NO.331 By kanemi さん (2018.02.12)
ワイヤレスマウスは便利ですが、良く壊れます。
ワイヤレスマウス iBUFFALO製 BSMBLW02の修理
ども、Dynaです。
皆さん、ご愛用のマウスはケーブル付きですか?それともケーブルレスでしょうか。当方は現在ケーブル付きを使用
しています。それは、毎日のことなので「安心・確実」が重要だからです。マウスは、PC操作の「いろは」的な位置づけで
作業効率に大きく影響します。よって絶対的な「安定」が必要ですよね。
実は、当方も数年前に「ワイヤレスマウス」を多数購入して、いっきにマウスのワイヤレス化を実行しました。その頃は
ワイヤレスマウスが安定してきて、電池の交換頻度が少なくなり、とても便利だと感心したからです。家庭内にあるマウス
を全部ワイヤレスに交換する予定でした。しかし、実行されないまま終わり、現在はまた有線に戻っています。それは、
結構壊れるからでした。壊れたPCを修理するのは楽しいのですが、なぜかマウスを修理する気はなく、ほとんど捨てて
いました。
今般、ワイヤレスマウスの修理に成功したkanemiさんからレポートを頂きました。ありがとうございます。マウスの修理
レポートがほとんど無かったので、本当に参考になりますね。
あのマウスのコードが引っ掛からない便利さは捨てがたいです。まだ新品箱入りが数個押し入れに寝ているので、
出して来ようか考えることとしました。それでは、早速拝見しましょう。
By Dyna メール
ワイヤレスマウス iBUFFALO製 BSMBLW02を
修理したのでレポートします。
1、はじめに
ブラウザの上下のスクロールに、マウスのホイールをコロコロ操作するかと思うのですが、メインPCのワイヤレスマウスが、
どうも思った様に操作が出来なくなり、スクロールが多すぎたり少なかったり、ひどいと逆方向に動き出したりの状態でした。
当然買い替えを考えていたのですが、ダメ元の修理がうまく行き、復活させることが出来ましたので報告します。
2、修理の概要
ホイールの不良なので、「回転センサーのロータリーエンコーダーを交換出来れば直せる。」と考えました。
⇒死蔵のマウスをバラしてみたらそっくりの部品が載っている。
⇒交換すれば、直るハズとダメ元で安易に試しました。
マウス分解・組直しの手順はざっくりこんな感じでした。
1) マウスの裏側の滑らかに滑らせるシールをはがす
2)
シールをはがしたところに、ネジがありトルクスT6ドライバで外す
3) ツメで止まっているところは無いので上から順に取り外していく
4) はめ込みのホイール部分を外したり、根元についている回転センサーをはずす
5) 半田ゴテを使って基板からコネクタを外す
6)
部品取りした、回転センサーを1本黒色の配線を目印に半田付け
7) 基板裏のスイッチとパーツの位置合わせに注意して基盤を載せる
8)
逆の順に組み立てる
3、背 景
4年くらい使い続けたのですがホイールの他は動きが「まあまあ」なことから、買い替えをどうしたものかと思っていたところ、
死蔵していたマウスにそっくりな部品が載っていることから修理を試しました。修理と言っても、ロータリーエンコードと思わ
れる部品+ハーネスを半田ゴテを使って取り換えただけと、大したことはしてないのですが手に馴染んだものを復活させる
ことが出来たのがちょっと自慢です。
BSMBLW02は、量販店の福袋的なもので格安に入手したものです。
入手前は、ワイヤレスマウスは高価でしたし、電池切れが発生する、線が無いので行方不明になるなどなどの懸念で、
ワイヤレスを避けてましたが、良く動くのでワイヤレス品を見直した製品でしたし、運よく壊れず長く使い続けることが出来
ていました。さらに使い続けることが出来そうです。
死蔵品の部品取りしたのは 同じiBUFFALO の
BSMLW15D です。
アキバのジャンク街で格安で売られていたことと、珍しいWIFI接続なことに引かれて買ったものでした。試してみたものの、
デスクトップPCの環境には向かないことと、ミニノートで使うにもドライバ・アプリの出来の悪さで諦め死蔵してました。
WINDOWSより前のPCで、マウスのボタンの操作が効かなくなり、内部のスイッチを交換したことを思い出しました。
その頃は、今の様にマウスは安いものではなかったですから、直して当然の時代でした。
今は、技術的に直すことも難しくなっていたり、直すより買い替えた方が良いことが多いので、なんとなく得をしたのかな
とも思っています。
以上です
4、作業状況
故障したマウス 部品どりしたマウス
左が修理したBSMBLW02 右が部品取りしたBSMLW15D
滑らせるシールをはがすと印の下にネジが隠れています。
←←←←←←
それぞれ分解した状態
ホイール軸についている印の部品と配線を左へ移し替えます。
ホイール周りをバラした状態で、右下が交換する部品と配線の全体です。
ども、Dynaです。
レポートありがとうございました。 ロータリーエンコードの交換とは、今まで考えたことも無かったです。たしかに、交換
可能なパーツが入手できれば修理可能ですね。でも、無線マウスとなると、そんなにたくさんジャンクが出回る訳では無
いので入手はちょっと難しいかも知れませんね。
なるべくなら、似た機種を複数確保してから運用すると良いかも知れませんね。押し入れから出してきてワイヤレス
運用復活する予定です。ありがとうございました。
By Dyna メール