Dell Dimension2400Cが復活してしまいました。
(H20.04.06) By Dyna 
 ども、Dynaです。当方は、PCジャンク好きですが、どうしても手を出さないメーカーがいくつかあります。その代表は

DellとIBMです。それは、デザイン的な問題でどうも好きになれないということが理由でした。そんな折、秋葉巡回の際

にPC-NETで、お安いDellのスリムPCを見つけました。お値段がお安かったのとスリムCD-RWが付いていたので、遊

び半分で買ってみたのです。プロダクトシールも付いていたので、DELL練習と考え、遊んだあとはそのままハードオフ

に持っていくつもりでした。でも、結局動くようになったので、使い道が定まらないまま、まだ置いてあります。まあ、修理

の顛末として参考にしてください。


 

1 現 状

DELL Dimension2400C PC-NETで ¥1740

HDD無し、メモリ無し、CPU(Cel2.0GHz)はありそうです。

スリムCD-RWとXPのプロダクトシールがあります。

ただ、表のカバーは取れてありませんでした。

(この関係で使用する気になれないのです。)


 

 

期待はしていませんでしたが、

当然、動きません。

モニターは真っ黒、この状態は・・・・・CPUが死んでいるかも?

 

 

 

 

 

2 内部の確認

内部はこんな状況です。

特段、異常は無いか・・・。と思っていたら

 

 

 

 


 

チップセットのヒートシンクが取れています。

その近くに、ヒートシンクと何やら部品がセロハンテープで

止めてありました。

 

 

 


 

これが、止めてあったパーツ。

ジャンパピンに見えますが、上がU型の逆になっています。

 

 

 

 


 

どうやら、本来はこうなっているもののようです。

そうすれば、チップセットのヒートシンクが

装着できるようになりそうです。

単純な故障ですね。ということは、同じようなトラブル&修理方法が

インターネットにあるはず。調べてみたら・・・・・・

ありました。ここのHPが、良く分かりますね。

 

 

3 修理方法

その結果、分かったことは、ヒートシンクを固定するバネが強すぎて、この写真の留め金を飛ばしてしまった。

と言うことでした。つまり、それをもとに戻せば治るのです。

しかし、ここのHPでは、簡単な修理として、この金具を半田付けせず、接着剤で止めて、その両端を配線してつなぎ

ヒートシンクは、両面テープタイプの伝熱シールで貼り付けていました。

 

当方も、考えましたが、そのやり方ではイマイチで安心できません。そこで、全部ばらしてMBを取り外し、裏から半田付け

することとしました。

 

4 分解作業

Dellは、本当に分解しやすく出来ていますね。

コード類を外したあとは、電源を外します。

奥にある、緑のレバーを押しながら、そちら側へ押すと

電源が外れます。

 

 


 

MBは緑のレバーを押しながら手前にずらすとMBが取れます。

 

 

 

 

 


 

ここまで、理論的には簡単に外れるのですが、

実際、緑のレバーとの関係が、しっくり分からないのが現状です。

「パッチ」と音でもすると、分かり易いのですが・・・・・。

 

 

 


 

これは、裏側ですね。

ネジ類を外すと、MBとパネルが分離します。

 

 

 


 

 

これが、パネルを外した状況です。

決して、半田付けが難しいようでも、無さそうですね。

 

 

 

 


 

 

5 修理開始

表 裏(半田付け前)

非常に、細かい配線ですが、よく見ると決して横の配線が近づいているわけではありません。

そこだけしっかり半田付けすれば大丈夫ですね。

 裏(半田付け後)

まあ、このくらいでOKでしょう。

ただ、このまま元に戻すと、またヒートシンクが飛んでしまいます。そこで、ばねを緩くして(強引に手でひねります)

取り付けました。

このまま、すべて逆に組み立てて、元に戻しました。

 

6 起動

えー!

何ででしょう。ダメです。

真暗! はやりCPU関係がいかれているようです。

 

 

 

 

 

 

7 原因追求

そうです。こうなったら、CPUを確認しましょう。簡単ですね。CPUのヒートシンクを取り外し、CPUそのものを取り出します。

これが、CPUのヒートシンクです。

結構、頑丈で取れませんでした。

しかし、変ですね。そんなに難しいものでは無いはず。

結局、悪戦苦闘20分。見つけました。取り外し方を。

手前の場合は、緑の取っ手を持って、下向きに押しながら右横に押します。

すると、緑のパーツがフリーになります。

もう1つに緑のパーツを外すと、取れます。


中は、こんな感じです。

見た目は、特に問題無さそうですね。

CPUを取ってみましょう。

 


 

 

 

裏側です。

あれ???

良く見ると、奥のピンがおかしいですね。

 

 

 


 

何だ!これは!

ピンがかなり曲がっているでは、ないですか。

信じられません。

どうすれば、こんなようにピンが曲がるのでしょうか??

 

 

 

 

 

8 再度修理

修理といっても、真っ直ぐにするだけ。

まずは、つまよう枝で縦・横を通します。

 

 

 


 

 

次には、細めのラジオペンチで真っ直ぐにします。

こう見ると、細いラジオペンチと言っても、

ピン間にかろうじて入る感じですね。

 

 

 


 

まあ、概ねOKと言った感じになりました。

良く見ると、まだ1本曲がっていますね・・・・。

(この後直しました)

 

 


 

 

 元に、戻してSW・・・・・・・・ONしました。

 

 

 


 

 

 

おー!出ました。

DELL様が。嬉しいです。最高!!

でも、この後のXPインストは、プロダクトシールがあるのに、上手く行きません。

 

 

 

 

 

仕方無いので、DELL用のインストCDを購入してきました。

秋葉の杜 ¥2000でした。 感謝!

 

 

 


→ども、Dynaです。

  今回、初めてDELLに挑戦し、みごとに復活できたのですが・・・・。どうも、使い道が見込めなく、複雑な気持ちです。

本体のカバーがあればまだ綺麗なのですが。無いので、見た目が悪くて・・・・。折角Cel2.0GHzで動くのに。

どうも、このPCは業務用のPCなのですね。気にしなければ、何の問題もないPCですが、見た目も、もう少し洗練されれば

良いのにと思います。それに引き換え、焼けたDURONが入っているNEC PC-VL500は見かけが良いのに、中が焼け焼

けで残念!いっそのこと、中身を入れ替えてしまいたい気分です。

 By Dyna


フロントパネルをいただきました。(H21.07.05)

ども、Dynaです。

 このHPをごらんになったtaka-1さんが、フロントパネルを送ってくださいました。

送料まで、ご負担いただき、本当にありがとうございます。

 では、早速付けようと思ったのですが・・・・・・・。

上側のヒンジ、下側のヒンジ

 付けてみたら、何か変なんです。ふらふらするのです。変だなぁとよく見ると・・・・。

何と、上のヒンジが壊れているでは、ないですか!これでは、まともに動くはずがありません。

どうしましょう・・・・・?

 

 ということで、こういう時の強い見方「ホットボンド」ですね。まあ、強力な接着剤ではありませんが、

この程度のパネルなら、何とかなるでしょう。

  

 

実際、1回目は失敗しました。簡単に取れてしまったのです。原因は接着面の不良ですね。

早速、清掃と油取りをして、今度は接着面に対して確実に付けました。

とりあえず、OKのようです。これでもだめなら、エポキシ系の接着剤にしますが、

取り外し可能なパネルにしたいので、当面これで行きます。

やはり、パネルがあると、さまに成りますね。バンザーイ!

 

 

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