Libretto70のHDDレス化 By泡造 (H19.03.21)

 ども、Dynaです。当方も愛用しているリブレットですが、なかなか代替機も現れないので、

当面は、現役マシンとして頑張ってもらうことになっています。さて、H18.02.12のまさひら

さんのレポートでもお知らせした、リブレットのHDDレス化ですが、今度はリブ70で、泡造さん

からレポートが入りました。内容的な変化はCFの大容量化と価格の低減化、それとOSのWin2000

化です。そろそろ、価格的にもよろしい頃でしょうか。では、拝見しましょう。


●Libretto70のHDDレス化

 ども、毎日のようにDynaさんのHPを拝見しております。

まさひらさんの「LibrettoM3をHDDレスに!」を読んで

自分でも挑戦してみたくなり、数ヶ月前にADATAの8GB CFが

15000円ほどで(←悲しいかな、今では1万円しないんですよね)
< 参照 上海問屋 GENO >

買える状況と、失敗しても実家のババァ* が使っているデジカメに

転用できるからいいや、ということで実験してみました。なお、

・これを読んで成功しても失敗しても実施した本人様の責任と

 いうことでお願いします。当方やDyna様にクレームつけるのは

 やめてください。

・パーティーション分割とOSインストールあたりについては

 記憶によるものですので内容が間違っているかもしれません。

・別途よい方法があるかもしれませんが、実施した内容をレポート

 します。が、御了承のほどを。

* パソコンやデジカメにうとそうな年齢のクセにしっかり使っている

 ことから半分敬愛も込めて「ババァ」よばわりしています。



(準備したもの)

 
CF-IDE変換アダプタ 44-20-C \1680

・Libretto70:1台
・ADATA CF 8GB:1個
 テクノハウス東映で15000円台で購入。
 今ではもっと安くなってますね。がっくし!
・CF-IDE変換アダプタ:1個
 たしか液晶工房で購入しました。Libretto本体のネジ位置と
 合わないので固定する場合は各自で工夫してください。
 当方は現状コネクタの接続のみで固定しておらず、ブラブラ
 させてます。
・Libretto用FDドライブ:1台
・Windows98SE OEM版起動FD:1枚
 FDISK、FORMATを実施するためです。
・Windows2000 OEM版CD-ROM:1枚
 インストール後I/O DATA社のCF-USB(仮想CF)を接続して
 みようと思い、ドライバを別途インストールしなくても済む
 だろうとWindows2000にしました。
・母艦となるデスクトップPC:1台
 OSのCD-ROMイメージをCFへ転送するためです。
・IDE-USB変換:1台
 今回は2.5インチHDDケースのUSB I/F部を利用しました。



1.電源系をすべてはずす

・ACアダプタ、バッテリをはずします。

 分解中や作業中の感電・ショート等を避けるためです。

 中のボタン電池は…あは!あまり気にしませんでした。



2.裏ブタのネジ(7ヶ所)をはずす



・ネジをはずすとあとはツメで引っかかっていますので

 折らないよう注意してハズしてください。ツメのはずし

 方はどっかのHPに説明があったと思います。



3.LibrettoにCF接続(その1:フォーマットとパーティーション)



・CFとCF-IDE変換アダプタを合体させ「マスター設定」でLibrettoに
 接続します。
 CF-IDE変換アダプタは44ピン全部出ていますが、Librettoの
 ソケット側は1ピン穴がありませんので該当するピンをニッパーで
 切断しておいてください。

・裏ブタは閉めずに、かつ、感電・ショート等起こさないように
 気をつけてFDユニットをPCMCIAスロットに差込み、FDユニットには
 Windows98SE起動FDを入れておきます。

・電源スイッチを入れて起動。ただしFDから起動させたいのでキー
 ボードのCキー(だったかな?)を押したまま電源スイッチを入れます。

・A:>のプロンプトが出たらFDISKを起動してFATで2GBごとにディスク
 領域を作成します。

・各領域をフォーマットします。
* たしかLibrettoのHDDを換装した場合、Librettoでフォーマットしないと
 ハイバーネーション領域が確保されない?とかでダメだったと記憶して
 いたのでLibrettoでパーティーション分けとフォーマットを実施しました。

・CFのパーティーションについては今回はFAT16でパーティーションを
 区切ったので4つになっています。8GB→2GBx4パーティーションです。



4.母艦に接続(OSのイメージをCFへ転送)



・CF&CF-IDE変換アダプタをLibrettoからはずし、母艦PCと接続します。
 今回はIDEで接続するのが面倒だったので手持ちのUSB HDDケースの
 USB I/F部を流用しました。

・母艦のCD-ROMからCFへOSのイメージをまるごと転送します。転送が
 完了したら母艦からCF+CF-IDE変換アダプタを抜きます。



5.LibrettoにCF接続(その2:OSのインストール)



・ふたたびCF+CF-IDE変換アダプタ、FDユニットをPCMCIAスロットに
 差込み、FDユニットにはWindows98SE起動FDを入れておきます。
 2.と同じくまだ裏ブタは閉めていないので感電・ショート等には
 気をつけてください。

・電源ONしてA:>プロンプトが出たところでOSのイメージを転送した
 ドライブへ移動してsetup.exeを起動してOSをインストールします。



6.インストールが終わったら



・インストールが終了して起動が確認できたらACアダプタ、バッテリーを
 はずして裏ブタを閉め、ネジを締めます。

…以上ですが、時々アクセスをサボるような感じがあって、
「え?!」と思いますが、ま、なんとか動作はしているようです。

 

●追加レポート:仮想CF(CF-USB)

・上記インストールが完了したLibrettoにPanasonicCompactFlash
 Adapter(BN-CFADPP3)経由でI/O DATA社の「仮想CF(CF-USB)」を
 接続してみましたが、まだうまく動作していません。CardBUS対応で
 ないPCMCIAスロットにUSB機器を接続できたら…と思ったのですが。
 I/O DATA社の仮想CFに関するHPではLibretto50+Windows98系で動作
 確認できたっぽいことが書いてありますが…。

以上です。


 ども、Dynaです。レポートありがとうございました。

 まさひらさんの時より1年経過しましたが、CFの料金は飛躍的に低下しましたね。8GBが1万円くらい。

当方なら4GBで十分なので、それなら5千円くらいだと思います。それから、CF-IDEコネクタも同様で

しょうか。嬉しい時代です。さて、御使用になった感想はどうでしょうか。よろしければ御一報ください。

By Dyna


●追加情報(使用感H19.03.21)

泡造工房です。掲載ありがとうございます。

閲覧している方々の参考になれば…と思います。

(使用感)

・それまで6GBのHDDに換装していたのですが、時々

「遅い」と感じました。(換装前)

・CFに換装してOSをインストールしたまではよかった

 のですが、現在全然使用していないので「換装したが

 感想なし
」といったところです。本来仲間同士での

 展示会のデジカメ撮影データ交歓に使用する予定が

 他のメンバーがもっと早い最近のノートPCを持って

 きているのでそちらにお願いしているため、使用する

 機会がありません。

 このままというのもなんなのでCFハズしてババァの

 デジカメ用に転用しようか?といったところです。

 ハイ、あくまで「実験」で終わってしまったような…。


ども、Dynaです。

 そうですか、羨ましいような、もったいないような・・・・・。 しかし、PCもニーズが無くなると、本当に

出番が無くなりますよね。当方も、ザウルスが登場してから、リブM3の活躍が半分くらいになりました。

でも、実験とはいえ、貴重なレポートです。ありがとうございました。

By Dyna

 

 

 

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