PC-NETのNECノート3部作レポート NO.1 

NEC VersaPRO VA10HRFUG 

  (H20.12.21) By Dyna

ども、Dynaです。

 最近、秋葉原でのノートがお安くなっています。一説には円高で海外からの買い付けが少なくなり、その分

ノートPCが国内にだぶついているからとも言われています。真相は分からないのですが、事実PC-NETでの

価格は、確かにお安くなりました。嬉しいですね。早速、1GHz超えのギンパソを入手しましたので、どの程度

の物かを確認しましょう。


 平成20年11月08日(土)の平日隊レポートで報告したように、PC-NETでVersaPRO VA10HRFUGを購入

しました。¥2500ですが、雨の日特価で5%OFFでした。

スペックは、Cell1.06GHz、HDDなし、メモリPC133の144P(勿論なし)、液晶は15インチと大型です。

裏面を見ると、XPシール、メモリは二枚入れられます。あと、無線LANのボードが入っていました。

  

 

第1日目 動作確認

外観をチェックしたのですが、CDDやFDDの不具合が見られないので、清掃後、メモリ128MB*2を入れ

ました。次は、HDDですね。どうやって入れるのでしょうか?裏側にはそれらしき、蓋はありませんでした。

周りを見てもそれらしき蓋はありません。と言うことは、多分パームレストの下でしょう。ということで、早速

分解開始です。

拡大可

安全のため、バッテリーを外してから、裏のネジ7つを外します。HDDだけなら全部はいらないようですが、

どう展開するか分からないので、全部取りました。

 

順番は怪しいのですが、だいたいこの辺の機種はこの蓋を最初に取るのがルールのようです。KBの中央

付近にマイナスドライバーを入れて、持ち上げると「パキッ」と音がして、外れます。<<ドキュメント内の選択範囲>>

次は、KBその物を外します。ケーブルを破断させないよう気をつけましょう。

 

どうやら簡単に分解できるよう、考えられているようです。ネジ等はありません。嬉しいですね。さて、HDD

ですが、やはりパームレストの下あたりにいるようです。ということは、そこのケースを割る必要があるよう

です。

 

御馴染みの親指の爪作戦ですね。慎重にやりましょう。というのは、下にこんな小さなケーブルが潜んでいる

からです。当方も時々、「やったー!」と喜んで、切りそうになったことがあります。クワバラ・クワバラ

 

見えましたHDDの格納庫。PC-NET特有のネジ格納も親切です。

特に、専用のHDDソケットも無く、そのまま刺さりました。この辺もありがたい設計です。

とりあえず、パームレストを元に戻してみました。この時、感じました。「待てよ?HDDを入れるだけなら、

KB等を外す必要は無かったはず!」そうなんですね。必要以上に分解してしまったようです。

まあ、別に悪いことではないので、気にしないで次に行きましょう。

まずは、ACアダプタを接続して、動くか実験です。このACアダプタは19V、3.16Aの標準的なもの、これ

はいろいろなメーカーで統一されているため、助かりますね。では、SW−ON!

 

何と、あっさり動いてしましました。これで¥2500とは、ほんとうにお安くなったものです。

OSを入れろと言って来ましたので、入れましょう。

 

無事にXPが入ったので、いろいろと調べたのですが、どうやら無線LANとFDDが壊れているのか、認識しま

せん。

無線LANは仕方ないので外しました。必要であればPCカードで入れましょう。多分当面は必要ありません。

あと、FDDですが、ほとんど使わないですよね。正直放置したいのですが、部品は沢山あるので、入れ替える

ことにしましょう。

HDDの下にFDDがいます。

結局、もう一回KB等まで分解して、HDDも外します。そのまま、HDDの下にいるFDDが取れないか、調べた

のですが、どうやら無理のようです。このままだと、液晶も外さないといけない感じがしました。

これは、大事ですね。今日は深夜になったので、この辺でやめましょう。これ以上進めると失敗しますから。

 

第2日目 FDD・CDD交換

昨日の続きです。どうやら全分解が必要なので、体調を整えて作業開始しました。

  

まずは、CDDの取り外し、ドライバーのある所のネジ2個を外して、右に押すとCDDが取れます。今回はつい

でなのでDVDドライブに交換してしまいました。

 

次に、液晶を外すため、蝶番の裏にあるネジ(右左2個)を外します。そして、カバーも2個取ります。

 

すると、液晶の蝶番部が上に引き抜けるので、スーッと引き上げます。

 

勿論、左右にあるケーブル類を処理します。左は液晶へ行くケーブル。ソケットが2個あります。右は無線

LANのアンテナケーブルでした。

完全に、分離完了です。

拡大可

次は、MBを出すため、ケースについているネジを取りますが、沢山ありますので、一個づつ確実に外しましょう。

取れると、こんな感じですね。でも、まだFDDは出てきません。

拡大可 

実は、下の黒い基盤を取らないといけないのです。ネジを外して、上の部分を手にして引き上げます。(下に大きな

ソケットがあります。それから、下側の裏にはFDDのケーブルが付いていますので、慎重に扱ってください。

 

FDDのケーブルは扱いが結構面倒ですが、頑張って外します。(あとで付けるほうがやっかいです)

 

ようやく分解できましたね。ここまで出来たらあとは動くFDDに交換すればOKです。

あとは、逆にたどって組み立ててください。FDD回りが一番組み立てにくいですが、頑張りましょう。

因みに、CPU付近が見えましたので、写真を出しておきます。クロックアップする機会があれば良いのですが。

 

・・・省略

結局、CDDをDVD-ROMに変更し、FDDは無事に動くようになりました。DVDもストレス無く見られ、今のところ

順調に動いています。

 


*この記事を読んで作業をした結果、故障の悪化や人体への影響(怪我とか)火災

 等の被害を受けたとしても当方は一切責任は取りません。あくまでも自己責任で行ってください。
 


 ども、Dynaです。¥2500の5%OFFで、1GHzのギンパソを入手できたので、かなりご機嫌になってしまいま

した。メモリはPC133の144Pなので、高容量のものを入手しずらいというハンディキャップがありますが、256

MBでもほどほどにXPが動きますので、幸せです。

 今回、これに味を占めてしまい、このあとPC-NETに行くたびに購入してしまうという、スパイラルに陥りました。

でも、大変お安いので、まあ良いでしょう。ということになりました。続編をお楽しみに。

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