VAIO
PCG-FX55Z/BPのバックライト交換成功 (H19.08.24)
ども、Dynaです。
最近は、バックライトのお値段がお安くなって来ましたね。1本900円でしょうか、かなり負担軽減になりますね。
と言うのは、バックライト交換をした方なら分かるのですが、ちょっとしたことで割ってしまうからです。本当に簡単
に割れてしまいます。これを防ぐにはライトの寸法が大変大きく影響します。他にもケース内への納め方や、半田
付けの方法までも影響します。難しいですね。さて、今般VAIOのバックライト交換レポートをhiroさんよりいただき
ました。作業例はいくつあっても助かりますね。では、早速拝見しましょう。
はじめに
ご無沙汰でございます。hiroです。
この度VAIOノートのバックライト交換作業を行いましたので
つたない内容ではありますが、皆さんのお役に立てればと思います。
(修理後の雄姿)
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型番 VAIO PCG-FX55Z/BP
画面 15型XGA
管長さ 307mm
管直径 2.0mm
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(作業前)
使用した冷陰極灯管(蛍光管)は例のごとくCoconet液晶工房さんで購入。R-OA.comさんの実績データと
実際に測った長さ、そしてCoconetさんのラインアップと照らし合わせ、2mm程短い「307mm」を選ぶことに
なりました。結果、問題はありませんでした。
作業内容
1:まずカバーを開ける際に「側面3箇所×左右 外側中央ヒンジ側1箇所 内側ヒンジ部1箇所×左右」合計
9箇所ネジ留めされている部分があります。全箇所シール・ゴムで覆われているので、マイナスドライバー等
で剥がしてから外します。あとは爪でこじ開けます。(写真01)
(写真01)
2:管がある場所は一見して特定できるのですが、パネルは外周を黒いプラスチックフレーム更にアルミフレ
ームで囲んだ状態で覆われています。そして白いシート(反射シートというのでしょうか?)、格子状のアルミ
フレーム、基盤、とかなり分解すべき箇所が多いと思われます。この時、フレームは小さなネジ留めされて
いるので、メガネドライバー位の太さの物で取り外します。(写真02)
(写真02)
3:反射シートを覆っている格子状のアルミフレームと、最終的に蛍光管が収まっているコの字型のアルミフ
レーム、この2つを無理やり曲げて作業を進めました。今回は身内から依頼された物でしたので多少無理し
てしまいました。ベターとは言えないやり方ですけれど、逆に言うとこれだけで交換までは辿り着けます。
(自身でジャンク品を使って試す位であれば、これで問題は無いかと思います。)(写真03〜06)
(写真03) (写真04) (写真05) (写真06)
4:結果、私が前回掲載させていただいた「バーサプロ VA16S」と同じ、リードが焼ききれていた事がわか
りました。管両端のハンダで接着されている部分が黒くなっており、覆っているゴムの内部でそれがあった
ため、作業中の衝撃で切れた事は確率的に低いであろうと考えられます。焦げたとも考えにくいものです
が。。。ともあれ、無事表示は出来るようになりました。(写真07)
(写真07)
(作業後)
あとがき
といった作業内容になります。私のパターンでは2度共に同じような原因が見られました。焼け切れたので
あれば、インバーターに原因があるのでしょうか?(過電圧?) もしそうであれば、またすぐ交換しなければ
ならなくなる、もしくはインバーター交換、という事になるのでしょうか? こんな予測しか立てられませんので、
ご教授いただける所があれば嬉しいです(^^; hiro
→お分かりになる方はDynaまでメールください。 By Dyna
ども、Dynaです。
レポートありがとうございました。見事に成功しましたね。前回と言い、今回と言い、お見事です。
当方は最近あまりノートを購入していなので、バックライト交換のチャンスがないのですが、成功
したときの喜びは最高ですよね。あの眩しいばかりの表示をみていると、とても腕があがった気持
ちになります。でも、ちょっと気を緩めるとライトを割りますので、注意してください。では、
By Dyna