入れっぱなしにしてHDD代わりの使用すると楽になる。
その為、挿しっぱなしのメディアとLANカードなどの拡張用の2スロットある機体がおすすめ。
(※比較的新しいのは無線LANなど内蔵しているので1スロット物でも良いんですけどね)
☆CE機にHDDは無いぞB
基本的に本体の記憶領域はメモリを利用しているので、
メイン及びバックアップの電源が切れると、初期化されます。
環境が整ったら、バックアップをしておきましょう。
(※メディア(CFやSDなど)上に保存している物は大丈夫です。)
☆モバイル用途なのだから
モノクロ・乾電池物のPDAは
モノクロであり、OSも(CEの場合Ver2.0かVer2.11と)古いので敬遠したくなりますが、
モノクロ物はモノクロであるがゆえに屋外での視認性は意外とよく
更に、電池消耗が低く乾電池を使用しているのに駆動時間が非常に長いうえ、
当然、乾電池なので専用バッテリ劣化も無いし何処でも購入可能。
と、電源に関しては、なにげに優れものなのです。
まぁ、拡張用のPCカード(LANなど)を使うと当然その分電池の消耗も早くなりキツイそうですが・・・
なんにせよ、使用目的・使い方次第では、モノクロ・乾電池の機種もおすすめです。
★暇つぶし&おまけ★
☆SameGame フリーのHPC用のゲームですな(^_^;)
http://www.dejavusoftware.com/same/
☆「W-ZERO3 以外も OK!「Opera 8.5 for Windows Mobile, Pocket PC」ベータ版がリリース」
(2006/01/20 WindowsCE FAN の新着NEWSより)
Windows MobileとPPC2003となっているので、CE ver4以降ってところですか・・・
(・・・一番最新のでもジャンク購入のPPC2002(GenioE550G)な私には、
PPC2003以降が一層欲しくなるニュースですな)
http://www.wince.ne.jp/snap/cnBoard.asp?PID=1794
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あとがきらしきもの
あとがきらしく章毎にコメントでもかいてみますか^^;
第1章 :
たまたま、CE2.0以降対応と書かれてあったLANカードをICONで発見・購入できたのがきっかけでした。
そいつのセットアップの手順で、HPCpro(CE2.11)に標準で入っているNE2000を利用しているのを知り、
もしやと思い、調べてみる気になったわけです。
結果、NE2000とかいうのに準拠したLANカードなら対応になっていないものでも
利用可能だということが判明したわけです。^^;
後は、手持ちのLANカードをさしまくり、『corega Ether II PCC-TD』も利用可能であることが判り
使い勝手から『corega Ether II PCC-TD』の方を利用する事にしたわけです。
しかし、LAN経由でアクティブシンクがしたいわけで、当然これだけでは終わらず
(というか、PPPoEに変換してくれるルータがないので外部(ADSL)は駄目で
ローカルネットにしか繋がらない私の場合これだけだと無意味^^;)
調べまくった結果、LAN経由でアクティブシンクをする場合は、
『「プライマリWINS」に母艦のIPを設定する』という情報を見つけて初めて
LAN経由でアクティブシンクが可能になったわけです。
アクティブシンクするだけの為に結構苦労させられました、いやほんと^^;
第2章 :
昨年ジャンクのAP(アクセスポイント)を手に入れてはいたのですが
無線LANカードまちの状態で忘れかけていたころ
チカチュウで『WLI-PCM-L11GP』を開店セールで安く購入する事が出来、
無線LAN環境(APもカードも残念ながらbのみ)を作ったのがきっかけです。
最初、有線LANカード同様、CE対応のカードがないか意識しながら秋葉周ってたのですが、
全然なく、CFタイプの物でもCEVer3以降対応のものばかり
で、有線LANカードの時と同様なにかしらの手段はないものかと調査・調査・検索・検索
・・・したら、『WLI-PCM-L11』が使えるとあったので、そのまま調べ続けたら
『WLI-PCM-L11』だけでなく『WLI-PCM-L11G』と『WLI-PCM-L11GP』も同じやり方で大丈夫!!
『WLI-PCM-L11GP』ならチカチュウで買ったのが(^^)ヤッタネ
しかし、こいつもこれでは終わらない。^^;
見つけた情報が古い事もあり、流用できるはずのORiNOCOのドライバが見つからない・・・さんざ探してドライバを見つけたら
・・・ ・・・ ・・・ HPC2000用のが入ってません・・・
再度、調べまくった挙句に別のドライバ(elcardのドライバ)もいけるとの情報を発見、そちらを探す事に
この情報を見つけるまでそこらじゅう探し回りましたよ^^;ヤレヤレ
第3章 :
「NetSet」の方は、
いざ、無線LANカードのドライバ入れてみたら、
ノートPC(メルコのドライバやソフト)みたいにAP毎にネットの設定が出来ない・・・ので、
フリースポットなどを利用する時は、LAN設定を一々書き換えなければいけないなんて、面倒すぎ!!
ネットワーク設定を簡単変更してくれるフリーのソフトが無いものかと探しましたところ、
何とか「NetSet」だけでしたが見つかり、よかったよかったとなったわけです。
「つまようじ」の方は、
HPCpro(CE2.11)では定番なのか、どこかでなんか書かれてたような記憶があり、
適当に探したらあっさり情報もソフト(「つまようじ」)も見つかりました。
Teacupの掲示板の「つまようじ」の設定の情報は面倒かなと思われたのですが・・・
古い情報ではありましたが、こちらもアッサリ見つかり
駄目元で試したところ問題無くTeacupの掲示板に書き込みできました。
第4章 :
「フリースポットを使ってみよう」はある意味面倒でした。
試そうにも、近所にはフリースポットがありませでしたので^^;
結局、GW中にいきなり秋葉で試すことにしちゃいました。
1回目は、ジョルナダ720もって行って
現地でAPの設定して、さぁつなげたぞと思っってIE立ち上げたら、
「NetSet」でネット設定の変更を忘れてて「ありゃりゃ?」とかやってました〜(←ホントデス)
2回目は、GW中のジャンク情報でHPCpro(CEVer2.11)の報告が2〜3あったので、
ジョルナダ690(HPCpro)でも試そうとジョルナダ690も持って行ったのですが
ジョルナダ720で実施済みなので、接続も掲示板の表示もあっさりいきました・・・が、
今度は、掲示板書き込みで「つまようじ」を起動し忘れて「ありゃりゃ?」とかやってました〜(←コレモホントデス)
第5章 :(2005.06.20追記)
「お次はYahoo!モバイルにも挑戦」は、
本文に書いてあるように、せっかく現在無料なのでって事で挑戦しました。
しかし、ログインのところでもっと手間取ってもおかしくなかったのですが、やってみるものですね〜。
(※2005.10.02をもって公衆無線LANサービス「Yahoo! BBモバイル」の試験サービスを終了)
第6章 :(2005.08.08追記)
「A−60(CEVer2.0機)でも試してみよう」は、
タイトル通り、手元にCEVer2.0機があったので試してみただけです
しかし、今回CEVer2.0機の為ORiNOCOのドライバを利用したのですが・・・
使いづらいです。(苦笑)
チャンネル設定は無く1ch固定なので、テスト中はAP側の設定も変更しなければならなかったし、
複数の設定を保存できないので接続する環境がかわれば、設定は一々設定し直しになります。
どうやら、HPCproやHPC2000ならelcardのドライバの方を利用した方が無難そうです。
補足情報 (2006.01.28追記)
実際に利用した物以外の利用可能なLANカードの情報が無く不便だろうと感じた為、
当時、調査した時に発見していたページを記載する事にしました。
後は、新しく項目を設けた為、これだけではさびしかったので
適当にそれっぽい補足情報を書いてみましたが・・・(^_^;)
あとがきのあとがき
ぱっと見で判るとおり写真が全然ありません^^;
今これを書いてて、CE側の表示は在ると良かったかと思いましたが、
第1章でちょろっと書いてますが、まずNET関連の設定から始めている為
CE上の表示をキャプチャするソフトもありませんでした。
(というか、マッタリ環境作ってるので、
ぶっちゃけこれ書いてる今もまだ入ってませんし探し出してもいません。)
あぅ・・・各章より、あとがきの方が長がくなってしまった^^;
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