白いVersaPRO VA20C BS 登場、イメージはiBook? H16.2.17(火)

 NEC VersaPRO VA20C BSのカラーリングシリーズ第4弾が投稿されました。このノートはパームレスト部が剥げやすいため、

多くの方が塗装にチャレンジしているようです。当方のHPで公開させていただいた色は過去3色、@当方の黒色、A当方のバイ

オ色、Bharryさんの赤(シャー仕様)です。

 そして、本日第4色目、何と白色の登場です。白?、一瞬、えっと思いましたが、どうやらマックのiBookをイメージされたようです。

それでは、以後 青年さんのレポート、よろしく。


 今回VersaPROを買おうと思ったのは、職場で手軽に使えて自宅で寝ながらネットを

りたいために通信販売にて(秋葉原まで気軽に行けるような距離ではないために)手に入れました。

注文をする段階で、塗装剥げということは分かっていましたが、実際に品物が届いて実物を見てみると剥げた部分と

全体の色の雰囲気がいかにも使い古した中古という感じだったのですが、これはこれでいいとも思いました。

 

 VersaPROを手に入れるだいぶ前、ヤマダ電機に出かけた時にAppleiBookを見ました。

 ちっちゃくてカワイイし、これなら置物としてもいけるかもなんて思ったりしていました。

 で、VersaPROを購入する時すでに『VersaPROを白にする』と妄想にふけっておりました。

 数日後VersaPROが届きOSを入れようと思いましたが、CDドライブがないため数週間入れられませんでした。

 その間にVersaPROのカバーを取り、色付けすることにしました。

 仕事帰りにホームセンターにて紙ヤスリ2枚とホワイトカラーの水性スプレーを購入。

 しかし、ここで後々頭を悩ませることとなる。

 

 その週末に色付けを決行することにしたが、さてどうしたものか?

ノートパソコンの分解なんてやったこともないし、下手に分解などして壊してしまったら元も子もない。

ここはVersaPROの分解を既に行なっているDyna氏のページで勉強してみよう。なるほど、これはためになる。

 とりあえず、底についているゴム足を取り、その中に隠れている分解に必要なネジだけを外す。

 キーボードとカバーもなんとか取り外すことが出来た。あとは、液晶回りのカバーだけか・・・。

 Dyna氏のページを参考に液晶部のカバーを親指の爪でゆっくりと剥がしていく。

 カバー上部は外せたが、カバー下部(ヒンジ辺りの下の部分)がなかなか外れない、少し力を入れてみた。

 「ミシッ」っとやばそうな音が一瞬聞こえた。このまま力を加えれば割れると思い、別の場所から少しずつカバーを

剥がしていく。なんとか液晶部のカバーも外すことができた。塗装剥げは本体部のカバーの手を置く部分しか剥げてい

なかったので、そこだけを軽く紙ヤスリを行なう。

 

 次に新聞紙でスプレーしたくない部分をマスキングする。

が、新聞紙でマスキングが後で後悔することとなる。

 マスキングも終り、本体部のカバーをスプレーする。少しずつ塗り本体部のカバーは塗装終り・・・ん?マスキング

した新聞紙から泡が・・・?

 新聞紙が溶けてる!?(乾いた後で剥がしてみたら、穴があいたところに色が付いてしまいました)

 塗ってしまったものはしょうがない。次は液晶部のカバーを塗ろう。本体部のカバーと同様に液晶部のカバーもスプ

レーする。バッテリーはそのままの色のほうが全体の色と合うと思い、そのままにする。

 スプレーをし終わったあとで外に野暮用があるため外出することにする。

そのまま数時間置いておけば乾いているだろう。



 野暮用も済み数時間後に帰宅。もう乾いているだろうと、カバーに軽く人差し指で触れてみる。

 ・・・乾いてない!!今日は雪も降っていたし寒いから(テラスにて作業していた)乾かないのかも。

 明日まで置いておくか・・・。

 次の日。やっぱりまだ完全に乾いてない。

 なんでこんなにも乾くのが遅いのだろうと、何気なく買ってきたスプレー缶を手にとって見る。

 このとき初めて買ったスプレー缶が水性ものだと気づく。仕方ないので数日間放置することにする。

 その数日後、白く塗装したVersaPROの存在を忘れていて、ふと塗装したカバーを見てみる。

 やけにテカテカしている。まだ乾いてないのかなと思い、爪先で軽く触れてみると固い感触が伝わってきた。

 やっと乾いたので、その日仕事から帰ると袋に詰めていたネジを取り出しカバーを付けることにした。

 既に分解をしていることで、組み立てはさほど難しくはなかった。

 全部のネジを絞め終え、ゴム足を元の場所に取り付ける。

 やっとCDドライブも調達し、OSも無事入れることができた。

 OSWin2000FAT32で入れることにする。

 CDブートできないため(CDドライブがPCMCIAなため)、

Win2000の起動ディスクからブートし、インストを行なう。

 私が買った外付けCDドライブはWin2000のインスト前に自動で認識してくれるため、FDにドライバを組み込む

必要がなかった。

 とりあえず使用するための環境は終了した。が、しかし、目指していたiBookには程遠かった・・・。

 OSを入れてるときに気づいたのだが、私のVersaPROは妙に薄暗いような気がするけど・・・?

 他の人が持ってるVersaPROもこんな感じでしょうか?

 
今回一番苦戦したのは、液晶部のカバー下部の取り外しだと思われます。

 あまり力を入れすぎるとバキっといくと思われます。液晶カバーの取り外しには注意が必要です。

 それからマスキングに新聞紙は使わないほうが良いです(笑)

 既に赤いVersaPROもあるようで、他にもVersaPROをカラーリングする人が出てくるともっと面白いと思います。




投稿ありがとうございました。iBookを目指した感じよく分かります。さて、次はどんな色が出るのでしょうか?

 

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