CANON LBP-220 の紙の多重送り を改善しよう
お気に入りなのですが.....
このプリンターは、小型で印字速度も結構早く、気に入っているのですが、いかんせんか、この紙の多重送りには
閉口してしまいます。症状は、2回〜3回に1回位の割合で、紙が重なって出てきてしまうのです。
インターネットのHPにも改善策がある程度出ています。ヤッフーオークションでも、これを改善する商品が出品されています。
つまり、かなり多くの方々がこの問題で苦しんでいるのでしょう。当のCANONへTELしてみたら、「修理に出してほしい」とのこと、
もちろん有償。修理部品も珍しく販売してくれるとのこと、しかし、個人が自力で修理することは極めて困難です。
結論から言いますと、CANONが電話で説明してくれる、ローラーの清掃とか、拭き掃除は何ら役に立ちません。
メーカーが販売してくれる部品を購入して自力で直すか、修理に出すかです。当方は、メーカーがリコールすべきと思うのですが。
そんな折り、とあるHPが目に入りました。簡単にこの症状を直す方法がある。それは、「つるつるの部品の抵抗値を高めること、
例えばゴムシートなどを張ること」とのことでした。早速やって見ましょう。
ターゲットはここです。あとで、分かったのですが、分解しなくても手先が器用な方なら作業できそうです。当方は苦労してばらしましたが、結構難儀しました。あまりお勧めできません。
正面(使用時は裏側)から見た状態です。紙を送り込むローラーが見えます。
ポイントは「ここ」に障子紙(ざらざらしている面を上に)を両面テープなどで、張るのです。
原理は簡単です。「ここ」には紙が補充されているのですが、白いローラーと下の黒いプラスチックの間に紙が挟まれて、
1枚つづ送られるはずですが、下のプラスチックがつるつるのため、数枚が一緒に送られるのです。
下に例えばゴムなど張ってあれば、抵抗値が高いため紙がとどまり、一番上の紙だけが送り出されるのです。
しかし、薄いゴムのシートなんて手に入りません。しかたなく、ざらざらしている障子紙に両面テープを付けて、プラスチックの板に2枚張りました。
拡大写真、簡単でしょう。
結果は、完全には直りませんでしたが、2〜3回に1回が、10回〜20回に1回程度、気にならない程度まで改善しました。
ゴムシートが手に入ったら、またチャレンジします。
Gさんからメールで情報が入りました。(H16.1.14)
ダメ元で「LBP-220 紙」ググってみたところ、Dynaさんのページがヒットしました^^; 記事を読みましたが、和紙なんてありません。
・・・んじゃ紙ヤスリならどうだろ?と、近くにあったタミヤのフィニッシングペーパー#2000番を薄手の両面テープで記事どおりに
貼り付けてみたところ、ものの見事に復活しました(^^) ただし100%復活とまではならない様子で、施工前に多重に送られ、
熱で曲げられてしまった紙などは、やはりまとめて吸い込んでしまいました。それでも新品の紙束であれば、かなりの確立で
1枚づつ供給出来ますので、ほぼ完治でしょう。Dynaさんの情報のおかげで、あほあほプリンタが見事復活しました。
写真を撮り忘れてしまったのでアレなんですが、紙ヤスリの幅は使用した両面テープ(3M
TU-15)の幅15mm、
長さ(奥行)は少々多めで17mmくらいで貼ってます。これはあくまで感覚ですが、バネ付きのブロックと白いローラーが接触する
奥の方(ニホンゴムズカシ^^;)まで、今回のような「つっかえ」があれば、多重送りは防げるように思えました。
その後ですが、新品の紙であれば問題なく1枚ずつ供給出来ています。これで1枚1枚手で供給する行為から開放されました。(^^)
ありがとうございました。
ども、Dynaです。使えるようになって良かったですね。当方も同じように完璧に直っているわけではありませんが、実用にはなります。
東急ハンズにいくと薄いゴムを探してはいましたが。紙ヤスリは気づきませんでした。
情報ありがとうございました。
yoshiさんからメールいただきました。(H16.2.16)
はじめまして。yoshiといいます^^。 いつも楽しく拝見しています。
僕も知人よりLBP-220譲ってもらったんですが、巻き込みまくり状態・・・(笑)
やっぱり皆さん、同じ苦労されてたんですねぇ^^;。 僕の場合は、荒技なんですけど、直接和紙を貼られた部分
(バネで少しスライドすると思います。)の一面を350番くらいの耐水ペーパーで3.4回ゴシゴシ・・・(処理後はエア
ダスターでシューっとひと吹き)。その後、50枚くらい連続で印刷しましたが、今のとこ一枚も巻き込みないです。^^
費用はペーパー代の60円で済みました(笑)。 ご参考になるかわかりませんが、ご報告しておきます。
これからもがんばってください^^。
すごいですね。その発想、理屈は同じですからね。脱帽です。
Gansen99さんからメールいただきました。(H16.06.14)
Dynaさんこんにちは。
最近発見して楽しく拝見させていただいております。
Gansen99と申します。
yoshiさんの耐水ペーパ掛け修理法ですが、給紙ローラの削り過ぎには十分注意してください。
あくまで摩擦係数を大きくするのが目的です。
対症療法ですから根本的には部品交換が必要ですが、印刷量のそう多くない場合なら良い方法です。
尚、この方法は昔からコピー機のサービスマンも実施しているやりかたです。
→そうですか、プロも行っている方法なんですね、でも、皆さん削り過ぎには注意しましょう。By Dyna
kouさんからメールいただきました。(H17.10.02)
はじめまして。kou と申します。
「CANON LBP-220 の紙の多重送り を改善しよう」を拝見しました。私のも同じ症状でいらいらすることが多く、
ずっと使っていませんでした。
紙ヤスリのかわりに、「自己融着テープ」をご指摘の位置に貼ってみました。このテープ、同軸ケーブルのコネクターの上から
ぐるぐる巻きにして、雨が入るのを防ぐ物です。時間が経つと、簡単にはとれなくなってしまうものです。
効果はバッチリです。おかげさまで、復活させることができました。ありがとうございました。
→自己融着テープですか、利きそうですね。情報ありがとうございました。 By Dyna
halさんからメールいただきました。(H17.10.14)
はじめまして。halといいます。
僕がやっている、LBP-220の紙の多重送りの簡単な改善方法を紹介したいと思います。
いたって簡単な方法なのですが、効果があると思います。
紙を入れる給紙トレイの紙を立てて置く給紙ガイドを引き出さず、
紙がぶら下がった様な状態にさせておくだけです。
この状態での使用で、多重送りが起こるのがごく稀になりました。
このHPで紹介されている方法と合わせれば多重送りゼロも可能かも?
→なるほど、確か残り少なくなるとまとめて排出されるのが不思議でした。後ろにのけぞらせれば、それが防げるはずですね。
GOODな情報ありがとうございます。 Dyna
F.T さんからメールいただきました。(H17.11.13)
初めてメールします。
HPからの色々、情報有難うございます
多重送りに苦労していますが、下記の仕掛けで解消しています。
添付写真のように、中央部に9cm幅の薄いダンボールをセロテープで
底部(下端部)を数センチを浮かすように取り付けます。
ダンボールの厚み分は、最大給紙枚数が少し減ります。
→情報ありがとうございます。そういえば残り少なくなると10枚くらい、いっきに入り込んでしまい、
困っていました。By Dyna
MK さんからメールをいただきました。(H20.01.08)
こんにちははじめまして。MKと申します。
ジャンクプリンタのゴム劣化の復活方法で、
自動車用品のファンベルト滑り・鳴き防止スプレーを少量布にとって、
ローラーゴムに擦り込むとかなり改善しますよ。
高温になるドラムをもつレーザープリンターはつけすぎると薬剤がドラムまで
まわっちゃうと故障しかねないので
すこーしずつつけてためしてみてね。
ではでは
→情報ありがとうございます。自動車用品のスプレーですか、考えもしませんでした。素晴らしいです。 By Dyna