ハンディーカム用バッテリーセルの交換に挑戦 H16.2.20(木)

 暫く、お休みしておりましたチャンドラのバッテリーセル交換ですが、本音はやる気が出なくて困っていました。ところが、

ある日、ハンディーカムを使う機会があったため、出してきたところ、バッテリーの持ちがいまいち良くありません。

その時、ふと思いつきました。チャンドラ用にセル交換したものを、ハンディーカムで使用したらどうなるのか?

当然使用できると思いますが、どの程度のものになるのか興味津々です。思いついたら吉日、早速チャレンジしましょう。


PC-NETで購入したハンディーカム用バッテリーパック FUJIFILM NP510 7.2V 1250mAh ¥100−

 上記のケースに左Panasonic JY-SXP-BP10 7.4V 1600mA (3.7Vが2本入紙覆い)¥400−を入れます。

 まずは殻割り、カッターで何回か切れ目を入れると、間もなく手で割ることが出来ます。

 中はこんな感じSONY US18650SGR * 2 でした。

 ケースは再利用するので丁寧に外します。(半田ごてにて)

 制御基盤も同様ですが、配線箇所はしっかしメモしておきましょう。

 うっかりヒューズを飛ばしていないかチェックします。(オッケーでした。)

 Panasonic JY-SXP-BP10 はセルを使うだけなので、さっさと分解します。この時、タブは決して
切らないでください。半田ごてで分解してください。次のプロセスで使いますから。

 タブとリード線はこんな感じにします。また、リード線は少々短いので1cmほど延長しておきます。

 タブを元の基盤に合うよう加工します。分かりづらいかと思いますが、ペンチで向きを変えます。

 タブ2カ所、リード線1カ所を結線します。(思ったより簡単にできました。)あと、ケースに入れて2カ所結線を。

 完成後、再度ヒューズのチェック OK!!

電圧チェック、良いでしょう。 完成です!!

 早速、充電開始。1時間で終了。

 まずは、チャンドラで実験開始。

 1本で70分、2本は何と4時間動きました。(驚異!!)

 では今度はハンディカムに入れて、録画スタート。

 なんと、1本で(それしか入りませんが)110分動きました。アナログビデオですよ!!Hi8です。始めての値です。

終了後、パックを触るとかなり熱くなっていました。(大丈夫かと思います。)

現在所有するバッテリーパックとその可動時間を載せておきます。(専用パックはかなり使用してますので、新品の値ではありません。)

   区 分    型   番   ハンディカム可動時間   チャンドラ可動時間
 専用パック   SONY NP-500 7.2V 1000mA       約30分     1本20分
 専用パック   SONY NP-550 7.2V 1500mA       約60分     1本45分
 セル入れ替え   中身Panasonic JY-SXP-BP10 7.4V 1600mA      約110分     1本70分、2本4時間

(総評)

セル入れ替えパックの稼働時間には驚きました。ハンディカムはアナログ式で110分間です。過去に経験したことのない値でした。

また、チャンドラも2本だと何と、4時間も持ちましたので、素晴らしい機能回復と言えると思います。

 

 

注意)当セル交換はかなりの危険を伴います。また、今回の実験でも、ハンディカム実験終了時のバッテリーパックは
   かなりの発熱をしておりました。危険を伴いますので、お薦めしません。あくまでも自己責任でお願いします。

 

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