SONYのヘッドホンを修理してみました。
ども、Dynaです。
最近レポートを書いていないのですが、それは修理をしていないのではありません。書いてUPする時間が
無いのです。 その時間は何しているのか?ですが、実は寝ています。今までは、当たり前のように午前
3時まで作業等を行って、睡眠時間を毎日3時間半取って、朝は6時半に起きて出勤していました。うん十年
もそんな生活をしていました。しかし、最近は疲れてしまい、しっかり寝てみたのです。すると、快調なのです。
出勤もルンルンで出かけられるのですね。「これは素晴らしい!」ということで、最近はかなり長時間寝ること
にしました。
そのためにレポート作成する時間がほとんど無くなってしまったのです。でも、それでは寂しいので、
短編ものをUPしましょう。最近凝っているヘッドホンの修理です。
By Dyna メール
当方には困った習性があります、それはハマると同じ物でも複数収集してしまう習性があるのです。というか、ほしく
なって我慢できないのですね。ほんとうに困ったものです。
ということで、最近はヘッドホンに凝っています。いや、凝ってはいません。集めています。それは、ヘッドホンで音が
大きく変わるからですね。かつては頂き物のiPodに、イヤホンを付けて聞いていました。しかし良い音のイヤフォンが
思ったように手に入らないのですね。秋葉原のお店で片っ端から視聴するのですが、高級だから良い音で鳴るとは限ら
ないようなのです。というよりも自分の好きな音で鳴るイヤホンが少ないのですね。結局iPodに付属していたイヤホンが
ベストとなりましたが、装着方法で音が変わり、何ともスッキリしなかったのです。
そんなある日、電車の中でヘッドホンを付けている方が目に入りました。「何も電車の中でヘッドホンするなんて・・・。」
と思ったのですが、結構いらっしゃいます。ならば・・・。自分でもやってみることにしました。
すると、ヘッドホンは音が良いのですね。それと、装着方法での極端な音の変化は少なく、気分的にもスッキリするの
でした。
ということで、お安い物が出ると、すぐに「ポチ!」をしてしまい。もう10個以上買いましたでしょうかね。それでいて、
まだ「足る」を知りません。欲望限り無しです。
というのも、最初はiPod+ヘッドホンで感激したのですが、その後、ポータブルCDプレーヤー+ヘッドホンの組み合わ
せは、もっと音が良いことに気が付き、病みつきになってしまったのです。
やはり「圧縮」していない音は良いですね・・・・・・。
2、壊れたSONYのMDR-ZX110をゲット!
そんな状態が続いていたある日、白いヘッドホンSONYのMDR-ZX110を譲っていただきました。どうやら、お安く入手
したようですが、聞いてみたら片方から音が出ないとのことです。「修理はそんなに難しくはない。」とおっしゃったのですが、
「面倒なので下さる。」とのことです。ありがたく頂戴しました。
頂いたヘッドホンは、たしかに片側しか鳴りません。それとイヤーパッドが劣化しています。それ以外は結構綺麗です。
これなら頑張って修理してみたくなりました。
3、故障個所の追究
そんな大げさな話ではないのですが、鳴らないのですから、どこかが断線しているのでしょう。テスターを使って、それを
特定しましょう。
断線はL側(黄色シール)のようです。
それでは分解しましょう。イヤーパッドを引っ張りながら取りましょう。簡単に取れますね。
するとネジが2か所見えて来ました。
ネジで止めてくれているのは、本当に良いです。最近は接着していたり、噛み合わせているケースが多いので・・・。
スピーカーが露出したので、早速導通テストをしましょう。この状態になれば、スピーカーが断線しているのか、ケー
ブルが断線しているのかが分かります。ここでは、黄色のスピーカーが断線していることが分かりました。
ということは、正常なスピーカーをどこからからゲットする必要があります!
4、修理用パーツを探しましょう!
早速、不要なヘッドホンを探しました。すると、音質が良くて気に入っていたのに、カッコ悪くて使えない「イヤーマフ」が
出てきたのです。これは確かU-SHOPにて¥100で買ったはず。お安かったのですが、音は意外に良かったので、期待
しました。因みにこのスピーカーは直径4cmです。
あれ?SONYの直径は3cmです。残念!交換できません。 まあ、とりあえず壊れているスピーカーは取りましょう。
まずはカッターで切れ目を入れて、
グイっと力を入れて取ります。意外にチャチな3cmスピーカーですね。
それでは、3cmのスピーカーが入っていそうな壊れたヘッドホンを探しましょう。どれどれ?
これなら3cm程度のスピーカーが入っていそうですね。
実はこのナガオカのヘッドホン、一番気に入って通勤に使っていたのですが、蝶番部分が取れてしまい、耳にフィット
しなくなってしまったのです。それとシリコンゴムの部分?がベトベトになってしまい。とても不快だったので、お蔵入りと
なっていました。まさにパーツ取り用のヘッドホンでしょうかね。
イヤーパッドを持ち上げるとネジが見えます。ドライバーでネジを取りましょう。(よしよし!)
お!この大きさ、期待できそうですね。
やったぜ!3cmでした。どうやら小型は3cm、中型は4cmのようですね。
こちらは、力入れて強引に取り出しました。バキバキっと!!!
スピーカーを比較してみました。写真左の左がナガオカ、右がSONYです。 スピーカーをSONYの台に乗せてみたと
ころ、ちょっと 小さいようですね。隙間がでます。
5、修理開始
仕方ないので、両面テープを用意して、スピーカーの周りに貼り付けてみました。
何とか収まりましたね。それでは線を半田付けしましょう。
さて、ここで大問題があります。それは、SONYの正常なスピーカーも取って、ナガオカのに入っているスピーカーに交換
するかです。
悩むぐらいなら交換してしまえば良いのですが、SONYのスピーカーにあまり負担をかけたくないのです。
そこで、不良のスピーカー1つだけ交換して様子をみることにしました。聞いてみて違和感を感じるようなら2個目も交換
するという発想です。
早速、元に戻しましょう。
それでは、これも頂き物のSONYポータブルCDプレーヤーにて試聴開始です。
CDはLPから落とした「ジョンデンバー」 ・・・・。 良いですね。アコースティックなギターの音色がたまりません。
左右のバランスも問題ないでしょう。OKです。
6、イヤーパッドも交換しましょう
それでは、イヤーパッドを交換しましょう。アマゾンで購入しておいたお品が届いています。注文から到着まで10日 くら
いかかりましたね。でも価格が¥230と異常にお安いのでOKでしょう。
時間はかかりますが、何とエアーメールで届きました。素晴らしい! 10日もかかって?
手前がアマゾン新品¥230、奥が在来ものです。そんなに違和感はないですね。
装着も特に問題なし。フィット感もなかなかです。
修理完了です。どうでしょうか? 見た目もよろしいようなので、十分利用できそうですね。
やれやれ! またひとつコレクションが増えてしまいました。
(実は色違いの同型を持っているのです。ピンクですが・・・。)
因みにSONYのMDR-ZX110は、やや硬めの音ですが、メリハリがあって良い感じのヘッドホンだと思いました。ただ、
収納するときは上の写真左のようになりますが、蝶番部分の構造が変わっていてちょっと違和感を感じます。
(大したことではありませんが・・・。)
おそ松!
続きです。(2021.12.09)
ども、Dynaです。SONYのヘッドホンMDR-ZX110は、十数台ある当方のヘッドホンの中では音質的にも、使い勝手でも、
価格的にも最高のヘッドホンです。ということで、今でも現役でバリバリ活躍しています。
さて、修理を終えた白いMDR-ZX110は、その後違和感を感じて使用を中止していました。そしてピンクに切り替える予定
でしたが、ピンクの色が気に入らず、かと言って白の、もう片方のSPを交換するのも面倒で、結局白2号をゲットしました。
まあ、白2号も、お安く入手出来たので気にもしませんでしたが、いっそ使わないピンクのSPをそのまま白1号と交換し
てしまえば良かったのかもしれませんね。
(左から白2号「正常」、白1号「レポート機」、ピンク「今回断線」)
さて、今回またレポートUPすることになったのは、今年になってパソコンはほとんどお休み状態で、昔のオーディオに凝り
だしたため、このSONYのMDR-ZX110を1台田舎に持って行くことになったからです。
正常な白2号は家で使用するので残しますが、白1号を何とかして田舎に持って行こうと思ったのです。そこで、修理?
をすることとしました。
白1号は、ここのレポートで記載したように、作業的には終わっているのですが、何か変なのです。「変」というのは、良い
音質で鳴っているのに、違和感があるのです。
原因ですが、おそらく左側のSPはナガオカ製のヘッドホンに入っていたSP、右側のはSONYの物なので、バランスが悪い
のだと思いました。そこで、右側のもナガオカ製に換えようと思ったのです。しかし、作業が面倒なのでどうしようかな?と
悩みながらピンクのを久しぶりに使ってみたら、何と!このヘッドホンも右側が断線していました。
(良く壊れますね・・・・。)
と言うことで、決まりです。そうです、ピンクの正常に動く左のSPをそのまま、違和感のある白1号の左側と交換するのです。
そうすれば、白1号は左右ともSONYのSPになります。
ピンクのは左側がナガオカのSPになるので、時間が取れたら断線している右側のを、ストックしてあるナガオカのSPに交換し
てあげると使えるようになるはずです。
1、作業開始
分かりやすくするためシール付けします。ピンクの左は緑、右は赤です。一応確認します。右側(赤)がSP内で断線していました。
よって、ピンクの左側SPの半田を取り、プラスチック部そのまま移植します。(SPは取りません。セットで!)
白1号も分解して準備します。 ピンクの緑色SPを、白1号の黄色へ。 逆に白1号の黄色SPを、ピンクの緑色へ
ついでに、白2号とピンク用にと、アリでイヤーパッドを2組買いました。2セットで¥264でした。前回のと比較しても
ペラペラで残念です。
施工前 施工後
まあ、良いか? 安いもんね!¥264(2セット)
どうにも、安っぽいですね・・・・・。 我慢!がまん!
まあ、作業完了とします。
2、気になったこと(違和感について)
ピンクの緑SP(SONY・元の状態)(+・−) 白1号の黄SP(ナガオカ・交換後)(−・+) ナガオカの元の状態(+・−)
違和感を感じた白1号ですが、ひょっとしたら+-の極性を反対にしていた可能性が分かり、作業後に過去の半田付け
写真にて確認しました。すると、SONYの元の状態とは逆に配線していました。 ガーン!
ナガオカのSPとSONYのSPの極性が同じとは限りませんが、ナガオカの元の状態を見る限り、SONYと同じです。
今般は、白1号をSONYに統一してしまいましたので、もう確認することは出来ませんが、SPの極性を間違えると「良い
音質」でも「違和感」を感じてしまい、音を楽しめないと分かりました。(トホホ・・・・。)
お口直し (2021.12.09)
kanemiさんもヘッドホンのイヤーパッドを交換されたとのことです。
レポートはこちらです。 ここ
んー! 交換用イヤーパッドが@1200*2ですか・・・・。当方が今回交換したものと比較すると別の次元レベルの
差ですね。まあ、拝見する限り、大変良い作りなので思わず納得です。
オーディオ機器は、見た目も感じる音に影響するので、ある程度はお金を出した方がよろしいかと思います。
交換用イヤーパッド2セット(4つ)で264円は、さすがに安すぎですね。
ありがとうございました。またお願いします。
By Dyna
By Dyna メール