ジャンクで入手した、統合オフィスツールStarSuite7は どんなソフトか。
H16. 3.30(火)
StarSuite7
平成16年3月21日(土) 、お宝発見隊があぷあぷで、統合オフィスツール「StarSuite7」を購入しました。
¥525と言うお値段もあって、即決でしたが、果たして使える物なのか心配です。また興味津々。
と言うのも、何処の会社でも一般的な業務はマイクロソフトのオフィスを使用していると思います。
しかし、このソフトは高くて家族全員分購入するには少々頭の痛い問題だからです。
そんな時、このお値段でワープロ、表計算、プレゼンテーションも出来るなら、本当に御の字ではないでしょうか。
それでは、期待を込めながら、使用レポートを開始します。
裏面の解説
裏面の解説によれば、機能として
@ワードプロセッサ A表計算 Bプレゼンテーション が主な機能
マイクロソフトのオフィスと高い互換性が売り。PDFファイル形式でも保存可能。
動作環境は、Windows XP,2000,Me,98,98SE, HD300MB以上、Linux(Kernel Ver2.2.13以降)
Solaris(SPARC版8以降)、PDFで保存できればMacでも閲覧可能とのこと。
販売はソースネクスト 開発はサンマイクロシステムズ です。
ここで、重要な発見、「この製品は1年間の有効期限をもつ年間サービス型製品です。2年目以降は、継続
または、新規購入が必要です。継続料金税抜き¥1980」以上でした。
つまり、1年間で¥1980の製品です。まあ、バージョンアップ毎に買い換えることを考えれば同じことかと。
インストール
中身はこんな感じ
中身は、解説書1枚とCD1枚、それにシリアル番号の記載されているカードです。
登録はインターネットでできるようになっております。
それでは、インストールしましょう。PCはジャンクのNEC VersaPRO (P200)にしました。このPCにはCDDが無いので
LAN経由で実行。HDの容量は300MBも必要ということで、結構時間かかります。最後にシリアル入れて終了。
再起動させると、自動的にスタースイートが実行され、エクセルやワード文書がスタースイート専用アイコンの
星マークに変更させており、少々びっくり。統合型というだけあって、全てのファイルはこのソフトのみで操作します。
ワード文書
ワード文書を開くとこんな感じです。設定の方法次第でワードとほぼ同じような見栄えにも出来ますが
やはり、少々違う感じ。でも作業的にはあまり変わりません。
奥がワード、手前がスタースイートです。
エクセル文書
エクセル文書もほとんど同じような感覚で操作できました。勿論作業感覚は同じで抵抗は少ないです。
互換性
ハッキリ言って、もう少し高いのかと思っていました。結論的には全く同じには表示されません。特に罫線関係が
よく化けます。慣れればすぐに補正すれば良いのですが、忙しいオフィスワークでは、致命的と言えます。
1分で直せても、忙しいと直す気になれません。はっきり言って。
機敏性
ハッキリ言って、P200レベルのノートPCでは、使い物になりません。エクセルの表を表示させるだけで、
20秒もかかっているようでは、やはり実用的とは言えないと感じました。最新のPC使用が絶対条件かと
思います。
長所
オフィスとの互換性をあまり重視しないで、単独利用なら申し分ないソフトかと思います。リナックスでも
動くようですし。それなりの使い方はあると思います。マイクロソフトとの互換性もありますから。
短所
ハッキリ言って、忙しいオフィスでは互換性を前提にした使い方は無理でしょう。(当方が使用した環境では)
また、関係するファイルのアイコンが全て☆マークになってしまい、オフィスで立ち上げようとするとき不便極まりなし。
互換性って、むずかしいですね。少々手を入れても良い位の感覚なら使えるのですが、事務所内がすべてマイクロソフトオフィスを
使用している環境では、「互換性があるというレベル」では使い物になりませんでした。やはり、忙しいですから。 By Dyna
メールが来ました。(H16.06.10)
匿名希望さんです。
StarSuite7ですが、LinuxとWindowsとで
同じソフトを使用して、データのやりとりができるので
便利につかっています。
それほど、不便とは思えません、一太郎の文書も読めるし。
PDFへも変換できるし。
→なるほど、そう言う使い方もありますね。当方もLinux に興味でてきましたので、納得しました。 By Dyna
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