NO.264                                By  miさん  (H25.05.26)

いよいよWindowsXPのサポート終了もカウントダウン・・・・・。

        目指せ! WindowsVistaの常用化

   Dell Vostro1510 のCPU交換! 

 ども、Dynaです。

 ジャンク好きの皆さんは来年に迫っているXPサポート終了に対して、どのような対策を考えていらっしゃいますか?

当方も、多くのジャンクPCを抱え、途方に暮れています。皆さんの情報からWindows7にUPすれば良いことは分かって

いるのですが、数が多いので悩ましいのですね。

 そこで、当方も考えたのはWindowsVISTAを使う方法です。XPもサポート終了時が延伸されたように、Vistaも延伸

されたため、まだ数年は大丈夫なのですね。

 早速、スリムPCにVistaを入れたのですが、動かしてビックリ!!! なんと遅いOSなんでしょうか。起動から実際に

使えるようになるまで10分位HDDが動いています。そして、終了時も、すぐにシャットダウンできず、永遠に更新を繰り

返しています。これには参りました。その後、一定のレベルまで軽くする方法を見つけましたが、常用するという最終

結論まで行っていません。

 さて、同じように苦労されている mi さんから、Vistaを使うべく、スペックUPを目的としたレポートをいただきました。

ありがとうございます。では、早速拝見しましょう。           By Dyna

 


 みなさん、こんにちは。mi と申します。


 ちょっと小ねたです。いよいよウィンドウズXPのサポート期間の終了が迫ってきます。

小生の五台のXPマシンも順次手をうたねばと悩むところです。なにせジャンク機ですの

でキツィですね !



 試しに手持ちの一番新しいノート?? DellのVostro 1510 のXPをVistaに入れ直しま

した。しかし、パフォーマンス優先の設定にしても、モッサリ・ユックリとした動き、とても常

用機としては ?? この1510、CPUはCeleron 550 2.0GHz キャシュは1MBでかなり非力

です。



エクスペリエンス・インデックスは、こんな具合です。



      [写真 1] 

   
 まずはCPUの性能を上げて性能向上を・・・、中古のダブル・コアーのCPUを探し、メモ

リーも3GB程度にアップしたいのです。CPUですが、T9500からT7100 ソケットP 478型

が使えそうです。

 実際には製品のサイトでこの型番の仕様のバリエーションや、バッファローの対応メモ

リー表で確認できます。中古のCPUはWebを見るといろいろ販売店があるようです。



    ソフマップ  

     http://www.sofmap.com/product_list/exec/_/gid=UD04010000



    パソコン倶楽部

    http://www.pasocomclub.co.jp/list/cpu_main.html
 



 ジャンパラなどでも出ないでしょうか。結局ソフマップの在庫から探しましたが、価格は

かなり変動し、連休前などは高目な値付けとなりますので、タイミングを見て下さい。



 T7300 2.0GHz L2 4MB と T8100 2.1GHz L2 3MB がかなりの数在庫していました。

T9500は高価で在庫も少なく、ジャンクの改装としては・・ ?  性能と価格のバランス選択

となります。実際的にT7300とT8100はどちらを選んだら良いかが分りませんので、この

サイトを参考にしました。
 



    PASSMARK SOFTWARE

     http://www.cpubenchmark.net/




 結局、Coer 2 Duo T8100 を1180円で、メモリーは2GBのPC2-6400を2180円で入手

できました。

  
 実際の交換は簡単です。PCの裏のファンの所の蓋を外し(ビス2本) ブローファンケース

の三ヶ所のビスを外し、少し中側にファンケースを移動します。放熱の銅パイプに付いて

いるCPUの鋳物のカバーのビス四本を外すと、一体型の放熱ユニットを外すことが出来

ます。



 CPU自体の固定は白色のプラブロックで、ロックは中央のマイナスネジを回して行われ

方向は表示があります。CPUを上に外し、交換するCPUをセット、クリーニングしてから

新しく放熱グラスを少し塗り、逆の順に組めばOKです。写真をご覧下さい。





       [写真 2]

 


       
       [写真 3]

 



       [写真 4]


 メモリーは両側のビンレバーを広げ、本体を少し斜めに上げて引き抜きます。新しいメ

モリーを差して平らにし、両側のピンレバーでロックすればOKです。


 BIOSはA15にアップしておきます。Coer 2 Duo にするとインテル・スピードアップテクノ

ロジーと云う項目が加わりますので、これをEnabledにして下さい。DisabledにするとCPU

の作動周波数が低く一定になるようです。Disabledにした時のエクスペリエンス・インデッ

クスはこんな感じになります。
 



       [写真 5]     


        
Enabledでのエクスペリエンス・インデックスはこれです。




       [写真 6]


 はじめの時よりかなり性能アップされています。しかしグラフィクス系はやはり苦しいで

すね。YouTubeのHD再生は少しコマ落ちになります。OSの設定やレジストリ エディター

でメニューの高速表示、入出力メモリーサイズ増量、同時ダウンロード数の増量など・・・

をしておきました。

  
 もし、安くT9500などのCPUが手に入ったらラッキーですね。1510は一応ウィンドゥズ7

にも対応しているとDellのサイトにありますので気になる所ですが中古でもT9000番代は

余りに高価です。


 サクサク動くと云うレベルではありませんが困らずに動きます。この改善は掛かった費

用を考えると、満足して良いのでは !

 


 ども、Dynaです。

 レポートありがとうございました。実は当方もVistaを活用しようと、スリムPCで実験を続けています。

 実験台は、NECの超スリムPC MC7です。PC-NETで¥1000でした。ありがたい価格です。でもこの薄さから、発熱

問題を抱えた爆弾かと思ったのですが、調べたら別の機種でした。ラッキー!

 と言うことで、Visataを入れてみたのですが、ヒドイOSですね。上の子は、RX1にこれが入っていたのですが、実用に

ならずPCの不具合もあり、かなり苦しんでいたのを思い出しました。20数万円も払ったノートだったのに・・・・・。

 VistaとWindows7は結構似ているのですね。期待してインストールを終えたのですが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・重い!

よくこんな状態のOSを販売したものですね。

 

 当初は、まったく使い物にならなかったのですが、インターネットでいろいろ調べ、いろいろ実施し、少しは良くなった

のですが、まだ実用には程遠い状態です。さらに探した結果、こちらの HP より、画期的な方法を見つけたのです。

 Super Fetch   Windows Search

 の2つを止めたことにより、点きっぱなしだったHDDのLEDランプも、おとなしくなり。「お!これなら使えるかも?」

状態となった次第です。
 

 デザイン的には気に入っている「Vista」なのですが・・・・。

 でも、更新をしばらく実施しないでいると、シャットダウン時に、長々と更新を行いますので、割り切って使い続けない

といけません。現在のところ、何とか合格点ちょっと前レベルです。 しかし、Windows7を使ってしまうと、Vistaに戻れ

なくなってしまうのが、悲しい事実ですね。さて、どうなることやら。

 

                                                    By Dyna  メール  

 

 

 

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