IBM Think Pad 600の再塗装レポート  H16.07.30  、H16.08.01

  当HPでは、VersaPROやFMVなどのボディー塗装を皆さんの協力のもと、発表してきました。しかし、

当初のカラーに戻せたものは無かったと思います。それは、色を合わせるのが大変に難しいので、それならと、

皆さん色々な色にチャレンジしたかと思います。

  しかし、ここに来てmozaliusさんから、IBM Think Pad 600の塗装にチャレンジしているメールが来ました。

考えたら、TPはボディーが黒なので、色合わせが色ものよりやり易いはず、興味深々ですね。


 第1報(前半)H16.07.30    mozaliusです。

TP600の再塗装作業を始めましたので、ご報告します。

また、撮影が下手で、手ブレしてボケています。

 

画像01 ThinkPad600です。
      ごらんの通り、パームレストのラバー塗装が剥げています。
      手汗で、剥がれやすいんですね。
 



画像02 パームレストのアップです。
      このまま使う気には、ちょっとなれません。

 



画像03 さらにアップ。ちょっとしつこいですね。
 



画像04 分解しました。
      裏面のネジを全部外し、表の左側液晶ヒンジ基部のネジ1本を
      外すと、取り外せます。
 



画像05 取り外したパームレスト部(キーボード付)です。

 



画像06 さらに、キーボードとスピーカを外します。

 



画像07 今回、再塗装するのは、パームレスト部だけですから、キーボード横
      の細い部分まで、ラバー塗装を完全に剥がします。
      その境目に瞬間接着剤を塗って、塗装が剥がれるのを防ぎます。
      ここの工程が最重要ポイントだと思っています。

このあと、水洗いしてカスを完全に取り除き、800番くらいのサンドペーパーで
満遍なく傷をつけて、塗料が乗りやすくします。
プライマー(下塗り)して、上塗りして、水研ぎして、完成です。
そのあたりは、後半で。
塗装する分、時間がかかりますので、とりあえず、前半だけご報告します。



それでは、また後日、後半をお届けします。

 

→本格的ですね。ワクワクします。確かにこのままでは、使う気になれないようなパームレスト部の剥がれですね。

 これから、どう変化するのでしょうか。次回の報告を期待しています。 By Dyna


 第2報(後半)H16.08.01    mozaliusです。


TP600の再塗装作業が完了しましたので、ご報告します。
後日、とか言っていましたが、休みがまともに取れそうになくなったので、
一気に仕上げてしまいました。





画像01 塗装前に、マスキングをしています。
     昼間の室内ですので、光量が不足しています。



画像02 塗装後です。
     このとき既に日が暮れていて、フラッシュを焚いたので、きれいに見えますが、
     けっこう荒いです。



画像03 マスキングを外してみました。
     やっぱり、粒子が潰れてきれいに見えます。(見えるだけです)



画像04 上記のフラッシュなしの画像です。
     あまり意味はないですね。



画像05 キーボードやスピーカーを組み付けています。
     わかりにくいですが、スピーカーのカバーも塗りなおしています。



画像06 本体に取り付けてみました。
     これなら、なんとか使う気になります。



画像07 起動してみました。
     一応、これで完成です。
 

前  後

ラバー塗装とは少し質感が異なるのですが、私は、さほど違和感を感じません。
塗装の剥げた状態を知っているからかもしれませんが。

掛かった費用は、ラッカースプレー280円+サンドペーパー70円、といったところです。


実は、まだいくつか不具合があります。
起動時の赤液晶とか、バッテリがまったく充電しないとか、色々手を加えなければなりません。
いつになるのやら。

今回の作業は、これで完了しました。
何かのお役に立てばうれしいです。


→レポートありがとうございました。急遽完成させたようで、大変だったと思います。フラッシュを焚いたときの光具合は

 感激物ですね。施工前・後を並べると、これで本当に触れる感じがします。次なるチャレンジも期待してます。By Dyna
 

 


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