秋葉界隈散策C<秋葉原だよおっ母さん>
(H20.02.29) By まーすけ
ども、Dynaです。
田舎出身の当方は、いつか両親を東京に連れてきて、自分の仕事や生活している場所を見せてあげるのが
夢でした。その夢は1回だけ果たすことが出来ましたが、真夏だったため、暑さに慣れていない両親には地獄
だったようです。いつか、もう一回良い季節にと思っていましたが、親父には果たすことが出来ませんでした。
今でも、お袋にはと思っていますが、もう体力的に無理のようです。親孝行は生きているうち、元気な内にする
ことが大切ですね。
さて、アキパラのエース、まーすけ隊員が先日親孝行を実行されました。しかも、その目標は「秋葉原の観光
案内」です。これは、大変難しい設定ですね。さてどうなるか、早速拝見しましょう。
秋葉界隈散策-20080229
まーすけです。巡回とは違いますが、散策ネタをお送りいたします。
<秋葉原だよおっ母さん>
平日にポッカリ休みができてしまったので、兄貴のところに上京しているオフクロを連れて観光案内をすることにしました。
しかし、出不精の私に案内できる街といえば秋葉原くらいしかありません。とはいえ、どう案内しようか?
秋葉原に来たことがないとはいえ、家電には全く興味がない人だし、さりとてメイド喫茶に連れて行ってもしょうがないし
(というか私も行ったことがないので案内できません)。
そこで、年配者が喜びそうなスポットをチョイスして立ち寄ることにしてみました。
とりあえず、所用がありお茶の水で途中下車したので、秋葉原までは歩いて向かうことにします。
※道すがら、湯島聖堂が見えてきました。
「これが湯島聖堂だよ」
「何だいそりゃ?」
……がっかりだよ!!(by桜塚やっくん)
※今度は神田明神です。
「これが神田明神だよ」
「それなら知ってる」
ということで、こちらにお参りに行きました。
※立派な狛犬がいたので、思わずパチリ。 ※こちらは獅子に滝です。なんかいい感じ。
※入口近くの大黒天。結構デカイよ。 ※以前ご紹介したことがある、揚げ饅頭のお店、「東京神田 巴屋」です。
※新製品の「揚げまんじゅうちょこあん」です。しかも数量限定半額。
さて、秋葉原に着いたところで、渋いお店を攻めてみましょう。
※「DOS/PARA」アキバ店の隣にある、「田中すだれ店」です。
※お店の方に許可をもらって、写真を撮らせてもらいました。
※昔懐かしい竹トンボ。いくら秋葉原でも、タケコプターはまだ出回っていない模様。
※すだればかりでなく、こういった小物グッズも取り扱っています。
では、次もこういった雰囲気のお店を巡ってみましょう。
※「石丸電気ソフトワン」脇の「箸勝本店」です。
※明治43年創業。割箸の卸売が主ですが、小売りもしてくれます。
さて、そろそろお昼時です。
「何が食べたい?」
「かた焼きそば」
ナヌ? かた焼きそばとな?? 秋葉原で食べた憶えがないなァ。
まァ、こういうときは、あそこに行けばなんとかなるでしょ。
てなわけで、到着したのは「ヨドバシAkiba」の8Fです。
以前にも何度が立ち寄った中華料理屋、「万豚記(ワンツーチ)」ならば、かた焼きそばがあると見ました。
海鮮五目塩焼きそば \1,200
※焼きそばのメニューに、『炒め麺またはあんかけ麺(あんかけ麺は茹で麺か揚げ麺)』とあります。よーし、読み通り。
牛スジ豆腐 \880(平日ランチはスープ、白飯付)
※居酒屋の肉豆腐みたいなのをイメージしていたら、全然違うものが出てきました。
味付けは甘辛い感じで、ご飯が進みます。
食後のデザートはあのお店にしましょう。
※先ほどの「箸勝本店」の近くにある、「古美術茶房 伊万里」です。
※相変わらずの洒落たお品書きです。
<手前>あずき白玉 \420 <奥>ところてん \360
※ウチのオフクロはところてん好き、私は昨日から無性にあずき白玉が食べたかったので、二人とも満足々々。
このあと、兄貴のところでみんなで晩飯を食うことになっているので、秋葉原にある老舗で食材を買い込みましょう。
※「若松通商」の隣にある、「構(かまえ)かまぼこ店」です。今晩は練りもの三昧といきますか。
※“ごらん、これが万世橋だよ”、このセリフとタイトルでどれだけの人が元ネタに気づいてくれるでしょうか。
※“その奥でニヤけているのが『肉の万世』だよ“、深い意味なし。オチもなし。
※万世橋の上から眺める神田川は、秋葉原のカオスを象徴するかのごとく鈍く淀んでいました。
それでは、今日のお土産一覧です。
コースター(3枚入り) \975 ※田中すだれ店で買ってきました。
※ひとつひとつ色合いが違います。そこがまた味わいです。
揚げまんじゅう こしあん・いもあん・ちょこ・黒糖 各\126、ちょこのみ\63
※「巴屋」の揚げまんじゅうを1個ずつ買ってみました。
※ちょこまんを割ってみたところ。さっそく先ほどのコースターに乗せてみました。
揚げてあるのにサッパリなのは、相変わらずのいい仕事です。
「こんなお箸で食べたかった」バラ利休箸10客 \660→\480
※「箸勝本店」で買ったところ、卸値で売ってくれました。
※裏面には懐石箸の由来が書いてあります。
※国内吉野杉の柾目材から作られています。宮内庁御用達のお店の箸で食べれば、いつもと一味違うかも。
※おでんもいい具合に炊きあがりました。
<手前から反時計まわりに>
半月 \95/えび新生 9個\300/利休揚 \65/ぎんなん巻 \130/がんも \70/玉子巻 \110/木の葉揚 \90
/つみれ 3個\100
※一通り取り分けてみました。味も歯ごたえもしっかりしていて、これが1人前700円未満で食べられればお安い!
オフクロもそれなりに初秋葉原を満喫していたようです。
電気製品にもアニメネタにも、ましてやジャンクにも触れることなく秋葉原を巡ってみましたが、たまにはこんな巡回も
悪くないかもしれません。それでは。
→お見事です!!
秋葉原をどうやってご案内するのか、正直不安でした。しかし、秋葉原にも老舗はしっかりあるのですね。巡回中に
気が付く時もあるのですが、時間的な制限があって見られませんでした。だから、今般始めて店内をみることが出来
ました。ありがとうございます。
さて、母さん良かったですね。あまりご興味の無い世界だったと思いますが、ご子息の活動の場が沢山見られたか
と思います。しかし、とても人が多くて、歩くのが大変だったでしょう。ご苦労様でした。この次は万世橋ではなく、二重
橋を見に連れて行ってもらってください。それから、秋葉原に集まる人は、お土産に上のようなおでんでは無く、缶詰
になった「おでん缶」を自動販売機で買って行くのですよ。面白いでしょう。
では、また! By Dyna