BOOK PC ( BKi810 ) の基盤を入手、頑張って完成させよう!!
2002年の話ですが、OTTO2号店の階段踊り場で、BOOKPC用のマザーと電源、及び付属基盤(モデム)を¥500位で購入。
その時は、何の物かまったく分からなかったのですが、大変に小型なので一式かき集めました。
型番は不明(後にBKi810 Ver3.3と分かる)
電源はコンパクト、背面もすっきりしてます。
インターネットで調べると、CPUは PPGA 300A-533、FCPGAの533AからUPはかなりのところまで行けるみたいです。
恐るべき、BOOKPC!!
電源ケーブルが特殊です。HDなどに使う4P、と専用6P
早速、仮配線して動かしてみましょう。
出る出る、エラーの嵐。あれこれ試しましたが、どうにも直らない。
そこで、インターネットで調べるとあるのですね、とても詳しいHPが。その結果、なぜかボタン電池の電圧が0Vになっており、
新品に替えれば直るとのこと。早速、近くのダイソーへ行き入手。(2個¥100)入れ替えると、いとも簡単にOK!!
ボタン電池を交換すると動きました。
さて、動くとなったらケースに入れなければなりません。「何に使うの?」と言う質問には答える義務はありません。
使える物があるから使えるようにするのです。そこに山があるから登るのです。そこにジャンクのPCがあるから直すのです。
そして、裸のマザーがあるからケースに入れるのです。ただ、それだけのことです。
¥500のマザーにお金はかけられません。では行きましょう秋葉原。そして「じゃんじゃん亭」へ、
ありました。私を待っていたかのように、BOOK PCの空きケースが、しかも、申し合わせたように¥500−
トチ狂って2ケース購入してしまいました。(ばか!!)
¥500なら安い。しかもマザーはぴったりでした。
組み立て開始、まるで新品みたい。でも実際はジャンクの寄せ集めです。
見た目はきれいですが、ドライブ類の開閉が一苦労。
フロッピーのふた(ハッキリ言ってじゃまです。)
CDDなんかは、一部あたるのでカッターで削りました。(あほか?)
見た目を重視すると機能が犠牲になる?
まあいいや。それでは、セットアップ開始!!
CPUはPPGA300、快調快調。
しかし、何なんだ!!この騒音は「五月蠅い!!」 何とかしてくれ。
本当に参りました。これでは実用になりません。何とかしましょう。
この電源が一番五月蠅いです。カバーを替えましょう。
切り取ります。
新しいカバーを付けました。
ついでに、電源のケース内側空気孔を全部取りました。
それから、ファンに40Ω3W位のセメント抵抗をつけました。(これは大変に効果ありますが、自己責任で)、ついでに
CPUのファンにも抵抗を付けました。その結果、熱対策が必要になりました。そこで、CPU近くのケース穴以外を閉塞。
その結果、CPU横から空気が入り、電源部から抜けていきます。温度変化もおとなしくなりました。
とても、静かになりました。これなら使えます。しかもとても小さくて、けっこう快適です。
ところが、ここで大問題発生!!
なんと、異臭がするのです。どうも、電源あたりから(かも)。とてもケミカルな臭い。胸がむかむかします。これでは使えません。
どうしよう。インターネットや掲示板を利用して、情報を集めようとしましたが無駄でした。この電源は焼けることで有名なので、
その関係かもしれません。時間があったら調査します。しばらくは封印します。