NO.263                          By  リチウムさん  (H25.04.28)

いつまでも売れ残っていた・・・・・プリンター。

インバースのOfficeJetH470 

 ども、Dynaです。

 当方、今年の3月頃は、職場の異動も決まり、とんでもなく多忙な日々を過ごしていました。というか仕事だらけ

で、家ではパソコンを触っている時間がまったく無い状態だったのです。そのような状態は、4月まで続き、GWを

前にして、ようやく余裕が出て来ました。(やれやれです!)

 そんな折、ふとHARDOFFに立ち寄ったところ、(嘘です。車でイソイソと出かけました。) いつもの癖でプリン

ター売り場へ直行したのでした。すると、HPのモバイルプリンターが¥315でいくつか売られていたのです。小型

で形も良いので欲しかったのですが、使う用途が見当たらないのでパスして帰りました。

(置き場の問題もあるので・・・・。)

 さて、この小型プリンターは、表題のとおり、一時インバースで沢山売られていたのです。レポートについても3月

中にリチュウムさんから頂いていたのですが、とても手を付けられないでいて、大変失礼しました。ちょっと、時を

逸してしまった感がありますが、早速レポートを拝見しましょう。 By Dyna

 




 どうも、リチウムです。今回は、インバースで売れ残っているOfficeJet470を1000円で購入しました。残りようやく

3個になり、人柱的に購入を決めました。さて、どうなることやら。



@購入!

 インバースのOfficejetH470が1000円で売られています。だいぶ前から販売されていますが、一向に無くなる気配

はありません。ポップには、『バッテリー付インクジェットプリンターJP OfficejetH470(インクなし)』とあります。すで

に当方は、モバイルプリンター(小型プリンタ)は、iP90を2台も持っていますので、使用用途はありません。それに、

インクがないのでは、人気もありません。このH470は、HPの古いプリンターですからインクカートリッジとインクヘッド

が一体型です。そうしますと、インクが無ければ買わないとなります。このインクカートリッジとインクヘッドが一体型

のため結構お高いので、人気がないのでしょうか。
 

 

購入したの下のが以下の本体、ACアダプター、CD-ROMとバッテリーです。

 

 結構綺麗です。ACアダプターの電源コートがミッキーなのと二重ケーブルで太くて重たいです。バッテリーが付い

た、これがモバイルプリンターなのでしょうか?まあ、天下の電安法ですから仕方がありません。IP90のACアダプタ

ーよりHPの方が小さいですから、モバイルプリンタとして同じぐらいの荷物です。本体がH470の方が厚みがあるので少

し不利でしょうか。一応、CD-ROMが付いています。



A電源投入!

 早速、電源を入れますと、ブラックインクが装着されていないか、インク残量がないとランプが付いています。

ここでゲームオーバーでしょうか。ブラックインクカートリッジのHP131を購入しないとこのエラーは解除できません

とのことです。



おやおや、印字ができます。ブラックインクは、まだインクがあるようです。



リジューム(再開)キーの長押しでテスト印字ができました。



 さて、ヒューレットパッカードのプリンタカートリッジのインク残量管理は、どうなっているのでしょうか?ここは、

InkTecのFAQが詳しいです。HP130系のインク残量表示は、リセットできないとあります。この前のカートリッジの

HP56系は、本体が3つ以上のカートリッジを記憶できないので、4つ目が装着すると復活したり、他の方法でリセット

方法があったようです。それを改善(改悪)してリセットできないようにしたようです。プリンタ本体で印刷量からインク

残量を推定して表示しているようです。インク残量が無くなると恐らく、カートリッジにプリンタ本体から記録するのだ

と思います。まあ、インク残量が分からないこととランプが点等するぐらいなら問題はありません。インクの詰め替え

をして使えばいいのです。

http://www.ryoushitsu.co.jp/inkjet_refill_ink02.html#hp10hp11



 インク残量がない表示のランプは、別のとこからHP131を入手しておきました。このOfficejetH470のインクエラー

の解除には、別のインクカートリッジを入れると解除します。HPのこの世代のインク残量エラーのリセット方法は、別

のインクカートリッジを入れることです。(決して新しくなくても良いようです。)

 当方では、ヒューレットパッカードのプリンタを長い間使用しています。ヒューレットパッカードのインクジェットプリン

タの特徴は、インクカートリッジとインクヘッドが一体型の機種が長く続きました。最近の2世代(HP177とHP178)で

インクカートリッジとインクヘッドを分離しました。一体型の良さは、インク詰まり時に本体修理が必要無いことです。

しかしながら、インクカートリッジがお高いことが難点です。これを逆手に利用してインク詰め替えを行うと激安なラン

ニングコストで印刷ができます。



 さて、印刷できてしまうと、お決まりの廃インクエラーの話をしましょう。H470では、写真に見えるインクサービスモ

ジュールに廃インクを集めるようです。このインクサービスモジュールがいっぱいになると電源ランプの点等、リジュ

ームランプが点滅、プリントカートリッジランプが消灯時間が2倍の点滅します。

 

 インクサービスモジュールにクリーニング時の廃インクを集める機構のようです。この時代のプリンター設計は、

こうした交換を前提で使用継続できる思想だったようです。現在の廃インクエラーになったら高額な修理を提示し、

買い替えを促すビジネスモデルととは大違いです。ちなみに、このインクサービスモジュールは、現在手に入りませ

ん。


 時々、ネットで廃インクエラーの記載を見ますと、ヘッドクリーニングのインク処理(廃インクタンク等、ここでは、

インクサービスモジュール)とフチなし印刷時などの印刷こぼれインク処理(本体内部にあるインク吸収体)を混同し

ているものがあります。後者のインク吸収体を交換したいいう人たちががいます。確かにインクジェットプリンターを

使い続けると原理的にはインク漏れが起きてプリンタの下部からインクが漏れる可能性があります。これは、非常

に短期間に印刷して、紙に付着させずにプリンター本体に吸収されるてあふれだす場合です。しかし、インクは、95%

以上が水分ですから、ほとんどが蒸発しますので、通常の使い方では、プリンター本体からインクが漏れですことは

ありません。
 

 プリンタ内部が長い間の使用でインクで汚れることになるだけです。問題は、ヘッドクリーニング用の廃インクタン

クです。プリンターメーカー各社で事情が異なりますが、ヘッドクリーニングを頻繁に行うエプソン(ピエゾ方式)など

は、廃インクの処理に気をつけなければなりません。ヒューレットパッカードは、非常にヘッドクリーニング時のインク

使用料が少ない(少なかった)メーカーです。意外なのは、キヤノンです。廃インクエラーの管理は厳格で、一定の期

間以上するのに修理が必要です。このようなプリンタを買えかえさせようとするのは、エプソンでもヒューレットパッカ

ードでも同様です。



Bリセット方法

<< リセット動作>>

  1、 プリンタの電源を入れます。

  2、 キャンセルボタン(x)とリジュームボタンを同時に10秒間長押しします。

  3、 サービスモジュールカウンターがリセットしたか確認

  4、 プリンタの電源を入れます。レディーになったことを確認します。

  5、 電源ボタンを押しながら、リジュームボタンを4回押します。

  6、 電源ボタンを離します。

  7、 Statusが0から100になっていれば完了です。




 


まとめ

 売れ残りでなかなか減らないOfficejetH470ですが、3個まで減ったので1つ購入しました。ヒューレットパッカード

のプリンターが好きな人は、このプリンターは最高です。 ブラックの文字印字は綺麗ですし、小型で印字速度も速

いです。結果的に簡単に動作できましたがインクカートリッジがお高いので売れ残っているのだと思います。インク

なしとは、インクカートリッジは付いているが、インクランプが点等するのでインク残量がないと言う意味のようです。

実際には、インクカートリッジにインクを詰めれば、ランプは付きますが問題なく印刷できます。
 


 モバイルプリンターがなかなか無いので貴重なプリンターかと思います。廃インクエラーをリセットできるプリンタも

長く使用するには、必須なことかと思います。

 何もしないで印刷ができてしまったので報告としては、内容が無くなってしまいました。少しつまらなかったかもしれ

ません。このプリンターは、オプションに無線LAN、Buletoothやバッテリー動作に対応できます。これも、今後挑戦

してみようと思います。

 以下に操作をまとめたものを記載しておきます。

 

  ボタン ボタン ランプ ランプ ランプ ランプ ボタン
  キャンセル リジューム リジューム バッテリー 左カートリッジ 右カートリッジ 電源
サービスモジュールいっぱい表示         ◎消灯2倍
               
サービスモジュールカウンタリセット            
サービスモジュール    
リジューム5回    
  10S     10S
     
     
         
               
サービスモジュールカウンタリセット確認            
用紙セット          
リジューム4回          
           
           
印刷            
               
自動クリーニングレベル1            
電源ON継続            
リジューム5回          
電源離す          
           
           
           
             
クリーニングスタート            
               
自動クリーニングレベル2            
           
           
           
           
           
クリーニングスタート            
               
自動クリーニングレベル3              
電源ON継続            
リジューム7回          
           
           
           
           
           
           
クリーニングスタート            
               
    ボタン ランプ        
    ●押す ◎点滅        
    ■押しっぱなし ○点等        
    ○離す ●滅灯        
               

 

  以 上

 

○追伸です。(H25.04.29)

リチウムです。

ヒューレットパッカードのプリンタは、インクカートリッジとヘッドが一体型なので、価格が高く入手が大変です。

秋葉原を一昨日友人と歩いていると、いつも立ち寄る(そのために行った?)エコカラーに入りました。

ここは、ink77で有名な海軍爺のお店です。(多分)若い方がお店にいますが、本店と違う感じです。

で、そこにHP131,134の互換インクカートリッジが販売していました。ここで数個買っておけば、

H470もヘッドが壊れても安心です。

http://ecocolor.my-store.jp/html/company.html


当方は、インク詰め替えでプリンタを使っています。コピーやWeb印刷と消費が多いので助かっています。

写真以外の印刷でのコストは非常に少なくなっています。特に文書印刷には、

ink77の顔料ブラックにお世話になっています。

 


 ども、Dynaです。

 レポートありがとうございました。せっかく3月中に送って頂いたのに、UPが遅くなってしまい大変申し訳ありま

せんでした。

 仕事のほうは、GW前に何とか目処が立ってきたので、一安心な状態です。そんな状況のため、行きたくてウズ

ウズしていたHARDOFFに、本日行って来ました。実は、プリンター売り場にはこのOfficejetH470らしき物が¥

315で3台ほどありました。貴方からのレポートもあったので、状態が良ければ、即購入するつもりでしたが、い

かんせんか、利用目的が明確になりません。少しでもこの連休中に粗大ごみを少なくしたい当方にとっては、目の

毒状態でしたので、我慢して帰宅した次第です。

 ジャンク好きは、本当に困ったものですね。でも、¥315で遊べるなら、こんな良い趣味は無いかもです。

また、何か情報・レポート(人柱情報歓迎)ありましたら、よろしくお願いします。

                                                    By Dyna  メール  

 

 

 

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