NO.336

SONYのヘッドホンを修理してみました。

                                              2018.06.21                                  

ども、Dynaです。

最近レポートを書いていないのですが、それは修理をしていないのではありません。書いてUPする時間が

無いのです。  その時間は何しているのか?ですが、実は寝ています。今までは、当たり前のように午前

3時まで作業等を行って、睡眠時間を毎日3時間半取って、朝は6時半に起きて出勤していました。うん十年

もそんな生活をしていました。しかし、最近は疲れてしまい、しっかり寝てみたのです。すると、快調なのです。

出勤もルンルンで出かけられるのですね。「これは素晴らしい!」ということで、最近はかなり長時間寝ること

にしました。

  そのためにレポート作成する時間がほとんど無くなってしまったのです。でも、それでは寂しいので、

短編ものをUPしましょう。最近凝っているヘッドホンの修理です。

                                                By Dyna   メール



1、止まらないヘッドホン収集!  

 

 当方には困った習性があります、それはハマると同じ物でも複数収集してしまう習性があるのです。というか、ほしく

なって我慢できないのですね。ほんとうに困ったものです。

 ということで、最近はヘッドホンに凝っています。いや、凝ってはいません。集めています。それは、ヘッドホンで音が

大きく変わるからですね。かつては頂き物のiPodに、イヤホンを付けて聞いていました。しかし良い音のイヤフォンが

思ったように手に入らないのですね。秋葉原のお店で片っ端から視聴するのですが、高級だから良い音で鳴るとは限ら

ないようなのです。というよりも自分の好きな音で鳴るイヤホンが少ないのですね。結局iPodに付属していたイヤホンが

ベストとなりましたが、装着方法で音が変わり、何ともスッキリしなかったのです。

 

 そんなある日、電車の中でヘッドホンを付けている方が目に入りました。「何も電車の中でヘッドホンするなんて・・・。」

と思ったのですが、結構いらっしゃいます。ならば・・・。自分でもやってみることにしました。

 

 すると、ヘッドホンは音が良いのですね。それと、装着方法での極端な音の変化は少なく、気分的にもスッキリするの

でした。

 ということで、お安い物が出ると、すぐに「ポチ!」をしてしまい。もう10個以上買いましたでしょうかね。それでいて、

まだ「足る」を知りません。欲望限り無しです。

 というのも、最初はiPod+ヘッドホンで感激したのですが、その後、ポータブルCDプレーヤー+ヘッドホンの組み合わ

せは、もっと音が良いことに気が付き、病みつきになってしまったのです。

 やはり「圧縮」していない音は良いですね・・・・・・。

 

 

2、壊れたSONYのMDR-ZX110をゲット!

 

 そんな状態が続いていたある日、白いヘッドホンSONYのMDR-ZX110を譲っていただきました。どうやら、お安く入手

したようですが、聞いてみたら片方から音が出ないとのことです。「修理はそんなに難しくはない。」とおっしゃったのですが、

「面倒なので下さる。」とのことです。ありがたく頂戴しました。

 

 

 頂いたヘッドホンは、たしかに片側しか鳴りません。それとイヤーパッドが劣化しています。それ以外は結構綺麗です。

これなら頑張って修理してみたくなりました。

 

 

3、故障個所の追究

 そんな大げさな話ではないのですが、鳴らないのですから、どこかが断線しているのでしょう。テスターを使って、それを

特定しましょう。

  

 断線はL側(黄色シール)のようです。

 

 

 それでは分解しましょう。イヤーパッドを引っ張りながら取りましょう。簡単に取れますね。

 するとネジが2か所見えて来ました。

 

 

ネジで止めてくれているのは、本当に良いです。最近は接着していたり、噛み合わせているケースが多いので・・・。

 

 

 スピーカーが露出したので、早速導通テストをしましょう。この状態になれば、スピーカーが断線しているのか、ケー

ブルが断線しているのかが分かります。ここでは、黄色のスピーカーが断線していることが分かりました。

 

 

 ということは、正常なスピーカーをどこからからゲットする必要があります!

 

、修理用パーツを探しましょう!

 

 早速、不要なヘッドホンを探しました。すると、音質が良くて気に入っていたのに、カッコ悪くて使えない「イヤーマフ」が

出てきたのです。これは確かU-SHOPにて¥100で買ったはず。お安かったのですが、音は意外に良かったので、期待

しました。因みにこのスピーカーは直径4cmです。

 

 

 あれ?SONYの直径は3cmです。残念!交換できません。 まあ、とりあえず壊れているスピーカーは取りましょう。

 まずはカッターで切れ目を入れて、

 

 

 グイっと力を入れて取ります。意外にチャチな3cmスピーカーですね。

 それでは、3cmのスピーカーが入っていそうな壊れたヘッドホンを探しましょう。どれどれ?

 

 

 これなら3cm程度のスピーカーが入っていそうですね。

 実はこのナガオカのヘッドホン、一番気に入って通勤に使っていたのですが、蝶番部分が取れてしまい、耳にフィット

しなくなってしまったのです。それとシリコンゴムの部分?がベトベトになってしまい。とても不快だったので、お蔵入りと

なっていました。まさにパーツ取り用のヘッドホンでしょうかね。

 

 

 イヤーパッドを持ち上げるとネジが見えます。ドライバーでネジを取りましょう。(よしよし!)

 

 

 お!この大きさ、期待できそうですね。

 

 

 やったぜ!3cmでした。どうやら小型は3cm、中型は4cmのようですね。

 

 

 こちらは、力入れて強引に取り出しました。バキバキっと!!!

 

 

 スピーカーを比較してみました。写真左の左がナガオカ、右がSONYです。 スピーカーをSONYの台に乗せてみたと

ころ、ちょっと 小さいようですね。隙間がでます。

 

 

5、修理開始

 

 

 仕方ないので、両面テープを用意して、スピーカーの周りに貼り付けてみました。

 

 

 何とか収まりましたね。それでは線を半田付けしましょう。

 

さて、ここで大問題があります。それは、SONYの正常なスピーカーも取って、ナガオカのに入っているスピーカーに交換

するかです。

 悩むぐらいなら交換してしまえば良いのですが、SONYのスピーカーにあまり負担をかけたくないのです。

そこで、不良のスピーカー1つだけ交換して様子をみることにしました。聞いてみて違和感を感じるようなら2個目も交換

するという発想です。

 

 

 早速、元に戻しましょう。

 

 

 それでは、これも頂き物のSONYポータブルCDプレーヤーにて試聴開始です。

 

 CDはLPから落とした「ジョンデンバー」 ・・・・。 良いですね。アコースティックなギターの音色がたまりません。

 左右のバランスも問題ないでしょう。OKです。

 

 

6、イヤーパッドも交換しましょう

それでは、イヤーパッドを交換しましょう。アマゾンで購入しておいたお品が届いています。注文から到着まで10日 くら

いかかりましたね。でも価格が¥230と異常にお安いのでOKでしょう。

 

  時間はかかりますが、何とエアーメールで届きました。素晴らしい! 10日もかかって?

 

 

 手前がアマゾン新品¥230、奥が在来ものです。そんなに違和感はないですね。

 

 

 装着も特に問題なし。フィット感もなかなかです。

 

 

 修理完了です。どうでしょうか? 見た目もよろしいようなので、十分利用できそうですね。

やれやれ! またひとつコレクションが増えてしまいました。

 (実は色違いの同型を持っているのです。ピンクですが・・・。)


 因みにSONYのMDR-ZX110は、やや硬めの音ですが、メリハリがあって良い感じのヘッドホンだと思いました。ただ、

収納するときは上の写真左のようになりますが、蝶番部分の構造が変わっていてちょっと違和感を感じます。

(大したことではありませんが・・・。)

 

おそ松!


続きです。(2021.12.09)   

 ども、Dynaです。SONYのヘッドホンMDR-ZX110は、十数台ある当方のヘッドホンの中では音質的にも、使い勝手でも、

価格的にも最高のヘッドホンです。ということで、今でも現役でバリバリ活躍しています。

 さて、修理を終えた白いMDR-ZX110は、その後違和感を感じて使用を中止していました。そしてピンクに切り替える予定

でしたが、ピンクの色が気に入らず、かと言って白の、もう片方のSPを交換するのも面倒で、結局白2号をゲットしました。

 まあ、白2号も、お安く入手出来たので気にもしませんでしたが、いっそ使わないピンクのSPをそのまま白1号と交換し

てしまえば良かったのかもしれませんね。

(左から白2号「正常」、白1号「レポート機」、ピンク「今回断線」)  

 さて、今回またレポートUPすることになったのは、今年になってパソコンはほとんどお休み状態で、昔のオーディオに凝り

だしたため、このSONYのMDR-ZX110を1台田舎に持って行くことになったからです。

 正常な白2号は家で使用するので残しますが、白1号を何とかして田舎に持って行こうと思ったのです。そこで、修理?

をすることとしました。

 白1号は、ここのレポートで記載したように、作業的には終わっているのですが、何か変なのです。「変」というのは、良い

音質で鳴っているのに、違和感があるのです。

 原因ですが、おそらく左側のSPはナガオカ製のヘッドホンに入っていたSP、右側のはSONYの物なので、バランスが悪い

のだと思いました。そこで、右側のもナガオカ製に換えようと思ったのです。しかし、作業が面倒なのでどうしようかな?と

悩みながらピンクのを久しぶりに使ってみたら、何と!このヘッドホンも右側が断線していました。

 (良く壊れますね・・・・。)

 と言うことで、決まりです。そうです、ピンクの正常に動く左のSPをそのまま、違和感のある白1号の左側と交換するのです。

そうすれば、白1号は左右ともSONYのSPになります。

 ピンクのは左側がナガオカのSPになるので、時間が取れたら断線している右側のを、ストックしてあるナガオカのSPに交換し

てあげると使えるようになるはずです。

 

1、作業開始

 

 分かりやすくするためシール付けします。ピンクの左は緑、右は赤です。一応確認します。右側(赤)がSP内で断線していました。

 

 よって、ピンクの左側SPの半田を取り、プラスチック部そのまま移植します。(SPは取りません。セットで!)

 

 白1号も分解して準備します。 ピンクの緑色SPを、白1号の黄色へ。 逆に白1号の黄色SPを、ピンクの緑色へ

 

 ついでに、白2号とピンク用にと、アリでイヤーパッドを2組買いました。2セットで¥264でした。前回のと比較しても

ペラペラで残念です。

 
    施工前                               施工後

 まあ、良いか? 安いもんね!¥264(2セット)

 

  どうにも、安っぽいですね・・・・・。 我慢!がまん!

 

 まあ、作業完了とします。

 

2、気になったこと(違和感について)

     
 ピンクの緑SP(SONY・元の状態)(+・−)  白1号の黄SP(ナガオカ・交換後)(−・+)     ナガオカの元の状態(+・−)

 違和感を感じた白1号ですが、ひょっとしたら+-の極性を反対にしていた可能性が分かり、作業後に過去の半田付け

写真にて確認しました。すると、SONYの元の状態とは逆に配線していました。 ガーン!

 ナガオカのSPとSONYのSPの極性が同じとは限りませんが、ナガオカの元の状態を見る限り、SONYと同じです。

 今般は、白1号をSONYに統一してしまいましたので、もう確認することは出来ませんが、SPの極性を間違えると「良い

音質」でも「違和感」を感じてしまい、音を楽しめないと分かりました。(トホホ・・・・。)



お口直し (2021.12.09) 

kanemiさんもヘッドホンのイヤーパッドを交換されたとのことです。

レポートはこちらです。  ここ  

 んー! 交換用イヤーパッドが@1200*2ですか・・・・。当方が今回交換したものと比較すると別の次元レベルの

差ですね。まあ、拝見する限り、大変良い作りなので思わず納得です。 

 オーディオ機器は、見た目も感じる音に影響するので、ある程度はお金を出した方がよろしいかと思います。

 交換用イヤーパッド2セット(4つ)で264円は、さすがに安すぎですね。

 ありがとうございました。またお願いします。

                                      By Dyna 

 


 

 

                                                 By Dyna   メール

 


 

 

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