涙の、MO復活大敗北(調子に乗りすぎ)

前回の、MO復活大作戦で大勝利をおさめたことに気をよくして、再度ジャンク探しに秋葉へ出かけました。(2002年5月25日)

前回と同様のもの、OLYMPUSやNECを探してみると、2300円から3000円くらいで、PC-NETなどに見られました。しかし、もう少し安い物はないかと(あわよくば前回と同様に¥500で)さがしましたが無理でした。

帰り際に、再度「秋葉パレットタウン」へよると店頭に2台OLYMPUS TURBO 3+があるではないか!!さっきは無かったのに。しかも¥1500「安い」。

しかし、よく見るとかなりくたびれている。なんかネジに錆が少しある。うーん!!

あやしい!!でも気になる。どうしよう?

まあ!いいか。おもちゃなら安い!!(これが危険な発想:ごみなら高い!!)

気づいた時は、レジのおねえさんに渡していました。

おねえさんは、何か言いたげでしたが、どうせ「ジャンクです。」と言いたいのだろうと思い、気にもしていませんでしたが.....今では非常に気になっています。

分解開始

なんだーこりゃ!!ふざけるな!!「中は錆だらけ、底にはまだ水が溜まっている。」

(この写真は清掃後です。)

いくらジャンクとはいえ、これはひどい。しかし、外からは「野ざらし」(予想)になっていたとは思えませんでした。私の眼力も落ちたな。くしゅん。

清掃開始

何から直せば良いのかまったく分からない。とにかく水分を取ろう。マジックリンで拭こう。ドライブとピックアップがやられていないことを祈るしかない。

(白い粉は吹いてもなかなか取れません)

(基盤の3カ所は錆びていました)

中に進むにつれて、悲しい事実が。基盤は錆付き、アルミ関係のボディーは白い粉が吹き、もう捨てた方が早いかも。

(写真では分かりにくいと思います。)

さて、問題のピックアップ、オープン!!「だめだこりゃ。」

中も同様に錆だらけ。でもめげずに、ふきふき(写真は清掃後)

レンズは「イソプロピルアルコール」で、レールはクレCRC-556で、ボディーはマジックリンで拭くこと、1時間。何とか通電してもいいかなと思える位になりました。

(ゴムのパッキングもぼろぼろ)

基盤の乾燥が終わったと思える2時間後、パソコンに繋げてスイッチオン!!

何と 本体は認識している。すごい!!

でも、メディアを入れても 動作が安定しない。メディアの認識もしない。残念。

清掃2回目開始

でも結果は変わらない。どうも、サーボ系がおかしい。ふらふらしている。こうなったら、だめもとで、レーザー発生器を清掃してやれ!!

注意:レーザー発生器を分解しますと、まず再生不可能です。(分かってはいましたが)

はっきり言って、中が見たかったのです。サーボはどういう仕組みなのか?

結論から言うと、レーザー発生器、プリズム、反射板、2つのセンサーから出来ていました。それ以外のことはよく分かりません。清掃後もとに戻すとき、ピックアップ部との取り付けが「ピタッ」といかないのです。どのようにしてもOKと言った感じで、これでは精密機械の復元は不可能と思いました。工場では測定器を使用して組み立てる部分だと思います。

(錆だらけ)

組立完了後、通電すると思ったとおり以前のふらふらが更に悪化し、強制的に止まってしまします。微調整を3回ほどやりましたが直りませんでした。

以上、終了。

反省

今回の失敗は、やはり購入ミスでしょう。(ジャンクの世界ではお店を責めることは御法度です)まさか濡れているものを売っているとは思いませんでしたが、ジャンク道において、成功例ばかり経験しているとたまにはおこることです。まあ、カバーは利用出来そうですから、中身を安く購入できれば、、、、、甘いかな! (反省になっていない!!)

 

  戻る