NO.273 By Dyna (H26.01.27)
2014年のお年玉、インバースの格安CPU、C2D E7400を¥980でゲット!
スリムPCのCPUを一気に交換するぞ!
ども、Dynaです。
新年あけましておめでとうございます。え!遅いですか・・・・。そうですよね。間もなく2月が来ますよね。1ヶ月なんて
本当に早いものですね。さて、毎年、我々ジャンカーに夢を提供してくれるインバースさんですが、今年も新年からやっ
てくれました。何気に販売してくれていた、CPUのお年玉です。何とCore2Duo E7400(2.8Ghz)が¥980だったので
すね。詳細は平日隊レポートH26.01.11をご覧ください。それと、2匹目のどぜうを狙って 翌週も行った、平日隊レポート
H26.01.18も、追加参照をお願いします。モバイルCPU T8100も¥980で購入できましたので。
「たかが、CPU交換、簡単ではないかって。」と言 わないでくださいね。おかげさまで、しばらく遊ばせてもらえました
ので・・・・・・・。簡単なレポートですが、新春ということで、ご勘弁を! それでは、ご覧ください。
By Dyna メール
はじめに
「DynaはスリムPCが好きなのです。」
写真をご覧ください。これらは、当家で遊んでいるスリムPC郡の一部です。まだ別にもありますが・・・。なるべく不要
になったものは、皆さんへプレゼントしているのですが、それでも、たまってたまって困って?います。
ただ、これらのPCが古くなって使えないかというと、決してそうではありません。現在のCPUは、多くがネットバースト
系のPentium4やCerelonDなのですが、その多くは、CPUが交換可能なので・・・・・。
現在、当家ではここに写っていない4台のスリムPCが活躍しています。しかし、それらの多くがWindowsXPなのです。
これらを最新のOSに代えなければいけません。今年の4月までにです。! しかし、今のままでは、非力なのでCPUの
交換を行って、備えましょう。と決めていたのです。昨年の4月頃から・・・・。(のんびりしていますね。)
さて、これらのPCの多くは、NECのMYシリーズです。これらのPCで型番の末尾が数字の機種は、CPU交換が出来る
と、このHPで確認しており、CPUの価格が下がったら、一斉に交換しようとずっと 待っていたのでした。
1 CPUの購入
そんな気持で、悶々としながら、平成26年の新春巡回をしていると、インバースでお年玉を見つけました。Core2Duo
のCPU、E7400(2.8Ghz)が¥980で大量に売られていたのですね。
CPU E7400を2個ゲット! CPUイメージ
当方は、特価のCPUを見つけた時に備え、このHPをプリントして毎週持って出かけています。今回はCore2Duoの
E7400です。使えますでしょうか・・・?
早速、プリントで調べました。それによると、末尾がE-1,2,3は駄目ですが、E-4,5は 交換できそうですね。確か、
家にはE-4とE-5が一台づつあるので、2個購入して帰宅したのでした。ワクワク!
@ A
ターゲットは、一番左の@MY18L/E-4 と 左から3番目の AMY18X/E-5です。(外見では分かりませんね。)
E7400(1)を @MY18L/E-4 2012年2月11日 インバースにて購入 ¥3000−
CPU PentiumDC E2160 (1.8Ghz) へ
E7400(2)を AMJ18X/E-5 2012年5月19日 U-SHOP 2F にて購入 ¥2000−
CPU Celeron430 (1.8Ghz) へ
2 @MY18L/E-4のCPUをE7400に交換
喜んで帰宅した後、早々に@MY18L/E-4のCPUをE7400に交換してみました。
しかし、画面は真っ暗!、ACプラグを付けると、電源を入れる前からCPU FANは全開状態というか、暴走状態で、
手がつけられません。
再度HPを確認してみました。するとE-4,5は追記がされており、どうやらE-4は駄目と確認されたようです。
(早く言ってよ!) 失敗NO1です。
結局、E-5しか駄目のようですね。ということで、AMY18X/E-5でCPU交換することにしました。
(1個余るぞー!どうする、冷や汗)
3 AMJ18X/E-5のCPUをE7400に交換
まあ、こちらなら、いとも簡単に成功するでしょう。
それにしても、CPU交換の作業は面倒ですね。理屈は簡単ですが。CPUFANの4つのねじを外して、FANのコネクタを
取れば良いのです。しかし、なのです。実際は、そう簡単ではありません。ネジは硬いし、何回も回す必要あるし、4つ
のネジを対角線状に対応する必要があるし、一番困ったのは、FANのケーブルソケットでした。硬いのですね。変に引
っ張れば、部品に損傷を与える可能性もあるので・・・・。
それでは、作業を終えたので、SW-ONです。
あれ?こちらも画面は真っ暗!CPU FANが全開状態です。まさか・・・・・・・・・・・・。CPUが逝かれているのか?、まさか?
失敗NO2です。
ということで、いろいろ調べてみました。E-4,5
なるほど、おそらくBIOSが対応していないのでしょう。今は 006/447A0600 ですが、これを 008/447A0800 にUP
すれば、行けるかもです。でも、あまり数値的にUPしていませんね。(不安モード・・・)
ただし、BIOSなので、もう少し調べてから、実行することにしましょう。
4 CPUの再購入(翌週の話)
簡単に済むと思っていたことが、簡単に行かないと落ち込みますね・・・。とうことで、その週は調べだけで終わり、そ
の週末にまた、秋葉原に突撃しました。
すると、またインバースでCPUが特価販売しています。今度はモバイルタイプのC2D T8100(2.1Ghz)が¥980で
した。超小型PCのエンデバーS100か、NEC ExpessE5800 51Ma あたりで使えそうです。大至急スマホで調べると、
どうやら51MaでOKのようですね。それでは、1個購入しましょう。
それから、当家には、スリムPCのE-1,2,3が大量に存在するので、それ用の交換CPUも必要と考え、交換可能と
言われているCPUで一番高クロックな E6700(2.6Ghz)を狙ったのです。しかし、秋葉でも見つかりません。E6750な
ら¥1480であるのですが・・・・・。HPによると駄目の可能性がありますね。
ということで、その下のCPU E6600(2.4Ghz)をじゃんぱらにて¥1380で購入して帰りました。
T8100とE6600、各1個を購入
ターゲットは、次の機種です。
@ A B C
E6600を B MY26X/E-1 2011年9月10日 PC-NET にて購入 ¥1380−
CPU CeleronD331 (2.66Ghz) へ
T8100を C NEC Express 51Ma 2013年9月28日 PC-NETにて購入 ¥1500−
CPU Celeron550 (2.0Ghz) へ
5
BMY26X/E-1のCPUをE6600に交換物事は、一回失敗すると、連続する傾向があります。今回も2回連続で失敗しています。そこで、考えました。一回、
何とか成功させよう。そうすれば、勢いづいて他も成功してくかもと・・・・・。(悪あがきですね。)
ということで、まず、間違いなく成功すると思われるE-1,2,3 のPCでCPU交換をすることにしました。
目標は、BMY26X/E-1のCeleronD331(2.66Ghz)を、E6600(2.4Ghz)に交換するのです。
ただし、このPCは、すでにPentiumDC E2160に交換しているのでした。
じゃんぱらで購入したE6600、¥1380−
CPU交換作業終了です。まずは1つ目の成功を達成するのです。行けー! 拝む気持ちでSW-ONです。
しかし、なのです。「天は我を見放したの・・・・のか?」 まったく同じ現象ですね。画面は真っ黒、
FANは爆走状態・・・。おかしいですね。
一回CMOSクリアでもしてみますか・・・・・。ボタン電池を取り外して、電池ケースの端子を短絡させます。勿論その前
にACコードは抜いておきますが・・・。
それでは、期待して再度、SW-ONです・・・・・・。 だめでした・・・・。失敗NO3です。
いったい、どうなっているのだ!
CPU交換すべて失敗ではないか!
この様なときは、冷静に考えましょう。日が悪いのです。素直に寝て、翌日考えましょう。もう午前3時ですから・・・・。
6 BIOSをUPせよ!
(1) AMJ18X/E-5のBIOS UP
そういえば、BIOSアップをまだしていませんでしたね。ゴチャゴチャ言う前に、可能性の高いBIOSのUPを行うことにし
ました。それには、NECのHPからUPデート用BIOSを入手する必要があります。何やら説明を読むと、難しいように見え
ますが、昔のBIOSアップと比べれば、とても簡単です。動いているOS用のものをDLして、実行するだけなのです。ただ、
OSが正常でない場合は、一回正常なもの(例えばWindowsXP)にしてから、例えばWindows7等にUPする必要がありま
す。ご注意を! (追記:Win7でも出来るようです。E-4,5)
NECのサイトは ここ です。 注意が必要なのは、ここの型番は、当HPに記載している型番では無く、シール等でPC
の横に貼られているものです。 AMJ18X/E-5 この場合は、→ PC-MJ18XEZ75 でした。
このように正式な入力でないと、検索結果が出ません。
OSも例えばWindowsXPだと、 ここ に飛びます。
これが、現在のBIOSバージョンです。
解説だと、最新のBIOSは 008/447A0800 ですね。 現在のPCのBIOSを出すと 006/447A0600 でした。
ちょっとしたUPですが、期待しましょう。
実は、もともとのPCはWindows7が入っているのですが、それ用のBIOSUPが用意されていないので、仕方なく、1回
WindowsXPを入れて、このUPデートを行いました。 (追記:Win7でも出来るようです。E-4,5)
かと言って、まっさらにするのは非効率なので、HDDを入れ替えて、XPを入れます。BIOSを書き換えたら元のHDDに
戻すという流れで実施しました。面倒!
BIOSのアップは、実行ファイルをダブルクリックするだけです。ほとんど自動で行くので、問題は無かったですが・・・
・・・・・・・・・・・。
終わると、XPで再起動します。さて、結果は・・・・・・・・・・・・・・・。おー!BIOSUPしていますね。
これは、期待できそうですよ。
さあ、大きく期待して、再再度 SW-ON!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
(写真は再利用)
ええええええええ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・? なぜだ??? どうなっているのだ?
まったく変わらないぞ! 失敗NO4です。
(2) BMY26X/E-1のBIOSをUP
気を落としていても始まりません。チャレンジあるのみです。こうなったら、BMY26X/E-1も実行しましょう。何で、この
機種かと言うと、E-1が多数あるからですね。そして、それらのためにE6600(2.4Ghz)を買ってきたのです。だから、
何とかして、成功したいのです。
当初のBIOSは 009/407A0900 ですが、最新は 007/431A0700 のようです。
どちらが、新しいのか分かりにくい記号ですこと。
こちらも、一回WindowsXPにしました。先ほどのHDDを再利用しようと思ったのですが、
甘かったです。一から始めるほうが安全ですね。
こちらも、XP上で、ダブルクリックするだけで、BIOSアップが始まります。
やりました、BIOSUP成功です。
よしよし、こんどこそ成功するぞ、CPUを取り替えて、いざ! SW-ON! です・・・・・・・・・。
(写真は再利用)
なぜだ!! 誰か答えろ!! もう信じられん、誰も信じないぞ! 失敗NO5です。
(3) BMY26X/E-1の 清掃
落ち着け、落ち着け、このような時は、原点に返って、HPを良く読みましょう。
なになに、何とその記載があるではないですか・・・・・。 よく読みなさい・・・・ハイ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
電源の挙動
その後に不規則に勝手に電源が入ったり、切れたりすることを繰り返す事があります。また、電源投入時に
CPUファンが
高速で回転したままになり画面出力が無い事も間々あります。マザーボードの故障が考えられますが、拡張カード、PCIライザ
ーボード、メモリモジュールの故障や接触不良で発生することの方が多いです。
もしこのような症状が出る場合は、CMOSクリアを試す前に拡張カード、PCIライザーボード、メモリモジュールを挿し直すこと
をお勧めします。(^ ^)b (HPより)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ありがとうございます。あわてんぼうなので、しっかり読まないで、作業していました。しかも、Windows7上でのBIOS
アップ方法も記載されていましたね。愚かでした。反省しています。
では、早速、メモリや、ライザカードの点検・清掃を実施しましょう。
全部ばらして、ブローして、ベンジンで拭き拭きして・・・・・・。 せっせ、せっせとなぁーーーーーー。
よし、これだけ反省したのだから、神はこの地に降臨したと思う。祈るように SW-ON!・・・・・・・・!
主よ、みもとに 近づかん、
のぼるみちは 十字架に
ありともなど 悲しむべき、
主よ、みもとに 近づかん (讃美歌320番より)
失敗NO6です。
とにかく、疲れました。神のもとで、一休みしましょう。疲れました。(冗談です)
(4) BMY26X/E-1を元に戻しましょう
手法が底をつきましたので、一回CPUを元に戻しましょう。そして考えましょう。冷静になって・・・・。
目標を、この2台に絞ります。
A B
CPUは、いろいろと変えましたね。(途中での様子です)
左から、 E7400、 E6600 、 E2160 、Celeron430 です。
あれ?待てよ? 思い出しました。 何で、ここに E2160が居るのだ?
そうだ、元々BMY26X/E-1は、CeleronD331(2.66Ghz)でした。それを、当方がPentiumDCのE2160に交換したの
ですよ。ということは? 今、BMY26X/E-1には・・・・・・・・・・・、CeleronD331(2.66Ghz)が、入っているのですね。
しかも、D331だと、しっかり動いています。
では、PentiumDCのE2160に戻してみましょう。以前、成功しているのですから。
<<<< 交換中 >>>>
<<<< SW-ON >>>>
やはり、動きませんね・・・・。 失敗NO7です。
これは、絶対におかしい現象です。
だって、当方は、間違えて、このPCにCeleronD331(2.66Ghz)を戻しただけで、この状態では動いています。しかし、
以前動いていたPentiumDCのE2160に戻したら、動きません。そんなバカな話はありません。E2160は、一時はメイン機
(1号機)として利用していましたから。
<<< 何か見えて来ましたね。 >>>
しかし、これ以上、続けるとトラブルを起こします。もう午前3時になりましたから。
明日も会社があります・・・寝ましょう。 きっと明日は、良い日です。きっと。
7 流れを変えろ!DMC-7にE7400を!
翌日、落ち込んでいた当方は、まったく失敗など忘れて、再復帰したのです。それは寝ていて、次のことを思い出した
からですね。
先週の土曜日の巡回で、エレパにNECの超スリムPC、MC-7が売られていたのですが、そのCPUが「E7500」と書か
れていたのです。そうなのです、MC-7なら当方も持っているのですが、「おそらくE7400は使えるだろう。」と思いついた
のです。
こうなったら、元気100倍ですね。即実行ですよ。
D
こいつがDMC-7です。当方所有のスリムPC郡よりも、さらに薄く、スタイリッシュなのですが、その代わり拡張性は
「0」です。しかも、ドライブは5インチが乗っていると言う、変わったPCです。おまけにnvidiaのグラフィックボードを搭載
しており、発熱の関係でとても評判が悪いようです。(この機種は大丈夫と思われますが・・・・。)
E7400(1)を DMC-7 2013年4月20日 PC-NETにて購入 ¥1000−
CPU Celeron430 (1.8Ghz) へ
内部は、大型のFANが目立ちます、さすが、狭いPC本体を、良く考えていますね。
このCeleron430を、E7400に交換してみました。
今日は、気分がとても良いので、成功する感じがします。そんな予感がします。「成功間違いなし!」と!
念力を入れて・・・・・・・SW-ON!
おー! 立ち上がりました。 WindowsVISTAですが、大成功です。
すぐにスーパーπの実行、105万桁は22秒です。
Celeron430の時は42秒でしたから、半分まで短縮できましたね。大成功 ばんざーい!
<<< 1台目ようやく成功です。>>>
よし、ようやく成功を1つ掴みました。この勢いで、他のCPU交換を一気に成功させるぞ!
8 物理的エラーだ、犯人を探せ!
(1) BMY26X/E-1の剣山を拡大するぞ (注:実際はAMJ18X/E-5でした)
もう、こうなったら物理的なエラーしか、考えられません。おそらくCPUの接点でしょう。昔なら、CPU側の針が曲がっ
ていることが多かったですから。でも、最近のソケット775は、どうなっているのでしょうか。あまり見たこと無いですね。
良い機会です、しげしげと見ることにしましょう。Akipara10周年・週末隊300回記念で、同士からいただいた、ヘッド
ルーペの登場です。
このヘッドルーペは、大変良く出来ていて、拡大用レンズが2枚選べて、最大6倍までが付けられるのです。勿論、老
眼鏡の度の強いもの加えれば、3枚の組み合わせで拡大でき、両手も使えるので、作業効率は格段に向上します。も
っと早く入手していれば、過去の作業、特にコンデンサー交換や、ラインの半田付け等、楽できたのに・・・・。
これが、BMY26X/E-1の剣山です。
初めて見たとき、正直、「曲がっていてくれ!」と、思わず 叫びました。 しかし、綺麗なのですね。泣きたく
なりました。あまりに、きれいなので・・・・・・。
よし、こうなったら、念力で曲げてやる、絶対に! と、いうことでもっと拡大しまし た。
どうですか、念力で、針が曲がったのが、分かりますでしょうか?
そうなんです、じっと目をこらしていたら、ボヤッと、色の違う所が2箇所ほど見えて来たのです。最初は、ゴミかと思い
ましたが、どうやら、本当に、何か異常がありそうです。拡大写真では良く分かるのですが、実際の肉眼では、はっきり
分かりません。
そこで、ヘッドルーペと度の高い老眼鏡の登場です。
ソケット手前の中央部に1本、右奥に2本の、計3本の針が異常のようです。曲がっています。
やったね! ついに本命発見! これが原因間違いなし!
しかし、どうやって修理したら良いのでしょうか。いろいろ検討しましたが、マチ針による去勢がよろしいようです。
ただし、ソケットの針は、見事に180度曲がっているものもあり、上手にやらないと、折れてしまい、おそらく二度と使用
出来なくなる可能性大です。作業は慎重にかつ丁寧に行う必要があります。
特に、やってみて分かったのは、このマチ針でも、とても太く感じます。それでいてソケットの針は非常にナーバスで
簡単に、曲がってしまいます。感触としては、元の形状に戻した瞬間に、ポキっと折れるのでは?という感触も数回味
わい冷や汗が出ました。ゆっくりと・ゆっくりと・少しづつ実行するのが吉でしょう。
修理終了後、期待を込めて、SW-ON!
いや、もうその必要は無いでしょう。これだけのハード的エラーを克服したのですから・・・・。
おー!起動しました。 感動物です。長かった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
<<< 2台目、やっと成功です。>>>
しかし、・・・・・・。
あれ? CPUが E7400? ってどういうことだ?
あ!!! 間違えた、このPCはBMY26X/E-1では無く、AMJ18X/E-5ではないか!
まあ、良いか、直れば良いのだから。ということで、 因みにスーパーπは 105万桁は19秒でした。
AMJ18X/E-5の修理と、BIOSアップと、CPU交換完了!
しかし、嬉しいような、悲しいような、
というのも、期待しているのはE-1タイプのBMY26X/E-1の修理なのですよ。
なぜなら、沢山所有しているからですね。
待てよ! ひょっとすると、BMY26X/E-1もソケットの針が曲がっているかもです。
(2) 今度こそ、BMY26X/E-1を修理するぞ!
もう手馴れたものです。と言うか、疲れましたよ。もう! 見れば分かるとはいえ、こちらもソケットの針が曲がってい
ますね。きっと・・・・。 なぜなら、もうそれしか説明できない状態ですからね。
今度は、間違えないよう、しっかりと本体等にネームを付けました。(もっと早くからしろ!)
さて、どうですか、意外と綺麗ですね。でも良く見てくださいね。また、念力で曲げましたから・・・・・。(嘘です)
よく見ると、左側の2Pが、きれいに曲がっていますね。そして、しっかり閉じています。
これは、気を付けないと、修理の際に折ってしまう可能性があります。怖わ!
修理中 修理後
こんなイメージで、ゆっくりと元に戻しました。
さあ、急いで元に戻しましょう。
こちらも即、起動ONです! これも、期待しなくてもOKでしょう。 あれだけしっかりソケットの針が曲がっていたので
すから。
はい! 見事にWindows7が立ち上がりました。
<<< 3台目、何とか成功ですね。>>>
9 さあ、最後の1台だ!
(1)CNEC-Express5800 51Ma
C
左のCが、NEC Express 5800 51Ma です。右はエンデバーのST100ですが、今回はパスです。
インバースの二週目に購入した T8100を入れることにしました。おそらく、BIOSのUPは必要ないと思われます。T81
00が入った機種も存在していますから。
T8100を C NEC Express 51Ma 2013年9月28日 PC-NETにて購入 ¥1500−
CPU Celeron550 (2.0Ghz) へ
これが、T8100(2.1Ghz)です。インバースでお年玉特価¥980でした。針のあるCPUですね。
さあ、分解しましょう。このPCは後ろの3個のネジを取ると、パネルが外れるのですが、ACアダプタのコネクタが、邪
魔になって完全には分解しません。内側から指を入れて、コネクタを外すとパネルが取れます。すると、フロントパネル
も取れます。
CPU FANの固定金具のネジを2個外すと、FANが取れます。
ヒートシンクはネジが2個です。これは簡単に取れるタイプで、便利ですね。
元々付いていたCPU CeleronM550(2Ghz)です。
反時計回りに回すと、ソケットが動き、外れました。
念のため、ブローをして、足の確認をし(曲がっていませんね。)
シリコングリスを薄ーく付けました。組み立てなおして、起動します。
無事に起動完了です。スーパーπの105万桁は・・・・・・27秒です。ちょっぴり遅いかも?
まあ、OKでしょうね。
<<< 4台目完了です。大成功ですね。>>>
10 まとめ
ども、Dynaです。正直、ややこしいCPU交換レポートでしたね。 本人でも、途中で頭の中が、ゴチャゴチャになってし
まい、冷や汗をかいたくらいです。ということで、今までの整理をしてみましょう。結果は、以下の図のとおりです。
さすがに、E7400(2.8Ghz)にUPできた機種は、Superπも早いですね。最新のPCはもっと凄い値を出しているよう
ですが。当方には、この位で十分です。これだって、結構早いですよ。
NO | PC名称 | 当初のCPU | クロック |
Superπ 105万桁 秒 |
交換後のCPU | クロック |
Superπ 105万桁 秒 |
作業1 | 作業2 |
備考 最新BIOS等 |
@ | MY18L/E-4 | PentiumDC E2160 | 1.8 | - | - | - | - | - | - | - |
A | MJ18X/E-5 | Celeron430 | 1.8 | 42 | C2D E7400 | 2.8 | 19 | BIOSUP | ソケット針修理 | 008/447A0800 |
B | MY26X/E-1 | CeleronD331 | 2.66 | 61 | C2D E6600 | 2.4 | 22 | BIOSUP | ソケット針修理 | 007/431A0700 |
C | Express5800 51Ma | CeleronM550 | 2 | 34 | C2D T8100 | 2.1 | 27 | - | - | - |
D | MC-7 | Celeron430 | 1.8 | 42 | C2D E7400 | 2.8 | 22 | - | - | - |
ども、Dynaです。
新年のお年玉が、まさかこんなに大変な作業になるとは、正直思っていませんでした。ただ、簡単に交換すればOK
だと、本当に思っていたのです。しかし、まさかCPUソケットの針が曲がっていたとは思いませんでしたね。しかも、2台
ともです。でも、ふと思い出しました。ひょっとすると、曲げたのは、自分ではなかったかと・・・・・・。
と言うのは、何回も何回もヒートシンクを取り外したため、FANのコードやコネクタを外すのが、とても面倒になり、途
中で、ケーブルを付けたまま、ヒートシンクはCPUに乗っけたままで、作業したのです。面倒だったからですね。
しかし、手を抜くと、時々、手がすべって、ヒートシンクを落としたことがあった気がするのです。ガチンと落としたわけ
では、ありませんが、ポロッと手から離れました。(ものも言いようですね。)でも、そのくらい優しく当たっても、あのソケ
ットの針は曲がってしまうようです。
当方は、まったく気が付きませんでしたが、今となっては、犯人は「自分」だっと思います。「ばかやろー!!」ですね。
まあ、遊べたから、久しぶりにレポートも書けたから、良しとしましょう。 お粗末!
By Dyna メール