NO.258 By Dyna(H25.02.10)
ワニ口充電器専用、リチュウムイオン・
バッテリー・カツ入れ器の作製
マルチ 充電器、通称「ワニ口充電器」
ども、Dynaです。
暫く体調が良くなかったのですが、お医者さんから「とりあえずセーフ」との診断がでましたので、ボチボチ、たまったレポート
をUPします。
と言っても、大した内容ではありません。昨年大量に購入したジャンクデジカメですが、充電器まで確保することが難しいた
め、マルチ充電器にて、リチュウムイオンバッテリーの充電をしています。この充電器はワニの口の形をしているため、当方
は「ワニ口充電器」と呼んでいますが、見かけやお値段(¥380:PC-NET価格)によらず、とても使えるヤツです。
端子の位置をフリーに変えられるので、ほとんどのバッテリーで使えます。デジカメだけでなく携帯電話もOKで、今のところ
使えないバッテリーはありません。
とても気に入っているワニ口充電器ですが、唯一の欠点として、USBを電源にしているせいか、電流が多く流せれません。
そのため、長い間寝かせてしまったバッテリー(使用しなくなった携帯電話等)は、充電できない場合があるのです。当方もい
くつか体験しました。
そんな時、「カツ入れ」と言って、5V程度の電圧を一瞬かけてあげると、目が覚める場合があるのです。今回の場合は
1A以上流せるACアダプタを利用してみました。結果、簡単に出来ましたので、ワニ口充電器専用とします。
注意:リチュウムイオン電池は大変危険な機器です。よって当機器を作製する場合は、あくまでも自己責任でお願いします。
爆発することもあるようですので、お勧めは
しません。
1 マルチチャージャー(ワニ口充電器)とは
平成25年2月現在、秋葉原のPC-NETでは、このマルチチャージャーが¥380で販売されています。あとは系列店のRモ
バイルでも同じ価格です。杉元ガレージでも売られていますが、¥500と、ちょっとお高めですね。似た機種としては、あきば
おーにもありますが、¥530でした。
USB部が折りたたみ出来、キーホルダーとして使用できます。
さて、とても安価なワニ口充電器ですが、USBで充電できることと、端子の幅を自由に変更できるなど、どのバッテリーでも
充電できるので、とても便利な機器だと関心しました。
インターネットで調べると、結構悪評を見るのですが、当方は使えるので、都合3個も買ってしまったのです。
使用方法も簡単で、リチュウムイオンバッテリーの+と-に端子を合わせるだけです。その間にT端子なるものがありますが、
それは使用しません。
この時、ビックリするのですが、充電器側に+−の極性がありません。自動的に振り分けるようです。(驚きました、正直!)
端子をバッテリーに接触させると、USB端子の付け根あたりにあるLEDが、緑色に光ります。実はこれが重要で、光らないと
充電を開始しません。開始すると、異常なくらい赤く光ります。(火事かと思われますので、家族への説明が必要です。)
古い携帯電話 だめです光りません。
普段使用しているデジカメや携帯電話のバッテリーは、多分光ります。しかし、長年使用していない古い携帯電話のバッテ
リーなどはまず、光りません。死んでいるかと思ったのですが、ほとんどは寝ているのですね。
このような場合に、この「カツ入れ器」が必要なのです。
2 カツ入れ器の作製
(1)パーツ
特に、難しい物はありません。電源は携帯電話の充電用ACアダプタにしました。5Vの1.0Aでよろしいようです。
当初1.5Aくらいは必要と思ったのですが、1.5Aだと大きくなってしまうので、1.0Aにしました。
忘れてはいけないのが、セメント抵抗器2Ωの3Wです。あとは、接触させるときのミノムシクリップですね。
無くても大丈夫ですが、+−端子が触れると困るので、これにしました。結果、抵抗器を使用したため、ミノムシは1個で、
十分でしたが、各自工夫してください。
(2)作製
まあ、大して説明するほどのこともありません。バッテリーの+−にACアダプタの+−を合わせるだけですので。
ただ、+側にセメント抵抗器2Ωを入れるだけです。
まず、ACアダプタのプラグ部を切り、被覆を取ります。
せっかくなので、電圧を測りましょう。5.1Vありますね。
この際なので、カツ入れしてみましょう。(先ほど、充電できなかったバッテリーです。)
>>>>> 1秒ほど、触れます! <<<<<
また、ワニに挟んで見ますと・・・・・・・・・・。
見事に緑色に光りました!!! ほんの、1秒触れただけです。これで復活しました。
では、マイナス側にミノムシを半田付けしましょう。
次に、セメント抵抗器をプラス側に半田付けし、ヒシチューブで、被覆しておきます。
抵抗器の線を半分くらいに切り、切れ端をミノムシに噛ませたら、ちょうど良い接触部が出来ました。
でも、これでは、プラスマイナスが分かりづらいので、抵抗側を赤く塗りました。
3 完成・試行
まあ、大した機器ではないのですが、せっかくなので、完成品の実験もしますね。
今回、上手く充電できなかったものに、古い携帯電話と、SONYのデジカメT33用のバッテリーNP-FT1があります。
これらについて、片っ端からカツ入れしましょう。
本当に一瞬で生き返ります。(大げさですが)
それにしても、充電は真っ赤です。怖いくらい!
これで、無事に充電できるようになりました。
ジャンクデジカメも復活です。
4 おわりに
しかし、何でこんなにコンパクトなカツ入れ器を作ったのでしょうか。それは、このようなモバイルチャージャーを携帯する
ようになったからです。これにワニ口を入れると、秋葉でも充電できます。
そうなんです、秋葉で購入したジャンクデジカメの多くは、バッテリーが寝ている可能性が高いのです。ですから、持って来
た「カツ入れ器」で起こして、その後、ワニで充電するのです。そうすると、秋葉にいる内に、使用可能かどうか分かるのですね。
これは嬉しいことです。
ということで、いったい、ジャンクデジカメは何台まで増えるのでしょうか・・・・・・・。
つづく・・・・・・。 (うそです)
注意:リチュウムイオン電池は大変危険な機器です。よって当機器を作製する場合は、あくまでも自己責任でお願いします。
爆発することもあるようですので、お勧めは
しません。
ども、Dynaです。
体調の件で、多くの方々にご心配をおかけして、申し訳ありませんでした。お医者さんのOKが再度でるまでは、ぼちぼち
状態で行きます。もちろん、睡眠を多くとるなど、今までのような滅茶苦茶生活はやめることにしましたので。
ですので、これからは、お時間がかかったり、内容の少ないものが多くなるかも知れませんが、ご勘弁願います。
楽しい秋葉ライフを目標に、マイペース・安全第一で行きますので・・・・・・・・。
By Dyna メール